山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

役割を負うことについて (PTA)

2005-10-11 23:46:54 | 未分類過去
役割を負うこと

私は今までPTAや日本語ボランティアなど仕事以外の役割をいくつかになってきた。この二つには共通点がある。それは、無料奉仕でありながら、いくらかの責任を負わなければならないということである。公営住宅の役員も同じようなものである。

こういうものは、荷が重くならないようにみんなで分担していきましょうという話になり、一人一人にあまり重荷をかけないようにという気配りが確かにある。だから、「強制」はできないわけである。しかし、個人個人が負担を感じない程度に、自由に参加しようというのでは、結局は人手が足りなくて運営はしていけない。主になる人がまとめて重荷を背負ってしまう。だから、会長などはやはり少し強引にも全員に協力を求める必要が出てくるわけである。それは仕方がないことだ。

~PTA活動で~

以前、人間関係が壊れてしまった苦い経験がある。
私は上の子が高校3年のときにも、PTAで広報委員を引き受けている。そのときは午前中の仕事の日が多かったので、午後は比較的出られる可能性は高かった。しかし、その年の委員長は、委員たちに強行に日程を指定し出席を求めるということをしなかった。その結果、気持ちのある人だけが出るというような形になってしまったようだ。

私も2学期までは出ていたのだが、年末の忘年会のときに、3学期も集まって新聞を作ると聞いていたものの、その後何の連絡もないままであり、こちらからも日程の問い合わせもしないままで、いつしか卒業を迎えてしまった。あるとき、同じ委員の人に会ったときにどうなったのか聞いてみると、その人も知らないということだった。

その後、何ヶ月もしてから委員長から高校の新聞のことで連絡網が回ってきた。子供はすでに卒業しているので、私にはあまり関係がないことのように思えてしまった。そして私は連絡網もすでにどこかにやってしまっていたので、次の人の電話番号を聞いたが、次の人以降も皆電話番号がわからない可能性が高いのではないかと思った。それを言いかけたら、「もういいです」と言って話している途中でバチンと電話を切られてしまった。

その後、スーパーでその人にあったので、「以前は協力できなくてすみません」とあやまって、様々なことを詫びようと話しかけていくと、その人は買い物の足を止めずに移動していった。最初は避けられているとは思わなかったので、一緒に歩きながら話しの続きをしようとしたが、どんどん速度を速めて遠くに行ってしまい、必死に追いかけても追いかけても、離れて行ってしまうのだった。そこでかなり嫌われているということが分かり、話しをするのをあきらめた。

おそらく、3学期はほとんどの人が参加しなかったのではなかろうか。私たちが協力をしなかったために、その人はきっと辛い思いをしたのだろう。本当はもっとみんなで委員長を中心に助けていくという気持ちが必要だったようだが、私たちにはそこまでの自覚がなかった。それで、PTA活動に対する関心の温度差もかなりあったように思う。
もう、私とはいっさいかかわりたくないようだ。以前は親しくしていた人だけに、どうにも残念で後味が悪い。

今のPTA執行部の人は、強硬に出席を要求してくるなあと思うが、かえってそのほうがいいのかとも思う。やはりきつく言われればどうにか協力しようと心がけるわけで、やいやい言われれば関心も持たないわけにはいかない。結果的に運営がしっかりできて、うらみも残らないはずだ。今年の委員長は人を統率するのに慣れている人のようだから、こちらもついて行きやすいといえる。

私は平日には集まれないことが多いので、今回は自宅でできる作業を引き受けることになった。

コメント

女性国会議員

2005-10-11 01:26:13 | 未分類過去
今回の選挙では私と同年代の女性が多く出ていた。片山さつき(46)、佐藤ゆかり(44)、野田聖子(45)、辻元清美(45)、高市早苗(44)
まあ、よくもこんなに40代の女がそろったものである。そして、この人たちすごいな~と思うしかない。
その性格や生き方、主張などに賛否両論あるものの、やっぱりこれだけ活躍しているのは偉いとしかいいようがない。私は尊敬する。

ところで、今話題になっているのは野田聖子である。私は郵政民営化賛成だったので、選挙中は野田聖子は嫌いだった。私は岐阜の彼女の選挙区ではないから彼女のくわしい主張を調べてもいないので、未だに反対理由の詳細は知らないが、若いのに古い自民党のアタマをしているのではないかと思っていたからだ。
しかし、彼女を見ているうちに、彼女が腹をくくって自分の主張を変えない姿は、政治家としては立派だと思えてきた。彼女は意思が強く度胸がすわっており、政治家肌であり、政治家の器を感じた。
そして、彼女は自分を自民党員であると言い、小泉さんを自分の頭とする意思をはっきり示し続けている。彼女は郵政民営化法案に反対しているだけであって、その他の小泉内閣の今までの政策については、私の知るところ反対や批判などはなにもしていない。その点が、すべてについて小泉内閣を否定する亀井氏などとは以って非なる部分である。

選挙の結果が郵政民営化賛成多数となり、自民党全員が賛成する中では、野田聖子が自ら自民党を名乗ったとしても、一人郵政民営化反対でいながら、自民党の中に入れるわけがないだろう。私は野田聖子自身の決定を聞く前までは、彼女は反対で選挙に出たのだから、反対票を投じなければ、選挙民を裏ぎることになるから、当然反対票を入れる。そして、当分の間は無所属でいるが、いずれは自民党に戻るというのが筋だろうと思っていた。

ところが、先日の本人の決定では賛成票に投じるとのこと。その決定は意外であった。しかし、確かに今さら反対票を投じたところで、結果が変わるわけではなく、民営化法案は通るにきまっているのだから、選挙前と後では状況が違っている。有権者もそういうことなら賛成票を入れても納得する人が多いかもしれない。彼女の決定はそれはそれで筋は通っているなと思えた。

それでも、自民党に入れるかどうかは問題だろう。あれだけ、選挙を混乱させたわけだから。しかし、結果として、岐阜は小泉さんを支持する政治家が2人も出たということになる。

どっちにしても、野田聖子は自分の全力をかけて頑張っているじゃないかと思う。
辻元清美なども、あまり好きなタイプではないが、一度失敗した者がまた復活できる姿の一例として、自分にとっても励みになる。片山さつきは自信満々で恐ろしいし、佐藤ゆかりはきれいで外国語べらべらで世界から認められている才女だ。ついでに男性では民主党の前原党首は43歳だ。
みんな、それぞれ自分なりのものに打ち込んでここまで積み上げてきたんだろう。
40代は第一線で活躍する年代だ。

このような人たちを見ていて、道端の石ころみたいな私でも、それなりに頑張らなくちゃいけないと思う。
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