万葉恋歌 清川 妙 文
林 静一 画
平城遷都1300年
万葉びとの熱い恋を知るエッセイ 堂々の復刻!
たぶん 清川先生にお会いしなければ 生涯万葉集を読むことはなかったでしょう。 いまごろ蛙は 沼や森陰でじっとしていたのかも知れません。 瑞々しいエッセイを読みどんどん惹かれていきました。
歌の解説にとどまらず
それぞれの歌から触発されて心に浮かんでくるもの―― 万葉以外の日本の古典も、 外国や日本の小説も、 詩や短歌、 映画の一場面も…
惜しみなく広げてみせている。 想像ゆたかに歌がみぢかに感じられる。 こまやかな眼で自然を見つめるようになり、 出典された本も読んでみたいと尽きないのです。
この本は 昭和54年 主婦の友社から刊行された 『万葉恋歌』 のシリーズ3冊を再編集している。 艶やかな挿画も魅力。
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