ナルコユリとアマドコロ、 よく似ていて見分けるのもむずかしい。
丈もおなじくらいで30~50センチ
手もとの山草事典によれば
アマドコロ(ユリ科) 茎に触れればタチドコロに解明、 中ほどから上は稜があり、角張っている。 葉は互生、 幅が広く鳥が羽ばたくように見える。
花は 葉腋から2個ずつ下がっている。
(写真 色別山草事典(月刊さつき研究社)より)
ナルコユリ 触ってみると茎が丸いので マルコユリと覚える。
葉の脇から細いつり鐘のような緑白色の花。 ラインダンスの踊り子たち。
葉は笹のよう、 互生。
アマドコロ… 互生する葉が 鳥の羽ばたき。 茎が角張っている。
ナルコユリ… 茎が丸い。マルコユリと覚え、葉腋の短い柄に花が2個ずつ。
笹のような葉。
さらに よく似たホウチャクソウ
ホウチャクソウ(ユリ科)
花の形が五重ノ塔などの屋根の先にぶら下がっている宝鐸に似ているのでこの名が付いた 多年草で丈は30~50㎝。 花の先端が緑のぼかし。 茎は分岐。
どれもユリ科 青白い顔で うつむく花。
ユリ科(ナルコユリ属) ミヤマナルコユリ ワニグチソウもある。