二番目に言いたいことしか
人には言えない
一番言いたいことが
言えないもどかしさに
耐えられないから
絵を書くのかも知れない
うたをうたうのかも知れない
それが言えるような気がして
人が恋しいのかも知れない
「むらさきつゆくさ」 星野富弘
絵は見たようにではなく 心で描くのだなあ と改めて思います こころに感じたように…
同時に 自身の胸の内をのぞく作業、ありのままの自分を映し出すもの
Iさんからの絵はがきをようやくみつけました。 消印もうすれて読めないのですが、貼ってある二枚貝の切手は41円。 どの絵を見て下さったのだろう。
「 県展へのお誘いありがとうございました。
早速、初夏の陽差しと新緑にさそわれ、一七日に行ってまいりました。
まっすぐ 貴女の絵のまえに…
力強さと自信とが今回の絵には加わったように感じました。
たびたびの入選 本当におめでとうございます …後略 」
うれしい言葉を沢山戴いていた。 ありがとうございます。
ご無沙汰しています。
-☆-
星野さんのつゆくさの絵を見たのは この時が初めてでした。
なにより 添えられたことばにふるえました。
二番目に言いたいこと… 一番言いたいことが言えないもどかしさ…
その頃の気持ちをズバリ代弁していると 感じたから。 絵はがきはだいじに仕舞いました。
-☆-
散歩がてら今年の県展、久々です。 顔ぶれもだいぶ替わって。新しい波が起こっている。 その中に 古くから馴染みの何人か。 変わらず挑戦している、難しくても続けて力をつけている。
全く幽霊会員となった蛙は恥ずかしく大いに反省。けれども楽しく… が モットーだから 今はこれでいいと思っている。
以前の日記はこちら
たしかに、ラグタイムさんの日記で拝見したと思ったのは間違いではありませんでした。二番目に言いたいことしか人には言えない。に強烈なパンチを受けたからでしょう。
あっ、薔薇の絵だと思い出しました。
でも、絵を描くとき、やはり一番言いたいことを言って欲しいと思います。
もちろん星野さんのいわれる気持ちとは別の次元のことなのですが。
折々の気持ちのさざ波がとらえるもの、その波紋のひろがりも、時間のフィルターを通して変化してゆきます。絵の中には、蓄えられたものが必ず反射します。今を大事に、ますます豊かに大きくなられるこれからに期待しています。
絵、 一番言いたいことは、黙っていてもかならず反射されます。等身大の自分です。
さざ波が波紋を広げ、時間がシンプルにしてくれるでしょう。絵を描けば一気に晴れます。 上手くいけば尚更に。 単純です。
ありがとうございます。
以前私が描いた日本画を、自己紹介のつもりでラグタイムさんに見ていただきましたね。区民展だの奨励賞だの佳作だのと…。恥ずかしい限り!!
ラグさんは、その際には「ただ好きで描いているだけで…」とおっしゃるのみでしたが、このページによりますと、何度も県展入選との経歴をお持ちでいらっしゃるのが初めてわかりました…。
少し寂しく思いました。何故にそのときにご紹介くださらなかったの?と。私は自分自身を紹介できる特徴は何かな?と思いまして恥ずかしいながらも申しましたのに・・・。
ラグさんが奥ゆかしい大和撫子でいらっしゃるのは、前々からお察し申し上げておりましたものの、こちらの情報をお話し自分はこんなでして…と申さねばと思っておりました。
そこで思い切ってお近づきのつもりで私信致しましたのでした。
県展ですか!ご立派ですね。素晴らしいですね。
やっぱりね!お上手でいらっしゃると感じた私の目には狂いが無かったのです。
仲間と好きで描いていることに変わりありません。上手くなくても、いい絵が描きたい、それだけ。プロセスが楽しいからですね。 いつまで経っても遊びです。
入賞にほど遠い蛙、どうぞ、お気になさらずに。ところでこのblogを絵の仲間は知りません。身近過ぎてなんだか恥ずかし、勇気が出ない。
友の絵を紹介できたらいいなと思います。 いつかかなえます。