山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

個人の性能

2005-10-14 23:23:27 | 未分類過去
機械には性能のよしあしがあるが、人間もそうだなと思う。
私は性能が悪くて、稼働率が悪い。つまりは、1日を有効に活動することができない。
活動の密度が薄い。毎日何時間も無意味な時間をすごさなければいられない人間である。

優秀な人を見ていると、時間を有効につかっていて、さまざまなことをこなしている。
仕事もすれば、家事もし、趣味もする。それが、私にはどうしてもできない。

無理をすると病気になってしまうというほど、体は弱くはない。
ところが、ちょっと頑張ると疲れてどっと寝てしまったりする。

木曜日もそうで、仕事から帰り、夕飯を食べたら、そのまま片付けもせず、風呂にも入らず、布団を引っ張り出してそのまま寝てしまった。夜中に目を覚ますと、知らないうちに夫と子どもは電気も消して寝ている。しかし、夕飯の食器はテーブルの上に食べたまま置かれている。風呂は沸いているから、夫と子どもは風呂を沸かして入って寝たらしい。
夜中に目が覚めてしまったので、3時ころ起きてブログを書き始めた。

最近は、いつもは夕飯を食べて見たいテレビ番組など見終わり、10時か11時にブログを書き始める。そして、0時になるまえに投稿しようと思っている。ついでに調子付いてもう一個書くとそれは翌日分になる。翌日の夜に書くのが間に合わなくても、前日の日付けが変わってから投稿したものがあるから安心である。

木曜日はそのおかげで、夜は寝過ごしたものの、前夜に書いたものが木曜分となった。そして、夜中(今日の早朝)に書いたものは、金曜の分になった。

何で、木曜に仕事から帰って長時間寝過ごしたかと言うと、結局のところ毎晩ブログを書いて夜更かしをしているからであり、こんなことをしているようでは、日本語教師をして徹夜していたのと不健康さに大差はないことになる。そして、今日は深夜に目を覚ましていたことと、会社が休みだったために、また昼間昼寝をして、一日何もしないまま終わってしまった。いったい何をしているのだろうか。

勉強しなければならないことがあるが、ぜんぜんしていない。
ひとつは、放送大学である。私は短大しかでていないから、4年制の卒業証書がほしくて、放送大学を受講しているが、怠け者のため全然単位がとれないのである。

もうひとつは、会社の仕事に関連する勉強で、こっちは最近仕事帰りに図書館によって、一時間ほど本や雑誌を読むことにしている。
今週読んだのは、日経の「ものづくり」という雑誌で、福知山線の事故のときの速度や電車の位置などが精密な図やグラフにされて説明されていて興味深かった。
また、日本の製品をコピーした中国の電化製品と本来の日本の製品との違い、手を抜いている部分(安い簡略化した部品の代用・電気ノイズ対策の切捨て、後工程の作業性を考えていない等)、日本製品にあって中国製品には省かれている部品や機能についてなどの記事も興味深かった。

今までも例えば「センサの仕組みとはたらき」など、自分にとって苦手ではあるが文章の校正をするために少しは勉強しようと思って図書館から本を借りたことがある。しかし、家で読み終わったためしがない。だから、無理やり図書館に行って読むということにすれば、勉強をする習慣ができる。これは、なかなかいい方法だ。
しかも、図書館によるために、その前に食べ物を買えなくなったため、食材の無駄買いがなくなったのはよかった。

しかし、このこともかなり疲れる原因にはなっている。1時間よけいに働いているのと大差がない。

それで、まともにしていないのが、家事であり、会社に行く前に洗濯をして、干すはずのものが、干さないままのことも多い。料理の手も抜いている。また、そのほかに生活が潤うようなことは何もしていない。

例えば、主婦はよく手芸などして家の中を飾ったりするのが好きだが、そういうこともまるでしていない。心に余裕がないうえにそういうことに時間を割く意識がないからである。

性能の良い人間なら、仕事をして家事をして趣味をして勉強もしている。それが全然こなせないから、つくづく性能が悪いなあと自分のことを思う。

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開かずの踏み切り

2005-10-14 05:47:57 | 未分類過去
「開かずの踏み切り」でまた事故がおきたという。
「開かずの踏み切り」と言えば、そのせいでうちの高校生も遅刻をしたことがある。

