想風亭日記new

森暮らし25年、木々の精霊と野鳥の声に命をつないでもらう日々。黒ラブは永遠のわがアイドル。

おつかれさまとありがとう

2011-04-27 15:49:25 | Weblog

あと数日で一気に芽吹くんだろうけど、先週はまだこんな感じでした。



ベイビーのこと、お心づかいありがとうございます、ぼちぼちでんねん
って感じでやっております。
宅配便のお兄ちゃんに一応ワンワンと言ったり、おっかあ、はよ来いと
声かけしたり役立っております。任務終えたらガムは貰います!

震災で九死に一生を得た犬の写真を見ると、犬らしさより、ヒトみたいな
いやヒトと同じ目をしていることに気づいた。
潤んだ目、顔全体にあふれた悲愴感、そして背中の疲労。
凛とした犬はどこにもいない。

だいじょうぶだ~ってな顔の犬は生き残り同士、避難所でヒトに囲まれ
なでたりさすったり、ご飯のおこぼれもらったりしていて、ぽやんとした
顔になっているんだね。

潤んだ目、おびえひきつった目より、ぽやんの方がどんなにいいか。
彼らが幸福でないときの姿は、ヒトの不幸より幾倍も悲しみを誘い
だれもが衝撃を受けずにはいられない。

彼らの命はヒトの手のなか。
ヒトを信じて寄り添っている。
胸をつきさしてくるのは、信じるひたむきさなんだろうな。
信じた裏返しなんだろうな。

信じるということを、生きものは誰に教わるんだろうか。
信じるか信じないかをいつ決めるかは、うさこにはわかる気がして
あ、今信用してくれてんな、この猫(野良ネコ)とか、あ、ぜーんぜん
相手にしてくれてないわこの犬(よそんちの犬)とか観察しつつ学習
させてもらって、思うに、人のほうが犬猫より高尚で気高いなんてこと
全然ないなあ。

ヒトは賢いのか愚かなのか、どっちなんだろうって考えなきゃならん
くらい愚か者が目立つんだもんなー。
震災後、ヒトの正体が丸見えになってきて、いやらしいヤツはいやらしさ
をさらに全開にして走り回ってる。
珍しくおまわりさんがやってきたと思ったら、詐欺に注意とのこと。
震災募金、震災振り込め詐欺が横行中ですとさ。

うさこが知ってるのは詐欺っつうか、なんつうか、支援物資を中継地に
滞らせて放置したバカのことくらだけど、ああいうのもいわゆる広い意味
では詐欺に入るんじゃなかろうかね? いやただの怠慢っていう声も
あるかもしらんけど、今はそんな悠長なことを言える状況か考えれば
わかるっしょ。(いったい誰が誰にしゃべってるのか、おまけに…しょって
どこの方言よ? 変な憑きモノに陣取られたみたいなうさこであるね)

犬猫鳥、牛さん馬さん、諸々よりえばって、あげく見殺しにするくせに
きれいごと言うってのは、下品以下。
あー、みなさん、おつかれさまでーーーーす。






コメント
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