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ブラックハニープロセス

商品番号:C-202 エルサルバドル・ブラックハニー


先週入荷した二品の一品目はエルサルバドルの豆となります。今回の豆は普通の豆ではなくてハニープロセス製法された豆になります。単一農園の産出でエルグアモ農園のレッド&イエローカツーラ種のグレードがSHGとなります。
テスト焙煎をしましたのでまずはご報告です。

極浅炒り

豆はとてもきれいで豆の香りは中米らしく穏やかです。口当たりや後味はシャープな印象ですが味の中心には、とろんとした独特な味です。飲み込んだ後にはじんわりとした甘みが残りますが酸味がありすっきりとした印象です。

強中炒り

豆の香りの変化はそれほどなく中性的。エルサルバドルらしい親しみやすい味で、その柔らかなコクの中に甘みが閉じ込められているような味わいです。

店主が知っている範囲でハニープロセス製法について少しお話をします。ハニープロセス製法は、もともとは中米などウオッシュド精製することが主流の国々がナチュラル製法が持つ独特な風味を持つコーヒーを作りたいとして始めたものです。歴史的には2000年からのようです。当店が珈琲豆の販売を始めたころにはありませんでした。
ウオッシュド製法では収穫したコーヒーの実を水の中に入れて果肉を洗い柔らかくして中の種を取り出します。この種がいわゆるコーヒー豆と呼んでいるものです。

ハニープロセス製法はこの果肉の表面を削り果肉の下にある粘液質を豆に吸収させるという方法ですが、コーヒーの実の果肉をどれだけ削るか残すかで名称が異なります。
どれだけ・・・何パーセントというのではなくて、乾燥した後の色味で決められているようです。
今回仕入れたブラックハニーは果肉の表面だけ除去し粘液質をそのまま残して1か月ほど乾燥に時間をかけているそうです。
ブラックハニーと言われるものは乾燥している状態の色味としては黒に近いような色味で、レッド、イエロー、ホワイトというように段々と色味が薄くなっているものとしてのハニープロセス製法のコーヒーとして紹介されています。



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