缶詰だけど、それが何か?

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DoaU196日目_Part3_レタスラーメン

2009-09-12 18:46:07 | レシピ
13時近くなっていたので、手っ取り早く作れるものにする。
寒いし、あったかいものがいいよねえ。
ホントにこいつはいいヤツだ。



カトキチ「だしがきいている塩らーめん」である。

フライパンにサラダ油を少しひいて、細切りにしたスパムを焼く。
ナツメグと白コショウをふって、千切りにしたレタス3枚も投入。
丼1杯分の水を入れて、沸騰させる。
シラスにイワシ粉、フライドオニオンを加える。
添付のスープと鶏ガラスープの素少々、ジンジャーを加えて火を落とす。



麺はいつも通り、ほぐれれば茹で上がり。



さて、食べますか・・・
いつも通り、嫁さんがほてほて寄ってくる。
半分は確実に喰われる、そう覚悟する。
覚悟は錯誤ではなく、確固たる現実となる。

ホントに半分はあっという間になくなる。
ああ、オレの人生って・・・

DoaU196日目_Part2_パンケーキ

2009-09-12 18:12:17 | 食べ物
アメリカという国がキライな理由の一つに、
メートル法を導入しない頑固さがある。

長さはわかる。
1マイルは約1.6km、1ヤード90cm、1フィート30cm、1インチ2.5cm。
ただ、ポンド、オンスなど質量になるとさっぱりわからん。
なんとかならんのか、このアホな国。

嫁さんが職場でまたもおかしなモノをもらってきた。



アロハ・サンセット・フーズなるハワイの会社のパンケーキミックス。

輸入会社が入っていないので、日本語は皆無。全て英語である。

そうは言っても、パッケージの表面はまあ、アホでもわかる。
リンゴ、シナモン、マカデミアナッツの香りらしい。
で、6オンス。
ただ、170gとメートル法に換算してあるのでわかる。

しかし、裏は地獄である。



10cmのパンケーキが6枚焼けるらしい。
1/2カップの水を加え、ワイヤーホイップ(泡立て器)で混ぜろ。
だまがあるぐらいでOKで、混ぜすぎるな、とある。
簡単である。

で、次、POUR(注ぐ)に、375°に予熱しろ、とある。
参ったなあ、華氏だよ。摂氏に換算しなければならない。
℃=5/9(°F-32)
375°F=190℃と計算できる訳である。
しかし、だ。
フライパンの温度って、どうやって測るんだ?ったく。
アメリカ人のアホさよりも、換算したオレの方がバカ度は上だ。

袋を開ける。
うへっ、くっせえ。
100ccの水を入れてざっくり撹拌。
死ねる、臭過ぎだ。
しかも、かなり重い。
パンケーキらしい、滑らかさとは無縁のぼてぼてした生地。
いいのか?ホントに、コレで。

フライパンに温め、ペーパータオルでサラダ油を塗る。
ぼてっとした生地に火が入る。
強烈すぎて、鼻をつまむのも忘れる。

強烈な臭いと戦いながら、13cmのパンケーキが4枚焼ける。



うんざりするぐらいの甘さ。
しかも、オレ、シナモンが大嫌い。
死ねるぞ、マジで。

甘いものが嫌いじゃない嫁さんでも1枚半が限界。
どうすんのよ、昼ごはん。

DoaU196日目_Part1_大塚会

2009-09-12 12:00:06 | 大塚会
9/12(土)

「オイスターって、どっかの州だと思ってましたぁ、オーストラリアの」
「アメリカにいたときは肉ぅ~でしたから、肉ばっかりでしたもん」
「O157が流行ってたんですけど、牛肉食べてました」

Mぞうが、その才能を遺憾なく発揮させて9/11の大塚会は始まった。

大塚会と言っても、大塚はいない。

まあ、大塚がいなくても大塚会は成立する、
それは8/1、二子玉川の遊食屋で実証済み。

しかし、だ。
九州旅行から帰ってきていないOKが不参加なのだ。
キノボリカンガルーのいないズーラシアみたいなモンだ。
代わりにキノボリカンガルー以上の珍獣・Mぞうが出現、
恵比寿の駄菓子バーに。



