★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

高島城公園の雪吊り

2021-12-27 10:39:32 | 高島城址公園


いよいよ今年も残り少なくなりました。
高島城公園内はすっかり冬支度が整って居ます。


諏訪地方は盆地なので、周囲の高い山々で雪が留まり、
平地は余り、大雪になる事は少ないのですが
その分、寒風が吹きすさび極寒の日々が続きます。




古木の一位の樹も例年、雪吊が設置してあります。


木の葉をすっかり落とした木々の中で
モミジの翼果が朝陽を浴びて花が咲いて居る様に見えます。





気温が低いので、午前中は、回遊式庭園の池に、氷が残っており
カルガモが足を滑らせて、バランスをくずしている様子が滑稽に見えます。




冠カイツブリ

2021-12-24 09:49:43 | 水鳥

首が少し長い冠カイツブリが沖で遊泳しています。
潜水して狩猟する水鳥は岸辺近くには、なかなか来ないので
表情が良く見えませんが、珍しく近くに姿を見せてくれました。


冠カイツブリは、ハンチングをかぶった様な冠毛に特徴があります。


冠毛は正面から見るとハート形で、まるでミッキーマウスの様です。


横から見ると耳みたいで・・・


目前でウォーミングアップを始めました。








あ~あ、沖へ飛び去りました。






冠カイツブリ

2021-12-24 09:49:43 | 水鳥

首が少し長い冠カイツブリが沖で遊泳しています。
潜水して狩猟する水鳥は岸辺近くには、なかなか来ないので
表情が良く見えませんが、珍しく近くに姿を見せてくれました。


冠カイツブリは、ハンチングをかぶった様な冠毛に特徴があります。


冠毛は正面から見るとハート形で、まるでミッキーマウスの様です。


横から見ると耳みたいで・・・


目前でウォーミングアップを始めました。








あ~あ、沖へ飛び去りました。






花柚子

2021-12-22 08:09:07 | 食品


今日は冬至ですネ。
これから、昼間の時間が少しずつ長くなると思うと嬉しくなります。
冬至近くなるとスーパーの店頭に並ぶのは
手のコブシほど大きい、本柚子です。



嬉しい事に、今年も友人宅の庭で育った花柚子を沢山頂きました。
本柚子は主に表皮を料理に使いますが、果汁はそう多くありません。
花柚子は本柚子に比べると香りが少なく
果汁が多いので、主に柚子酢として利用される場合が多いです。
私も頂いた花柚子の半分は果汁として保存し、鍋物や酢の物に利用します。
千切りした皮も冷凍保存して必要に応じて漬物や料理に利用しています。



私は柚子茶が好きなので、
今年も柚子茶用のジャムを作りました。
100%花柚子の果汁で作りますので酸味が強いですが
疲れた時や、風邪気味の時には大いに効力を発揮します。


花柚子は2つ割りして果汁をしぼり
中身の薄皮 はスプーンでくり抜きます。
薄皮は集めてフードプロセッサーにかけます。
種はペクチンが多いのでジャムの凝固に利用するので
お茶パックに入れて砂糖と共に煮詰めます。
(柚子茶にしたいので少し緩めのジャムに仕上げました。)


100%花柚子だけのジャムの出来上がりです。
柚子ジャムは、勿論トーストやヨーグルトにも合うのですが、
熱湯を加えてスプーンで回しながら頂く柚子茶が最高です。
紅茶にスプーン少々の柚子ジャムを加えると
酸味の効いたロシアンティーにもなります。







柚子なますは一般的ですが、信州特有の野沢菜漬けにも
隠し味で柚子を加えています。





柚子酢を絞りきって薄皮もジャムに利用した残りの柚子の皮は
1年中、風邪をひかない様に・・・
柚子風呂に使って締めくくりです。








ヒイラギと垣根

2021-12-19 15:17:35 | 季節の花


公園の垣根のヒイラギ(モクセイ科・モクセイ属)が微かな香りを放って
咲いています。



クリスマスのリースにするセイヨウヒイラギは赤い実がなり
葉が互い違いに出る「互生」ですが
節分に使うヒイラギは葉が向かい合ってつく対生です。


ヒイラギの葉は年数が経つほど、葉の棘が少なくなって
丸葉になって行く事から、
人生経験を重ねて人間性豊かになると角が取れて丸くなると
喩えられています。
しかし、当然ですが、とげとげした葉の枝に咲く花の方が
瑞々しくて美しいです。




ヒイラギは小さな花の中心部分から枯れて行くのが見られます。
違う品種のヒイラギの花かと思うほど綺麗な枯れ方です。


この垣根は何の垣根でしょう?
原木が判らない程
アオツヅラフジ(ツヅラフジ科)が木々を覆ってしまっています。





ショカ様がアオツヅラフジの種は
アンモナイトの様だとblogして居られました。
私もショカ様に習って種を取り出してみました。




ぬめりを拭き取ると可愛らしい4㎜位のアンモナイトが出現しました。
アオツヅラフジの花(ネットからお借りしています。)


サオトメカズラの実サオトメカズラの花(2021.7.24写)



マサキ(ニシキギ科・ニシキギ属)の垣根には弾けた実が見られました。
マサキの花(ネットよりお借りしています)



身近な冬鳥

2021-12-16 07:47:13 | 水鳥

八ヶ岳が白く雪化粧する頃には
コハクチョウが飛来してもおかしくないのですが
残念な事に今年は護岸工事が行われて、すっかり様子が変わり
渡り鳥の数が極端に減って居ます。


諏訪湖から天竜川へ流れる水門近くの噴水が珍しく噴出しています。


オナガガモのオスだけの集団(?)







