缶詰だけど、それが何か?

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DoaU198日目_Part2_タラのムニエル

2009-09-14 23:11:28 | レシピ
イチローはスゴい。
ホントに努力の人だよなあ、そう思う、インタビューを見て。
顔はだらだらにうれしそうなのに、素直にうれしいと言わない。
なぜにそうカッコつけたコメントを吐くのだ?
クールなイメージを壊したくない、その努力はスゴいと思う。

粉屋のことをmeunier(ムニエ)と言う、フランスで。
粉屋の女将がムニエール、日本で言うムニエルとなる。
要は、粉(小麦粉)を魚の切り身にふりかけて焼けばいいのだ。

ただ、この小麦がはがれては魚の旨味が逃げるので
焼くのはめんどくさい、ホントに。

昨日、買ってきたマダラ。
ホントに脂がのっていて、すげえぞ、マジで。
コレに塩をかなり多めにふって、しばらく放置、臭みをとる。

その間に、ジャガイモとニンジンの皮をむいて、
テキトーな大きさに切って、オリーブオイルで素揚げにする。

タラが汗をかくので、ペーパータオルで臭みごと塩も拭き取る。
タイムとナツメグ、白コショウをふって、小麦粉でコーティング。

ジャガイモとニンジンを取り出したフライパンにタラを投入、
皮目を下にして。
さあ、ここからイチロー並みの努力である。
オリーブオイルを上になった身側にかける。
ひたすらコレを続けなければならない、あ~めんどくせえ。

身側にあらかた火が入ったら、バジルとバターを追加して、
またもイチローになる、エラいなぁ、イチローは。
香りがしっかり入ったら、完成である。



小松菜の葉の部分は火をいれない。さっぱりさせたいから。
タラの食感はいい感じ。

ただ、努力なんてしなくても、オイルグラタンでもよかったんじゃね?
オーブンが肩代わりをしてくれるし、努力を。
生ニンニクもあったしねえ。

まあ、チーズがなくても十分にウマいタラだったから、
努力は無駄ではなかったけれど。

DoaU198日目_Part1_納豆パスタ

2009-09-14 17:09:08 | レシピ
9/14(月)

こんな農法がある。

納豆菌を散布する、もちろん屋外ではなく、工場である。
そうすると雑菌を納豆菌が喰い尽くしてくれるので、
農薬を使わずとも健康に植物が育つ訳である。
このナットウキナーゼ、ホントに強力。
病原性大腸菌O157でさえ喰い殺しちまうほど。

これほど強力なので、家の冷蔵庫にはなかなか入れられない。
嫁さんが好きではない、それにパンを作るために必要な酵母を育てているからである。
この酵母まで殺すのだ、納豆菌は。

しかし、昨日、キミサワであまりの安さに驚いたのが
ミツカンの「金のつぶ超やわらか納豆とろっ豆」である。
88円だもんねえ、買っちまった。
その結果、半透明のビニール袋に入れられ、さらにジップロック。

昼前にバゲットを焼いた嫁さんが愕然とする。
クープが開いていない!スランプだあ!
うまそうならサンドイッチを作るとか手段があったけれど、
晩ごはんがタラのムニエルなので、バゲットで十分でしょ?

オレは納豆パスタでいいけれど、
嫁さんは納豆が苦手だから同じものという訳にはいかない。

長ネギ、ベーコンを切り、ごま油でざざっと炒める。
小松菜の芯の部分、オクラ3本、レタスも細切りにして追加。
白コショウと鶏ガラスープの素を入れて調味。
卵を割りほぐしてからフライパンへ。
冷凍してあった黒米を解凍して、卵が焼き上がらないうちに。
あとは切るように炒めつづけ、最後にちょいと醤油をたらして完成。



黒米がそもそも餅米なので、さらにオクラのねばねばで
どうしてもべっちゃりした感じである。
食べてないから、わからんけれど。

さて自分用。
フライパンにオリーブオイルをひいて、ベーコンとアンチョビ。
ボウルに卵を割り入れて、しっかり撹拌する。
炒めたベーコンを加えて、フライドオニオン、パルメザンを。



リングイネを12分茹でて、ベーコンを炒めたフライパンへ。
オリーブオイルを絡めたら、ボウルに入れる。



このまま、さらにパルメザンと黒コショウをふりかければ
カルボナーラになる。

納豆だけをしっかり混ぜたら、しばらく放置。
こうすることで、納豆菌が活性化する。
ネギとタレを加えて、またしっかり撹拌して放置。

カルボナーラに納豆をかけ、刻み海苔、刻んだたくあんをさらに。



納豆に卵をかけて食べる、ということがヒントになっていて、
納豆カルボナーラと言う感じの食い物。
それに、納豆菌が凶暴だと言っても、しょせんは菌。
熱で死んでしまうので、加熱は禁物だしねえ。

ただ、ホントに納豆をカルボナーラにかけなければならないのか?
いらねえよ、そう言われても反論できない。
だって、別々に食べた方がたぶんウマい、コレ、ホント。