19時前に店の前には着いていたけれど、タバコがないことに気付いて
コンビニを求めて、周囲をぐるぐる。
しかし、タバコを扱っているコンビニは皆無。
弱った・・・と思ったらタバコ屋、駄菓子バーのすぐ裏手にあった。
なんだよ、こんな近くにあったのかよ、4倍ぐらい歩いちまったよ。

店に入ると、SRとブラックSYは既にいて、Mぞうが着いたばかりの風情。

この店、チャージ500円で駄菓子が食べ放題。
おもしろい、確かにおもしろい。
チョコバット喰いたい、あたり前田のクラッカーを食べたい、
野望は遥かマッターホルン並みに高かった訳ですよ。

しかし、隣の女性2人組がわしわし喰ってる姿を見てげんなり。
そこまで喰わんでもいいだろうて、ホントに。

ただ、絶対喰うぞ!
そう宣言していた1品がハムカツ(250円)。
ステンレスのバットで出てきた。
ぺらんぺらんのハム、最初は衣の味しかしない。
噛みつづけてようやく、おっ!ハムカツ!
この感じがハムカツの神髄でしょ?

そして絶対喰う2品目はナポリタン(800円)。
楕円のステンレスプレートが泣ける。
ちょいと塩分多めだけれど、よしとしよう。
ただ全部は食べられなかったけどね。

缶詰も何品かある。
スモークドオイスターを頼む。缶詰を開けた状態で登場。
うまいねえ、とうなづきあっていたら、Mぞうが言う。

「コレ、なんですぅ?」
「いや、だからオイスター」
「オイスターってなんですぅ?」
「あれ、Mぞう、オイスターバーに行ったんじゃなかった?」
「え、オイスターってどっかの州じゃなかったんですかぁ?」
「どこのだよ」
「オーストラリアとか?」
「Mぞう、アメリカに留学してたんじゃなかったっけ?」
「アメリカのどこ?」
「サンフランシスコですぅ」
「だったらフィッシャーマンズワーフとか、シーフード喰えるじゃん」
「アメリカでは、太るの許して肉ぅ肉ぅでしたし」

まあ、とにかく肉なのだ、Mぞうは。
ブラックSYが屋台な感じでいいですよ、と言った焼きそば(630円)、
Mぞうは麺は喰わずに肉だけ食べる。

頼んだお好み焼き(700円)に肉がないとわかると、もう食べない。
しかし、Mぞう、コレ、肉じゃね?そう指摘すると、
豚肉だけをはがして食べるのだ、Mぞうは。
豚肉をはがされた残りをオレとSR、ブラックSYで食べてみる。
キャベツのシャキシャキ感が残っていて、ウマいじゃん。

ブラックSYが結婚したばかりのMぞうに聞く。
「料理してる?」
「ええ、まあ、ほぼしゃぶしゃぶですけど」
「えっ、あの水道水しゃぶしゃぶ?」
「いえ、浄水器をつけたので・・・」
ちげえよ、相変わらず出汁をとらずにやってるの?って意味だって。
「鍋に水いれて、沸騰したらレトルトカレーを入れてぇ」
これをMぞうは「ながら家事」と言う。
ホントに「ながら家事」をしてる主婦が聞いたら怒るぞ、絶対に。
「また沸騰したら、パックのお肉をそのままばーんと入れてぇ」
肉をバラバラにする習慣すらないのである。
「期待されてませんもん。ごはん炊くのと洗濯は好きなんですけど」
「ボタン、ぴ!だけじゃねえか」
「ああ、そうですねぇ、ぐふふふふ」
笑うときは、相変わらず、中村玉緒に変身する。

この店、けっこうやるな、と思うのがドリンク類の種類が多いこと。
マイヤーズラムもあって、ダブル(800円)で頼む。
開けてから、ちょいと時間が経った感じだけれど、
ちゃんとマイヤーズの香りはする。

かなり飲んで4人で19,000円弱。
まあいいんじゃないですか?たまには。

てか、この日の集まりは、Mぞうがオレにお礼を言いたい、
そういう趣旨で行われたもの。
しかし、お礼の言葉はなく(お礼を言われるスジもないけど)
ひたすら肉肉肉・・・。
次、飲むことがあれば、しゃぶしゃぶ食べ放題にするからさ、
それまでにO157とBSEの違いは覚えとけよ。