★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

ゴイサギの幼鳥

2022-06-25 15:47:18 | 野鳥






以前から紹介している、ゴイサギの幼鳥が巣立ち始めて
公園の葉の茂みの中や手すり等で見られる様になりました。
幼鳥は未だ、自分では採餌出来ないので、
親鳥はひっきりなしに飛び回って餌運びをしている様子が見られます。




ゴイサギは幼鳥の時期、身体全体的が褐色で、黄色の斑点が見られるので
「ホシゴイ」とも呼ばれています。






ヒマラヤスギの天辺でも幼鳥のけたたましい鳴き声がして居ます。
ヒマラヤスギは葉が蜜に茂っているので、巣の様子は全く見えませんが
こちらではアオサギが子育て中です。
望遠レンズで覗くとベージュピンクの綺麗なマツボックリが出来ています。


こちらのヒマラヤスギの頂上でもアオサギの幼鳥が餌をねだって
ギャーギャー鳴いています。


見上げていると、ヒョロヒョロと危なげな飛び方をして
幼鳥が1羽降りてきました。
未だ、しっかり立って居ない印象を受けます。
自力で採餌出来る様になる迄、親鳥は大忙しですネ。





高島城公園のゴイサギのコロニー

2022-04-07 15:58:44 | 野鳥



先日ご紹介した高島城の桜は、2日後には枝先に花色が出て来て
一番咲きのオカメザクラは5分咲き程度に進んでます。




寒緋桜も開花し始めました。
早速、花の根元から蜜を吸ったのは誰でしょう?




以前、銀杏の木の天辺に営巣して居るアオサギをご紹介して居ますが
別の木ではゴイサギも営巣して居ます。
ゴイサギは夜行性で昼間の飛行はしないので普段は見た事がありません。
1本の木に沢山のゴイサギが集合して居ます。


時々向きを変えていますが、アオサギの様に飛翔している様子は見られません。
夜になるのを待って採餌に行くのでしょう。







ゴイサギはアオサギと同じペリカン目サギ科ですが
アオサギの様に首が長くなく、嘴が黒く、一見ペンギンの様にみえます。
此処でアオサギと比べてみます。


こちらはアオサギです。  


アオサギは首がなが~いし、脚も長い。


アオサギは昼間、時々、採餌に行って居ます。


一方、ゴイサギは、巣の中や木の枝上に留まって向きを変えていますが
飛び立ちません。


ゴイサギの命名は、平安時代に醍醐天皇の命に従い捕まった事から
官位の「五位」を授かったそうですが・・・
捕まっただけで官位を頂けるのも不思議な言い伝えですネ。


成長しきって居ないゴイサギをホシゴイと呼んでいますが
同じ樹にホシゴイも留まって居ます。




ゴイサギモ、ホシゴイも近くの枝に飛び移ったり
羽を広げてはいますが、飛翔はしません。


こちらは、羽に斑点があるのでホシゴイの様です。
昨年、この樹の上のコロニーで育った幼鳥かもしれません。
ゴイサギの幼鳥は羽化すると、公園内の柵を危なっかしい足取りで
ヨチヨチ歩いていました。
夜行性なのに大丈夫なのかしら??と・・・
素朴な疑問を持ちながら観察して居ました。


  ゴイサギの幼鳥(ホシゴイ)            2021.7.09写
 


コロニーの幼鳥たち

2021-07-17 11:39:39 | 野鳥



高島城公園の奥にある護国神社は古木の葉が茂り、
現在は森になっています。
4月には、ゴイサギやシラサギ・アオサギが未だ葉の出ていない木で
コロニーを作って居る様子が見られました。
現在は茂っている葉影で、けたたましい幼鳥の声が
終始聞こえるのですが・・・
カメラで姿を見つけるのは至難の業です。

春先にゴイサギが木の枝に数羽集まって
これから巣作りの準備の様子です。
みんな同じ方向を向いて居り、まるで音符の様で
ちょっと奇異な印象を受けます。





枝の真下から見上げたゴイサギ。



数日後、木の上にはゴイサギの抱卵している姿が見られました。
7月初旬頃には幼鳥が見られずはず・・・と
見当をつけて行ってみると居ました!!



近付くと急いで逃げようとしています。


こちらの幼鳥は塀の上から巣の方に飛んで行きました。





昨年に引き続きゴイサギの幼鳥は見られたのですが・・・
成長した暁には幼鳥たちは何処へ行くのでしょう?
シラサギやアオサギの様に湖岸で見かける事は殆どありません。


木の天辺ではシラサギのコロニーも在る様ですが・・・
残念ながら私のカメラでは明確に追えません。











4月に銀杏の木の天辺に営巣して居たアオサギの様子。






盛んに餌を運んでいる様子。


現在は葉が茂り巣の様子は全く見えません。
騒々しい鳴き声だけが聞こえています。




沼地で見つけたアオサギ。




高島公園のアオサギ

2020-06-02 18:46:41 | 野鳥

 

 

 

高島公園内のケヤキの大木にあるアオサギのコロニーが気になって仕方がありません。

桜の咲く時期に見付けて、3度目の観察です。

しかし、現在は緑深まり葉が茂り、巣の様子は下からでは全く見えませんが・・・

青みがかっている卵の殻が木の根元に数個落ちています。

 

    

 

居ました!

庭園内の池の石組の上に立っています。

一番先に孵化した幼鳥でしょうか・・・

冠毛や胸の部分がポヨポヨした幼毛に覆われており

動作も幼く見えますが

かなりアオサギの成鳥に近い姿をして居ます。

 

 

 

 

 

池の魚を狙っている姿をしては居ますが、足元がおぼつかなく

猟をするには未だ無理な印象を受けます。

アオサギの幼鳥が居りたって居る池には

ニワフジが垂れ下がって咲いていました。