山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

普通のことを普通にこなす

2009-08-21 20:53:54 | 日記
一時は、アクセスが300を超えていたのですが、このごろは200を超えるくらいになってしまいました。
私自身、暮らしていて何のへんてつもなく、面白くないもんなあと思うので、日記も当然のことながら、面白くもないものになりますね。
やっぱり、教習中はドキドキワクワクだったなと思うんですよね。

しかし、そんな非日常ばかりを追い求めるわけにもいかないので、おとなしく普通の毎日を暮らすことになるでしょう。

でも、普通のことを普通にこなしていることが、本当は価値があることなんだなとも思います。

今日は、会社を退職した方がいたんですが、会社を辞めるっていうのは結構エネルギーが要るんじゃないかなと思いました。本当にいやでたまらないんだったら、さっさと辞めていくんでしょうけど、「他の会社に行ったらもう少しいいんじゃないか」程度の憶測で退職する場合、退職の手続きや、会社の上司や同僚とのやりとりなど考えると、なんか、結構めんどうくさいし、心の負担になりそうですね。結婚より離婚のほうがエネルギーがいるっていいますが、そんな感じかな。

「私は辞めます」なんて言えない気分だし、辞める当日みんなの前で挨拶なんかするのもイヤだし、パート仲間から花束なんかもらうのもイヤだな~と思うのでした。
そういう手続きやセレモニーをしたくないから、辞められないってのも変ですけど、それと同時にやっぱり慣れ親しんだ職場の人々と無縁な世界に行ってしまうというのは、ちょっと寂しいですね。そんなに親しくしているわけではないけど、この会社、希薄な人間関係ながら、本当にどろどろしたものがないし、いやみな人はいないということはとてもいい環境だと思います。

その中で、私より少しだけ年上の男性で、本当にいやみのない人だなと思える人がいるんです。なんでこの人はそんなに心根がいいのだろうかと思うんですよね。根本的に品がいいんですね。自己中心的じゃないし、人に対してやさしいので、話し方や物腰に好感が持てるんです。
そういう人がいいなあって思うんですが、自分自身は、すごくわがままで、自己主張や不満ばかり言ってしまうので、自分のことすごくいやだな~と思ってしまうのでした。
それで、その人と同じ職場にい続けるっていうのは、悪くないなと思ったりします。
精神衛生上いいですよね。
その人、出世欲や野心は全然ないみたいですが、結局のところ、重要な仕事をきちんとこなしているってことがわかってきました。自分に能力があるってことをぜんぜん見せ付けないんですね。でも、誰が見ても能力があるんですよね。そして、自分の手柄よりも若者に仕事を説明したりして、後輩を育てることにも心血を注いでいるようです。

私が感動させられるのは、結局そういう人なんだと思います。器が大きいんですね。
だから自分もそんな人になりたいと思うし、そういう人になるためには、与えられた仕事を毎日着実にこなしていくってことが大切なことなんだと思います。
なかなかむずかしいですよね。自分に能力がないのに、もっと違う仕事がしたいとか、この仕事はやりたくないなんていう気持ちがついつい前面に出てしまいます。我執を捨てないとね。本当に恥ずかしいなあ。

なんだか、何を書いているのかわからなくなってきましたが、とにかく、変化だけを求めず、同じことの繰り返しにも意義を認めて暮らしていこうと思うのでした。






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リップサービス

2009-08-21 01:15:58 | 運転・車・道路の事
昨日、車の試乗をしたときに、免許取り立てなのでよろしくお願いしますということで、ディーラーの営業マンさんに乗っていただきました。
試乗が終わったあと、私と娘の運転について「お2人とも、運転は全く心配ありません。大丈夫ですよ」ということでした。そして、「試乗のときひどい運転の人が、ほかにいっぱいいます」とのことでした。
その話を聞き、私は嬉しくなり、帰宅してからも「私たちの運転は大丈夫だって。もっとひどい人がいるそうだよ」と得意になっていたのですが、
娘曰く、「そんなのそういうに決まっているでしょ」とのことでした。
確かに、そりゃあ、下手だからって「下手だからあなた方は危ない、車の運転はしないほうがいい」などと言ったら、車が売れなくなっちゃうから、そんなこと言うわけはありません。でも、「比べ物にならないくらいひどい運転の人がいる」というのはきっと本当なのかもしれない、あるいはたった一人でも、私より下手な人がいたことは確かなんだろうと思うのでした。

こういうのを、リップサービスっていうのかな。

そう言えば、あの怖かった自動車学校の教官ですが、そんな人も教習の最後には冷静な雰囲気になって、「がんばってくださいね」と言って教習原簿に判子を押して渡してくれるのが常でした。教習の途中でぼろくそいらだっていたようですが、意外に、最後にまとめてお説教を繰り返すっていうことはしないのですね。後味の悪さを残さないで気持ちよく終了するようにというマニュアルでもあるのかな。
そのおかげで、挫折することなく続けられたのかもしれません。
そういうのも、単なる表面上の決め事で、所詮、口先だけのリップサービスだったのかもしれませんが、でも、人ってそういうことに救われていることも多いのではないでしょうか。

リップサービスで、救われたり励まされたりすることって、結構あるのかもしれませんね。


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