① 『革命少年』 レトルト内閣
② May 『モノクローム』
③ 青年団 『冒険王』
④ クロムモリブデン 『翼とクチバシをください』
⑤ A級missing link 『 或いは魂の止まり木』
⑥ カメハウス 『どろどろどる~んぷらすてぃっく』
⑦ 南船北馬 『これっぽっちの。』
⑧ Iaku 『車窓から、世界の』
⑨ 金蘭会高校 『僕たちの好きだった革命』
⑩ 真紅組 『おしてるや』
⑪ 万博設計 『SERVICE』
芝居は130本ほどしか見ていない。昨年こんなにも少なかったのは、なんか「どうしても見たい」と思うことがあまりなくなったからだ。惰性で見ているのではないけど、情熱的に芝居を見ていない。だから、ついつい行く予定だったのに行かなかったという芝居も多い。毎回必ず見る劇団は外さないけど、そうじゃないところが、忘れていたり、もういいかぁ、と思ったりで。
あまり、よくないなぁ、と思う。芝居を見たら元気になるというのが、以前の僕だったのに。芝居は目の前で役者たちの力で異世界を作り上げるところにその魅力がある。とくに小劇場の芝居はそうだ。だが、最近そういう魅力的な芝居が少ない。現実の延長のような芝居も多い。大掛かりな仕掛けで見せるものより、ほんのちょっとしたもので(それはお話の展開でもいい)ここではないどこかへと連れていく。そんな芝居が見たい。
今回選んだ10本(次点も入れると11本)は、そんな芝居である。1位と10位がたまたま近鉄アート館で見た芝居になった。どちらも結構大掛かりな芝居で大作仕立てになっている。だが、小劇場演劇のよさを十二分に取り込んだ作品だ。そこが気にいった。
それにしてもベストテンの作品のうち4本が再演である。以前見た作品だから初めてではない。それをベストテンに入れるなんて、今までならあまりしなかったことだ。それくらいに新しい感動がなかった1年だった、ということか。
個人的には、久々に昔ながらの棚瀬作品に戻ったようなタッチの7位にした南船北馬の作品が、うれしい。
② May 『モノクローム』
③ 青年団 『冒険王』
④ クロムモリブデン 『翼とクチバシをください』
⑤ A級missing link 『 或いは魂の止まり木』
⑥ カメハウス 『どろどろどる~んぷらすてぃっく』
⑦ 南船北馬 『これっぽっちの。』
⑧ Iaku 『車窓から、世界の』
⑨ 金蘭会高校 『僕たちの好きだった革命』
⑩ 真紅組 『おしてるや』
⑪ 万博設計 『SERVICE』
芝居は130本ほどしか見ていない。昨年こんなにも少なかったのは、なんか「どうしても見たい」と思うことがあまりなくなったからだ。惰性で見ているのではないけど、情熱的に芝居を見ていない。だから、ついつい行く予定だったのに行かなかったという芝居も多い。毎回必ず見る劇団は外さないけど、そうじゃないところが、忘れていたり、もういいかぁ、と思ったりで。
あまり、よくないなぁ、と思う。芝居を見たら元気になるというのが、以前の僕だったのに。芝居は目の前で役者たちの力で異世界を作り上げるところにその魅力がある。とくに小劇場の芝居はそうだ。だが、最近そういう魅力的な芝居が少ない。現実の延長のような芝居も多い。大掛かりな仕掛けで見せるものより、ほんのちょっとしたもので(それはお話の展開でもいい)ここではないどこかへと連れていく。そんな芝居が見たい。
今回選んだ10本(次点も入れると11本)は、そんな芝居である。1位と10位がたまたま近鉄アート館で見た芝居になった。どちらも結構大掛かりな芝居で大作仕立てになっている。だが、小劇場演劇のよさを十二分に取り込んだ作品だ。そこが気にいった。
それにしてもベストテンの作品のうち4本が再演である。以前見た作品だから初めてではない。それをベストテンに入れるなんて、今までならあまりしなかったことだ。それくらいに新しい感動がなかった1年だった、ということか。
個人的には、久々に昔ながらの棚瀬作品に戻ったようなタッチの7位にした南船北馬の作品が、うれしい。