ドアの向こう

日々のメモ書き 

母の声

2012-04-26 | こころ模様

    あざやかな色で待ち伏せする 金蓮花
    花が 元気をくれた
 


 

  25日 午前8時  激しい眩暈に襲われた
 
 
  朝食後  突如あたまがふわふわして なんともいえず気分が悪い 
  首をほんの少し傾けるだけで  天井や壁がおおきく揺れた
    ひどい吐き気   立ちあがることも出来ない
   
  2,30分 横になって治まった
  あとは ケロリとして  普段どおり 
    咲いたばかりの牡丹を届けたりした

 
 27日 母の法事

 28日 頭部MRI、 頸椎X線検査の結果、 脳や血管に異常なし

 のこるは 耳鼻科。 
  何でも 耳の中には砂粒ほどの石が集まっているらしい。 その場所は 

 「耳石器」と呼ばれ、垂直や水平方向の体の傾きを感じる。 その石が何らかの理由で剥がれ三半規管を刺激してめまいがおこる。(四月三〇日 朝日新聞)

 どうやら 耳石が動いたらしい  

  蝸牛の殻のような迷路のなかを 小石がさまよっている

   すさまじい眩暈だった  思いだしてもクラクラする


三半規管よ/ 耳の奥に住む巻貝よ/ 母のいまはの/ その声を返せ (堀口大學)

                                       
   
  母はいつも私に   「 今にわかる…」 そう言った
  
  もう 若くはないんだ
   いままで  考えたこともなかったけど…

 

 

 

コメント (2)
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