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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

久守光・圭子 ふたり展

2006-09-19 21:28:21 | 日記・雑文

友人でもあり画家でもある久守圭子さんが
個展を開くというので行ってきました~。

最近は忙しくてちょっとごぶさたしていますが、
もともと私は絵を見るのは好きな方。

学生時代、美術の時間に先生が説明している間、
先生の話を聞かないで副教材の美術史をめくっては
いろんな絵をじっと見ていたり(笑)、近代美術館にくる
「○○展」はよく足を運んだものでした。

久守さんは日本画を中心とした絵を描いています。
日本画といっても、手法が日本画、ということで絵の
題材は自然の風景や植物、子どもなどが多い。

ご夫婦ふたりで絵を描いているのですが、絵のタッチが
似ている。でも、ご主人はやっぱり男性的だし、奥さんの
絵は女性的。

そして、二人が深~いところでしっかり手を握り合っている
感じがして、まさに「ふたり展」だ~なんて思いました。
(うらやまし~(^^;))

絵を見ることって、単に目の前のキャンバスを見て
構図がいいとか、色の使い方がいいとかだけではなく、
絵からにじみ出る波動や作者の心を感じ取る行為だと
私は思うんですよね。
それが怒りだったり、悲しみだったり、喜びだったりする。

絵を見ることは自分が他者(作者)の心と一瞬、一体になって
共感すること(だから私はたいがい絵を集中して見たあとは、
ぐったり疲れる)。

久守さんの描く絵は、本当にあたたかさがある。
絵を見て、ちょっと目を閉じてみると全てを包含した、母性的な
優しさを感じます。
そのせいか、絵を見たあとも疲れません(笑)。

むしろ、静かなエネルギーが身体の中に流れてきて、とっても
優しい気持ちになりました。

そんな優しい絵を描けるのは、久守さんがご主人との愛を
深めながら誠実に生きてきたからだと思うんですよね。

今日はとても素敵な時間を過ごすことができてよかったです。

※久守さんの個展は大丸藤井セントラル隣のビル
(日産のショールームがあるビル)で開催されており
アクセスも便利なので、興味のある方は足を運んで
みてくださいね。


■久守光・圭子 ふたり展:
期間/2006年9月19日(火)~9月24日(日)10:30~19:00
(最終日17:00まで)

開催場所/さいとうgallery
札幌市中央区南1条西3丁目
ラ・ガレリア5F(大丸藤井セントラル隣り・会場へは
エレベーターを利用)

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■今日の小ネタコーナー 1■
今日は私的にはオフの日。久しぶりに絵を見て、
スタバでコーヒーを飲んだ後、買物をして帰宅。
天気のせいか、気持ちはせかせかすることなく、
どちらかというとぼ~っとして開放しているモード。
ふだんせっかちに過ごしていることが多いせいか、
いったんスイッチが切り替わってしまうと、徹底的に
ほうけないとバランスがとれない(笑)。今日は夕飯&
家人の夜食も簡素なものにして、半身浴をしたり
のんびり過ごしました。

■今日の小ネタコーナー その2■
台風13号が今夜~明日の朝にかけて北海道に
近づくとか。どちらかというと台風には無縁なことが
多かった北海道もここ数年は上陸していろんな
被害が出たりしていますね。最近は天気予報を見て、
台風が上陸しそうだった事前に買出しをして、
過ぎ去るまで家に引きこもってます~。



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コメント (2)
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