ドアの向こう

日々のメモ書き 

初冬の花

2011-11-23 | こころ模様

 庭のマーガレット・メリルは たった一輪
  喪中のハガキを出して一段落 よい香りがした
 ウェスターランドも 淡い色でちらほら咲いている

 

11月13日 

   石蕗の花 照り昃(カゲ)りして刻移る   五十嵐播水 

 片隅にひっそりと咲く石蕗の花  描かないうちに今は萎れている  
 写真は13日 
るい色が背中を押した 

   蝶の黄を淡しと思ふ石蕗の花   五十嵐播水

 黄蝶をしのぐ鮮やかさで 絵が完成
  今朝は 播水の句に惹かれた
 

五十嵐播水について調べると
 明治32年(1899)1月10日生。  大正12年(1923)京都大学医学部卒 元神戸市立中央市民病院長   大正9年(1920)高浜虚子の門下に入る
   平成12年(2000)4月23日  101歳で死去
  ご長寿でした

           -☆-

  サンゴ玉のような万両だけれど

 

  千両の別名が 草珊瑚 
 でも こちらは兎の眼です

 

 ヤブコウジは ピアスのよう

 紅く熟した南天の実が ひときわ美しいこのごろ

   南天の実に惨たりし日を憶ふ   沢木欣一

 
   被災された皆さまの 幸せを祈ります

 

 

 

コメント
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