山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

女性の労働状況

2014-09-04 19:39:26 | 日記
新しい内閣で女性の大臣が5名起用された。これからは女性が活躍する世の中になってもらいたいという安倍総理をはじめとする政府の姿勢を反映している。
女性大臣の中には、まだ小学生以下の子供もいる人などがいて、それで出来るんでしょうか?と心配になる人も世間にはいるようだ。
しかし、ここで思うに、大臣というのは「労働者」ではないのである。つまり、子供がいても出来るような仕事なんだろう、と私は思ったのだ。
毎日出勤しなくてもいいし、朝から晩まで作業をするとかいうのとはわけが違うのだ。労働者ではなく「頭脳」なんでしょ。あるいは「看板」?肝心なことは官僚がしっかりやるに違いない。

俗世間のパートタイマーなんかは、小学生の子供がいるというだけで、雇ってくれません。子供が熱をだしたりしたら休むからです。人件費をぎりぎりにしているので、人手がいつも足りないのです。1人あたりの時間内の仕事量を最大限にしていて、馬車馬状態でないと終わらないように設定してありますから、そこで1人でも休んだらダメなんです。

しかし、重役級の正社員になると、子どもの保護者会だなんだでどんどん休んだり早退したり遅刻したり、自由自在だったりします。上には上にいくほどどうにもでもなるんでしょう。
今働いてる職場でも、お盆なんかに休んでるのは男性社員でも役職者です。下っ端とパートのおばさんだけが、長期休暇を取らないで、労働しているわけです。

ま、それはいいとしても、私はこの10年間、特にこの7年間くらい、本当はもっと働きたいなあと思い続けて生きてきました。仕事は4時に終わってしまいます。まだ余力があるんです。もっとバリバリ働きたいんですよ。
しかし、仕事量がそんなにないので要らないのだそうです。だからと言って、夕方だけ働ける場所もないし、他の仕事をかけもちするのは、基本的には禁止されているそうです。世の中で、もっと活用してもらえたらなあ、と思います。

子供が中高生くらいになると、子どもの学校の用事は、進路相談のときくらいで、あとは家にいる必要はなくなってきます。どうせ子どもも忙しくて家には寄りつかないのです。高校生・大学生になると、子どもは勉強や部活やバイトなどやってます。母親は仕事ができる環境となります。

しかし、そこで正規に雇ってくれる仕事がなかなかみつからない。パートだと103万円の壁とかあって、雇う方もそこにとどめたがります。
しかたなく、中途半端な不完全燃焼な仕事を続けるしかありません。

そうこうするうちに、親が年老いて介護をしなければならなくなり、仕事を続けられないオバサンが増えてきます。

女がせいせい働けるのは,妊娠する前までと、子育てが一段落してから、親の介護が始まるまでの間です。人によって違うけど、子供の手が離れてからは10~15年くらいはバリバリ働けるんじゃないでしょうか。
40代~50代です。

せめてこの期間だけでも、せいいっぱい働ける環境があったらいいなと思います。

今や、これからの女性は、子育て中から保育園に預けて一生働き続けるようになっているのかもしれませんが、少なくともこれまでの女性=現在のオバサンでは、なかなか正規社員の人っていないと思います。
正規でなくともいいから、せめて働く時間を増やして、手取り月15万円くらいの給料はほしいものです。
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