山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

卒業優先について

2005-10-17 23:29:19 | 放送大学
放送大学に入るときの最初の目的は、日本語教師として大卒の学歴がほしかったというのが第一である。
まだ、私が最初に就職した5年前くらいは、大卒でなくても採用する日本語学校がいくらかあったが、最近は4大卒を条件としている学校がほとんどで、日本語教師が大学院に行く状況もかなり増えている。

もう、日本語教師は辞めたし、日本語学校に就職する気もないから、その意味では必要がなくなったわけであるが、今だ籍を置いている地域の日本語教室のボランティアの世界でも、大卒が常識という風潮は強い。大卒になれば、学歴コンプレックスからくる変なトラウマをひとつ消せるかもしれない。

また、今パートタイムで勤めている会社も、社員は大卒しか取らないし、パートタイマーでも私が知る限り皆大卒である。

卒業証書にこだわるのもどうかと思うが、勉強した実績=学歴であると言える。

今、私は早く別の分野の勉強をしたいと思っている。過ぎ去った分野の勉強をしても仕方がないといえば仕方がない。でも、ここで辞めるのではなく、やりかけたことだから片付けてしまいたい。そして、次の勉強に本格的に移りたい。

以前、日本語学校の同僚で、放送大学を卒業した人がいた。その人は8年かかったそうだ。
「最後のほうになると、すごい単位のとり方をするようになる」と言っていたが、今になってどういうことかわかるような気がする。「すごい取り方」とは、何でもいいから卒業のための科目をとるということかと思う。興味がある科目が都合のいい日程にまわってくるのを待っていることができないわけだ。

私などは、今回の科目の選び方は、単位認定試験が1時限と8時限にあったら、1時限の科目がどんなに好きな科目であろうと、それは捨てて、嫌いな5時限の科目と8時限の科目を履修するというようなこともしている。朝早く試験に行くのは大変で、夜まで会場にいなければならないと思うと、朝でかける気力が失せてしまうおそれがある。前日に勉強できない可能性も高いために、当日になって試験の直前の数時間でも勉強できる日程が望ましい。

まあ、好きでない科目とはいえ、もともとは好きだった分野であるから、どれも全然興味がないというわけではないから、そういう選択の仕方をする気になるのだろう。

将来、田舎に帰って、日本語教育に携ることもあるかもしれないし、博物館のようなところで、働くこともあるかもしれないと思う。そんな場合、履歴書を出すときに、やはり大卒が必要になるかもしれない。

6年間でできなければ、もう一回再入学でき、既習単位も加算できるが、期限を延ばせばまたのんびりしてしまうかもしれない。
とにかく、すごいとり方でいいからやってみようと思う。


コメント (8)

放送大学の受講状況

2005-10-17 00:48:24 | 放送大学
今期、面接授業で平日の会社のない曜日に、法律に関する一般科目をひとつ取った。
これは、卒業必要単位には関係ない科目である。なぜ、そのようなものを取るかと言うと、この授業を受けるために、無理やり学習センターに行かなければならない状況をつくり、そのついでに視聴覚センターに行って、他の科目を勉強をしてくるようにするためだ。

学習センターまでは1時間くらい電車に乗るので、電車の中でラジオ放送の科目の教科書を読む。ラジオ放送は、ほとんど教科書を読んでいるだけのような内容であり、あまりテープを聴く必要もない。だから片道を1課を読むのに当てれば、その科目はそれで勉強できる。往復で二つ読める。
センターで視聴したいのはテレビ放送のビデオである。映像があると非常にわかりやすい。本を読んでいるだけではなかなかアタマに入らず、挫折して単位を落としたものも少なくない。

今までは、センターに週に一度でも通おうと思っていたのだが、家事などしているとつい昼頃になってしまい、遅く出かけたのでは、ひとつくらいしかビデオが見られないなどと思って、結局は行かずじまいになる日が多かった。
家で視聴するには、自分の都合と放送時間が合わない。録画や録音も方法がよくわからず面倒くさい。40歳のとき、45歳までには卒業するという計画を立てたのに、全然計画通りに単位をとっていないから、残りの1年半でたくさんの単位を取らなければならなくなってしまった。もう、今度こそ本気で取り組まなければならないから、センターに通うことに力を入れたい。

面接授業で、取りたい内容のものはたくさんあるし、放送授業だけでは分かりにくいものも、面接授業を平行してとれば理解が深まるものもありそうだ。しかし、私の場合編入であるため、面接授業でとるべき単位数は短大の単位で全部賄えるようになっている。そして語学も一般科目も、もう取る必要はない。とにかく、自分が専攻している専門科目の放送授業の単位だけが必要な状況だ。
それでも、学校が好きだし、知り合いもできるかもしれないし、面接授業を受けてみたいと思うのだが、やはり日程が合わないわけで、結局は科目を選ぶ余地はなく、時間の都合に合わせて授業を取ることになってしまった。

若いときに4年制の大学に行けなかった、その2年間の不足分を補充するために、すごい期間をかけてしまい、それも空回りしている。それでも、放送大学があることは、とてもありがたい。今大学2年の子どもと一緒に卒業できればいいなあと思っている。

コメント