昨年、高校に入ってしばらくしてからのことだ。うちの子は自転車で通っているのだが、その日まで踏切が開かなくて困ったことなどはなく、いつも普通にわたっていたという。せいぜい上下3~4本の数分間を待てば渡れた。
ところが、ある雨の月曜日は、遮断機がおりたまま20分以上も開かなかった。それで、遅刻をしてしまった。

その日、子供は学校から1枚のB5の用紙を持ってきた。そこには、遅刻をしてしまったことの反省文を書くようになっており、保護者の記入欄まであるのだった。

私は、子供に落ち度はなく、この仕打ちは不当だと思ったが、子供の話では、遮断機が下りたまま渡れなかったと言うのは理由にならないと言われたそうである。なぜならば、同じ路線の踏切をバスに乗って渡って通学している生徒が、その日、なんの問題もなく来ていたからであり、遮断機がおりたままだったということを信じてもらえなかったそうだ。

バス通りは駅のすぐ脇を通っているのだが、うちの子が自転車で渡る踏み切りは、駅と駅のちょうど中間地点にある。たぶん、電車の運行上、上りと下りの電車が行き交うタイミングなどの関係で、駅のそばよりも遮断機が下りている時間が長くなっていたのではなかろうか。

納得できなかったので、長時間遮断機が下りていたという証明書をもらおうと駅に行った。
しかし、遅延証明書はあるものの、遮断機が下りていたという証明はないそうである。車道の踏切が閉まり続けて渋滞している場合、駅のほうに連絡が来て、記録が残っているそうだが、それはなかったと言う。うちの子どもが渡っているところはもっと細い道路で、ほとんど車は通らないから、そういう記録はなかった。どの遮断機が何分間しまっていたかというのは、わからないそうだ。

わかったことは、雨が降ったために朝の1時間くらいダイヤが乱れていたことだった。雨が降ると、ホームの屋根のない部分で乗り降りするときに、傘をさしたり閉じたりしてどうしてもいつもより時間がかかってしまうのだそうだ。また、月曜日ということで、休み明けで人の動きが鈍いとか人数も多いとか言っていた。各電車の遅延時間は3分くらいにすぎなかったが、運行状況がいつもと違っていたため、遮断機が下りる時間もいつもとは違った。ということだ。
で、しかたなく、駅員さんに子供が踏み切りを渡ろうとしていた8時13分から35分ころの時間帯はすべての電車が遅延し、ダイヤが乱れていたと、遅延証明書のようなものに付け加えて書いてもらった。
だが、その証明書では電車で通学しているものが3分程度遅刻したときだけ有効になるそうで、電車通学でないものが、15分も遅刻した理由にはならないそうである。

学校に提出する反省文には、いつもどおりに家を出たことと、電車の運行状況に影響して長時間踏み切りが閉まっていた状況を書き、反省には、雨の日は早めに家をでるよう心がけさせると書いた。

その後、高校の保護者会のときに、不可抗力の遅刻について懲罰のようなことをされるのは困ると言うと、たまたまその週が生活指導の週間で、普段寝坊して遅刻する生徒が多いために定期的にやっていることで、遅刻したものには一律その用紙を渡すのであり、大した意味はないとのことだった。

最近の高校生は遅刻の常習犯も多いようであるから、そういう親子には自覚を促すために、そのような指導が必要なのだろう。だが、うちの子は無遅刻無欠席だけが取り得のような子なので、そんなことがあってかなりショックだった。
しかし、遮断機をすり抜けて事故にでもあうようなことになったらとりかえしがつかない。子供の話では、その日同じ高校の生徒たちが、遮断機をくぐっていったが、自分はこわいから渡らなかったそうである。

その後は、駅に近い方の別の踏み切りを通るようにしており、そっちは閉まりっきりになることはなく、雨の月曜日でも普通に出て行って間に合っている。

しかし、どっちにしても開かずの踏み切りの存在は困る。
今回の事故では、お年寄りが犠牲者になっており、その踏切を渡らないで反対側の商店街に行くには10分以上かけて周り道をしなければならないそうだ。若者ならば、30分も待つなら回り道をしたほうがいいと思うだろうが、お年寄は歩くのも大変だ。
一日も早く対策を実行してもらいたい。

それにしても、最近は急ぎすぎることが原因で起きるいやな事故が多い。
急ぐことが命取りになることを、肝に銘じなければいけない。


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