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スポングミルの歯の大きさを考える

スポング社のミルは二つのタイプがあります。普通スポングと言えば、天板にクランプで固定して縦方向に回すタイプです。


こちらがそうです


この形は天板に固定しないでテーブルの上で使うタイプになります。胴体の真ん中がくびれていますね、ここを手で持って押さえます。

この二つのスポングミルの歯の大きさが違います。比べてみてみましょうか。

左の大きなものが天板に固定するタイプです

テーブルにおいて使うタイプのほうが一回り小さいですね。しかし、歯の切り込みの角度が違いますからどのくらいのスピードの違いがあるものか、時間を計ってはいないのでわかりませんがそれほど違いはあるようには感じられません。
では、通常のボックスタイプのものと比べたらどのくらいの違いが有るでしょうか。


左の小さなものがボックスタイプの内歯で、右にあるものが天板に固定するタイプの内歯です。この大きさの違いは随分ありますね。

豆を粉にするところである歯の面積が大きいほど早く豆が挽けますので、ボックスミルよりもスポングミルは早く豆が挽けると言うことがわかります。
しかし店長の個人的趣味と言えることですが、ドイツのボックスミルで使われている歯の質感が好きなんです。気をつけないと指を切ってしまいそうな鋭い歯の造りや粉にするときのハギレの良い音が好きなのです・・・カリカリ、サクサクとするんです。豆を挽くときに出る香りや音も楽しむことができるって言うのは、手挽きミルの良さですね。

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