ドアの向こう

日々のメモ書き 

見沼自然公園

2011-02-14 | 向き合う

 ふたりで義母を訪ねたあと  冬枯れの公園を歩きたくなった
  寄り道をして 気持ちを整えよう
 冬の雑木林…  多彩な色は使わなくても 枯れ色の濃淡や 色調の微妙なちがいに心を奪われる。  静かにいのちはつづいている。
  

 

  ここで あかね色のマンサクに初めて遇った。 金縷梅マンサクと書くだけあって黄花が多い。  「縷」ルを調べると  麻糸、絹糸など糸の総称。 糸 とある。 
  公園に何本もあるなかのただ一株だけ朱い。  家のは濃いピンクだし。  
  暮れなづむ園内で赤は寂びて辰砂色にみえる。 古雅な趣のあるいろ、 やきものに映えるそのいろにおなじだった。  

     まんさくやかへりみて誰も居らぬ路    春一

   寒い公園に人影はない。   

   金の糸にふさわしい

 

  
  和毛をひからせていた猫柳

    

    仔猫の肌が透けている    きょうは特にいとおしい

   猫好きな義妹と  弟にも見せてあげたい  

 

       手術もうまくゆきますように……

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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