降ったり晴れたり。
義母を訪ねた。 101歳、 何でも自分でこなす。
長い手紙が届いた。 励ましのなかに毅然と生きるひとの心情があふれだす。
アガパンサスを育て、掃除、洗濯、炊事。 暑いときだけ頼むよし。
買い物はリュックを背負うんだって。 途中、急な坂だってある。
家族に気遣われながらゆっくり歩む。 いのち万歳!
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帰るとき 行く手に大海原だ。 車窓から夢中で撮した。
この大きさ。 深さ。 広がり。 神々しい美しさに息をのむ。
運転手も黙ったままだ。
波間をただよふ塵のような存在が、瞬時をつないでかけぬける