日曜日に行った八王子の村内美術館について、書きたいと思います。
村内美術館は、村内ファニチャーアクセスの会長のコレクションを展示・公開しているものだそうで、村内ファニチャーアクセス八王子店の3階にあります。
作品は、ミレー、コロー、クールベとバルビゾン派、印象派、エコール・ド・パリ、現代のものが140点ほど展示されています。
その中で、気に入った絵の絵葉書を買ってきました。
この美しき女性の絵。
「女って美しいな~」としばし見とれてしまいます。
左 ウィリアム・アドルフ・ブグロー「モトロン侯爵夫人の肖像」
この絵で、びっくりしたのは、洋服です。生地の光沢や質感がまるで本物でした。
実際、このブルーのリボンに釘づけになってしまいましたが、侯爵夫人ってきれいな服を着ていたんだな~。
右 同「レディ マクスウェル」
絵の位置は通路を挟んで、ちょうど左右、この配置で並んでいました。
まず、左の絵に見とれたあと、右に移って、さらに釘づけ。
なんてきれいなんでしょうか。
透き通るような肌です。そしてこの女性の白い右手。血管まで実物のように描かれていました。写真でもここまできれいには写らないでしょう。本当に目を見張る美しさです。
しかし、絵ハガキを買ってこなかったのですが、印象に残った女性の絵が他にありました。
それは、ミレーが描いたミレーの2番目の奥さんの肖像画です。決して美人ではなく、とても地味な感じの女性でした。服装も黒っぽくてきれいとはいえません。
ミレーは最初の奥さんを亡くし、この女性と再婚したそうですが、その女性はもともとミレーの家の女中さんだったそうで、周囲の反対にあったそうです。でも、この2番目の奥さんは、7人の子どもをしっかり育てたのだそうです。立派だな~。
女は美しいのがいいけど、美しいだけが価値じゃない。
今度行った時は、ミレーの奥さんの肖像の絵ハガキを買ってこようと思います。
上の2枚はクールベの絵です。樹の絵は「フランジェの樫の木」
樹の肖像画といったところでしょうか。木は立派ですね。
このあいだ行った世田谷の砧公園の樹木を思い出しました。
そして、波の絵。題名「波」
クールベの波の絵は有名。たしか国立近代美術館にもありました。
クールベは、海のない地方で生まれたそうですが、海が好きだったらしく、波のそばに行って長い時間かけて波を描いたそうです。波の感じがすごいですね。
そういえば、女の人がボートに乗っている現代風の大きな絵があり、それもクールベが描いたなんてちょっと信じられないようなものでしたが、一般の女性の姿を描くというのは当時としては斬新的だったそうです。あんまり好きじゃなかったので、絵ハガキは買ってこなかったけど、あれも印象が強かったな。
右下 コローの「小さな水門のある風景」
ああ、やっぱりコローの緑だ・・・・と、しばし絵の前でたたずみました。
コローの絵は、不思議にこころを落ちつかせます。なんだか涙がでそうです。
あとになって、もう一度この絵のところに戻ってきてしまいました。
左下 アンドレ・ブラジリエ「タルドノアの騎士」
会場の出口付近は、新しい時代の絵(20世紀)で、この人の描いた馬の絵がいくつかありました。その中で一番気に入ったのがこの絵。
自分で馬場をもっていたので、馬の絵が描けたそうです。馬が好きだったんですね。
その他にもいろいろあったけど、とりあえずこのへんで。
暖炉のところにルノワールの絵があって、絵は子どもと林檎が描かれていましたが、そこに本物の林檎が飾ってあり、また、暖炉の前に、座り心地のよい立派なソファーがあって、まるで、美術館ではないようでした。
そんなところも、他の美術館とは一味違う素敵な美術館でした。
ちょっとした、オアシスです。
村内美術館は、村内ファニチャーアクセスの会長のコレクションを展示・公開しているものだそうで、村内ファニチャーアクセス八王子店の3階にあります。
作品は、ミレー、コロー、クールベとバルビゾン派、印象派、エコール・ド・パリ、現代のものが140点ほど展示されています。
その中で、気に入った絵の絵葉書を買ってきました。
この美しき女性の絵。
「女って美しいな~」としばし見とれてしまいます。
左 ウィリアム・アドルフ・ブグロー「モトロン侯爵夫人の肖像」
この絵で、びっくりしたのは、洋服です。生地の光沢や質感がまるで本物でした。
実際、このブルーのリボンに釘づけになってしまいましたが、侯爵夫人ってきれいな服を着ていたんだな~。
右 同「レディ マクスウェル」
絵の位置は通路を挟んで、ちょうど左右、この配置で並んでいました。
まず、左の絵に見とれたあと、右に移って、さらに釘づけ。
なんてきれいなんでしょうか。
透き通るような肌です。そしてこの女性の白い右手。血管まで実物のように描かれていました。写真でもここまできれいには写らないでしょう。本当に目を見張る美しさです。
しかし、絵ハガキを買ってこなかったのですが、印象に残った女性の絵が他にありました。
それは、ミレーが描いたミレーの2番目の奥さんの肖像画です。決して美人ではなく、とても地味な感じの女性でした。服装も黒っぽくてきれいとはいえません。
ミレーは最初の奥さんを亡くし、この女性と再婚したそうですが、その女性はもともとミレーの家の女中さんだったそうで、周囲の反対にあったそうです。でも、この2番目の奥さんは、7人の子どもをしっかり育てたのだそうです。立派だな~。
女は美しいのがいいけど、美しいだけが価値じゃない。
今度行った時は、ミレーの奥さんの肖像の絵ハガキを買ってこようと思います。
上の2枚はクールベの絵です。樹の絵は「フランジェの樫の木」
樹の肖像画といったところでしょうか。木は立派ですね。
このあいだ行った世田谷の砧公園の樹木を思い出しました。
そして、波の絵。題名「波」
クールベの波の絵は有名。たしか国立近代美術館にもありました。
クールベは、海のない地方で生まれたそうですが、海が好きだったらしく、波のそばに行って長い時間かけて波を描いたそうです。波の感じがすごいですね。
そういえば、女の人がボートに乗っている現代風の大きな絵があり、それもクールベが描いたなんてちょっと信じられないようなものでしたが、一般の女性の姿を描くというのは当時としては斬新的だったそうです。あんまり好きじゃなかったので、絵ハガキは買ってこなかったけど、あれも印象が強かったな。
右下 コローの「小さな水門のある風景」
ああ、やっぱりコローの緑だ・・・・と、しばし絵の前でたたずみました。
コローの絵は、不思議にこころを落ちつかせます。なんだか涙がでそうです。
あとになって、もう一度この絵のところに戻ってきてしまいました。
左下 アンドレ・ブラジリエ「タルドノアの騎士」
会場の出口付近は、新しい時代の絵(20世紀)で、この人の描いた馬の絵がいくつかありました。その中で一番気に入ったのがこの絵。
自分で馬場をもっていたので、馬の絵が描けたそうです。馬が好きだったんですね。
その他にもいろいろあったけど、とりあえずこのへんで。
暖炉のところにルノワールの絵があって、絵は子どもと林檎が描かれていましたが、そこに本物の林檎が飾ってあり、また、暖炉の前に、座り心地のよい立派なソファーがあって、まるで、美術館ではないようでした。
そんなところも、他の美術館とは一味違う素敵な美術館でした。
ちょっとした、オアシスです。