ドアの向こう

日々のメモ書き 

ぐんぐん伸びる

2014-03-31 | 自然や花など

   この感情の伸びてゆくありさま
   まつすぐに伸びてゆく喬木のやうに

   いのちの芽生のぐんぐんとのびる。

  

  詩は萩原朔太郎 「野原に寝る」の一節から

 ぐんぐん伸びる 春の感情
   自然とともに こころが広がる
   

 

 

  そこの青空へもせいのびをすればとどくやうに
  せいも高くなり胸はばもひろくなつた。

 

   たいそううららかな春の空気をすひこんで

   小鳥たちが喰べものをたべるやうに

   愉快で口をひらいてかはゆらしく

  どんなにいのちの芽生たちが伸びてゆくことか。  
  ……  (後略)       
 

 

 車庫の屋根のうえで 路地から見あげないとみられない家の椿
 ここにもかがやく  春の芽生え
 人知れず ひっそりと 今年はこれほど花をつけた

 

 

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