ドアの向こう

日々のメモ書き 

碧天

2005-08-02 | こころ模様
       愚痴蒙昧の民として 我を哭かしめよ。
              あまりに惨く(ムゴク) 死し我が子ぞ

 涙が止まりません。忘れてはいけない。

     -☆-

 父を捜す旅はこれからも続けます。90になる母のため自分のため、未来のため、平和のため。
 壕の中から覗いた小さな碧天を忘れません。

   戦ひにはてしわが子と 對ひ居し夢さめて後(ノチ) 身じろぎもせず
   年長(タ)けて 子らよ思はね。かくばかり悔しき時に我が生きにけり
   たゝかひは 過ぎにけらしも-。たゝかひに最(モトモ)苦しく過ぎしわが子よ
       
         釈 迢空(折口信夫) 「倭をぐな」より (我が子は養嗣子・折口春洋)
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