缶詰だけど、それが何か?

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DoaU214日目_Part2_鶏胸肉のアボカドソース詰め

2009-09-30 23:45:26 | レシピ
マヤ文明を生んだメキシコは
それから800年後にアステカ文明を生む。
南米のインカ帝国を含めて、中南米の文明はかなりおもしろい。
普通はかっこ良くするハズの彫像は愉快な顔をしているし、
マチュピチュやピラミッド神殿などの建造物も素敵だ。

彼らの文明を崩壊させたのはピサロやコルテスといったスペイン人、
ヨーロッパってホントにクソ野郎しかいないんじゃない?
当時、彼らがやっていたことは、今のイスラム原理主義者以下だ、
どうにもならんバカ、キリスト教布教の旗のもと、
中南米の文化を崩壊し尽くした、何様だ?

しかし、アステカ人が使っていた言葉は
今でもメキシコの国語として認められている。
睾丸を意味するアワカトルという言葉もその一つ。
これがクソ野郎の地、スペインでは弁護士を現す語になる。

アボカド

なんとも言いづらい言葉だけれど、アボドではなくアボド。
コレが2つ並んでたら、そりゃ確かにアワカトルだよなあ。

昨日、嫁さんがパン教室のサラダにアボカドを半分使った。
その残りを何とかせんとならんのだよなあ。

とりあえず、汚くなった部分を掃除、身の部分をくりぬく。
ざるに置いて、木しゃもじでぐりぐりと濾す。
濾したアボカドをボウルにこそぎ落として、辛子、黒コショウ、
さらにマヨネーズを加えて混ぜ合わせる。



フライパンにオリーブオイルをひいて、細切りにしたベーコン1枚を。
さらにみじん切りにしたタマネギ1/4個を投入。



粗熱がとれたら、アボカドのボウルに放り込んで撹拌する。
冷蔵庫でしっかり冷やしておく。

鶏胸肉を横から半分に包丁を入れる。
切れ目を入れた所に、アボカドソースを詰め込む。
上からナツメグとタイムをふる。

フライパンにオリーブオイルを引いて強火に。
皮が付いていない方を下にして鶏胸肉を焼く。
皮目の方にもナツメグとタイムをふる。

皮が付いていない方に焼き目が付いたら、ひっくり返す。



蓋をして、とろ火にして、じっくりと火を入れる。
あとは多少放っておいても何の問題もない。

後は皿に小松菜とプチトマトを置いて、鶏胸肉を。



ベーコンとマヨネーズが効いているので、
アボカドの青臭みがなくなっている。
鶏胸肉はいい感じでほろほろとなっているし、
嫁さんがばかばか喰っていく。おいおい。
テキーラがあれば最高だけど、そんなものはない。
てか、あっても死にたくないから飲まないけれど。

DoaU214日目_Part1_スープパスタ

2009-09-30 17:31:30 | レシピ
9/30(水)

テーブルマナーというものがある。
まあ面倒くさいもので、スープは音を立てるな、とか、
フォークとナイフは一番外側から使え、とか・・・。

日本人が箸を使いはじめたのは5世紀とも6世紀とも言われるけれど、
ヨーロッパ人がフォークとナイフを使いはじめたのは18世紀。
それまでは手づかみで肉をむさぼり喰ってたのだ、ヤツらは。

しかし、今では手で持っていいものはパンぐらい。
スプーンが普及するまでは、このパンをスプーン代わりにしていた訳で、
もともとパンという意味で使われていた言葉、それがスープである。

ヨーロッパはそもそもライ麦などでパンを焼いていて、
大量に焼いたパンを保存し、それを切り分けて喰っていた。
だから、もともと固いパンがさらに硬くなる。
野菜と保存食のベーコンなどを煮込んだ汁などをかけないと
固くてとてもじゃないけれど、食べられない。
煮汁をかけ、ふやかして具材と供に食べるスタイル。
もしくは、パン切れを汁に浸して具をすくって食べる。
もちろん手づかみですわ。

食べ方に関して、なんやかんやと言われたくないんですけど、こんなヤツらに。

ただ、パスタを食べる時、皿を持ち上げて口まで運び、
さらにずるずるすすりながら食べるのは、どうかと思う。
それに、スプーンを使うのもカッコ悪い、子供じゃないんだから。

ただ、このスープパスタなるものはどうなんでしょ?
パンですくって喰う訳にもいかないし・・・。

あまりの寒さに負けて、昼はパスタでは寒そう・・・
で、スープパスタなるジャパンにしかないような食べ物を作る。

タマネギ1/4個をてきとーに切って、オリーブオイルで炒める。



しんなりしてきたら、ベーコン1枚、椎茸2枚を切って投入。



サニーレタスを2枚、これまたテキトーに切って放り込む。
タイムと黒コショウをふって、青臭みを消す。
オリーブオイルがまわったら、水300ccを加えて沸騰させる。
灰汁をひいたら、固形ブイヨン1個を入れて弱火で煮込む。

パスタは何にするか・・・
カッペリーニをそのまま放り込んでもいいけれど、それじゃスープだ。



珍しく1.9mmとかなりぶっといスパゲッティを使ってみる。
茹で時間は12分となっている。

スープ鍋に戻り、煮汁が減ってきているので牛乳を追加。



クリームスープっぽい状態にもってくる。
スパゲッティを茹ではじめて9分。
かなり芯を残した状態で、こっちの鍋に放り込む。
弱火で5分ぐらいで、ちょうどアルデンテな感じになる。



コレにパルメザンをふりかければ出来上がり。

ブサイクだけれどもスプーンを左手にもつ。
スパゲッティがぶっといので、1本ずつがフォークの限界。
まあ、そこそこうまい。しかもタマネギ炒めの時に、
鷹の爪1/2本も入れたから、かなり汗が出る。
暖まるけれど、何だろね?この食い物。
納豆パスタみたいに別々に食べた方がよくね?
みっともないカッコもしなくて済むしさ。