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ラオスコーヒーについて

商品番号:C-320「ラオスプレミアム・ボラベンナチュラルG1」


今月紹介していますラオスのナチュラルコーヒーですが、テスト焙煎では気が付かなかったこととしてハンドピック後の目減りがあります。通常のウオッシュド製法の豆で考えると、炒り豆・・・販売できる状態の豆で1gkを準備するには、生豆で1.2kg必要です。仕上げの火入れで深煎りとなれば、1.3~1.4kgを準備します。豆の火入れを強くすれば豆の水分が少なくなり軽くなりますから、深煎りであればあるほど豆の量り売りであれば値が高くなるものです。しかし、実際はなかなかうまく反映できないのが現状です。

目減りとは最初の重量と比べて少なくなることですが、火入れで水分が少なくなって軽くなることと共にハンドピックによる目減りがあります。ラオスナチュラルについては、豆の軽さと共にハンドピックによる目減りが多くあります。

通常であれば生豆1.2kg焼いて炒り上がり1kgが目安でそこからハンドピックをしますが、ウオッシュド製法の豆であればそれほどのハンドピックによるロスはありません。しかしながらラオスナチュラルは、生豆4.5kgを焼いてからハンドピックを済ませると2.5kgぐらいになってしまいます。ラオスの目減りは半端ではない、仕入れの生豆重量の価格から算出する販売価格では採算が取れません。

しかし、ラオスナチュラルはおいしいと思います。今までのどのコーヒーと比較しても似ている感じはなく独特な味、僕のイメージではモカの風味に似ている、もちろんナチュラルモカの豆と比較してのことです。
ラオスナチュラルのおいしさは入念なハンドピックを施しているからのおいしさなので、ラオスウオッシュドやナチュラルであってもハンドピックをおろそかにした状態とは違うことに注意してください。



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