空からのてがみを受けとった。 一足飛びに真冬のせかい、 斜めの線が白い矢のようになった。 野鳥も来ない庭で、 かりそめの雪がなぐさめる。
花弁ハナビラの肉やはらかに 落椿 蛇笏
雪に這ふごと地に這ひて ゆきつばき 青邨
青邨の さすがに絵のような一句。
きのうから頼まれて、幹事になった友だちの同窓会案内を作っていた。 往復ハガキは初めてのこと。 往信と返信と間違えたら大変だ。 緊張して何度も何度もたしかめて印刷する。 急ぎの注文にようやく間にあった。
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新刊を贈ってくださった。
津田仁美さんの「永遠の出会いに」 花梨書房
津田さん ルピナスさん
ご出版おめでとうございます。
「韓国の息子たち」と「日本のお母さん」が 心で綴った5年間の手紙…
我が家にステイしてくれてありがとう! 遠かった隣国は、近い、近い国になりました…
津田さんはやさしく愛情ふかく、韓国の息子たちをまるで我が子のように見つめます。
親身になって心配したり、励ましたりいつもあったかい。 感動したり共感したり、 心がかよう手紙に惹かれました。 以前の 「明日もまた」「朴パク君のこと」 も。 いっしょに泣きました。
ポストに手紙をみつけるとワクワクする。
こちらからもそんな手紙を出したい。 ゆっくり読んで お祝いをこめて…
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