ホシハジロのツガイ


ホシハジロの♂


コガモ





マガモのツガイ


マガモとオナガガモが集団移動しています。


ヒドリガモとオナガガモ



繁茂していた菱は今?

2021-12-13 13:53:16 | 水鳥

夏、諏訪湖面に繁茂していた菱は??
秋の深まりと共に枯れて、現在は黒い実と共に
波打ち際に残骸が寄せられています。
その昔、尖った実はシュリケンに使われたと聞いた事が在りますが・・・
現在、実はすっかり乾燥していて、カラカラです。


拾い集めた黒い尖った実は菱の実です。
確かに凶器になりそうです。
見る方向によってはコウモリにも似ています。






湖岸近くの船着き場でカワウが集合しています。
烏の集まりを烏合の衆(?)と呼んでいますが
カワウはどうなのでしょう?
諏訪湖の貴重なワカサギを捕食するので
漁師サンの目の敵にされていますが
観察すると中々面白い光景が見られます。


潜水の名手ですから水面に現れた時には獲物をゲットして居ました。
獲物はワカサギよりかなり大きめです。


あっという間に目前で『鵜呑み』しました。


沖では、カラスの行水ならぬカワウの行水です。


身体が大きいのでかなり水しぶきが立っています。
見ているとかわるがわるに行水しています。
カワウは羽に油分が少ないので、終始乾かしている様子が見られますが
以外に清潔好きなのでしょうか。




他の仲間も行水の様子を見ていたのですが・・・


急に一斉に飛び去って行きました。
その敏捷さには驚きです。




それもそのはず・・・
漁師さんの操るモータ音で飛び去ったのです。
冬場はワカサギが産卵の時期なので
カワウの食害は漁師サンには死活問題に繋がります。
漁師さんはカワウが集合する場所を終始巡回しています。



高島城公園

2021-12-09 14:49:13 | 水鳥

3日間も雨が降り続きました。
空中の汚れが洗い流された様で空の色が真っ青です。
久しぶりに高島城公園を散歩してみました。



高島城公園内の回遊式庭園にはカルガモに混じって
マガモも飛来して遊泳しています。




正真正銘のマガモのオス




昨年、この池で頭部が青紫色のマガモを見ました。
マガモは構造色の色合いを持つ種があるとWikipedia に解説があります。
今年も、頭部がはっきり青紫色をしたマガモに出会う事が出来ました。
写真に写すと光線の具合で緑色も加わり
文字通り玉虫色です。
この下の画像からは構造色のマガモのオスです。
ひかりの具合で、綺麗な紫色にも見えるマガモです。







ルール違反ですが、お年寄り夫妻がパンを投げている場所に
ためらいもなくカモ達が上がって来ています。








私にもパンが欲しいと近付いてきます。




久しぶりに出逢えた花たち。

2021-12-06 14:31:38 | 季節の花





寒い零下の日が続きました。
木の葉も風に舞い、冬木立が多くなって来た中で
葉も花も色鮮やかに咲いているシオヤキフウロ・別名姫フウロ
(シオヤキフウロウ科・フウロウ属)霜が融けて水滴になっています。


ヒマラヤユキノシタ(ユキノシタ科・ヒマラヤユキノシタ属)
葉が霜焼けして赤く変色しています。


マツバギク(ハマミズナ科・マツバギク科)
この花は、寒さに強く、花期も長いです。


セイヨウノコギリソウ(キク科・ノコギリソウ属)
線路際の石畳近くで咲いていました。
石の暖かさが花を守っているのでしょうか。


ムシトリナデシコ(ナデシコ科・マンテマ属)


美央ヤナギ(オトギリソウ科オトギリソウ属)
我が家の西日が当たる場所で数輪開花しました。
朝は零下になりますが、葉に保護された場所での開花です。
残念ながら翌朝には美しい姿は見られず・・・
この時期は1日花です。


初夏に60輪近い花を咲かせたクチナシですが・・・
たった1ヶしか実がなりません。
数年前には7~8個実がなったのですが・・・。
実が出来る方法を御存知の方は教えて下さい。



               

石段の脇に植えているオモトの実は例年、沢山実を付けます。
葉影で見えない実の株を数えて見ると11株の実が立ち上がって居ます。




タヒバリとの出会い

2021-12-04 12:05:27 | 水鳥

雲一つない晴天ですが、北風が強く、湖が荒れている日は
カモ達は餌のある水場に集合しています。
手前の小型の水鳥はコガモ・横はヒドリガモ。




コガモの後ろにさらに小さな小鳥が尻尾をフリフリ餌場を移動しています。
この場所では、スズメやハクセキレイを良く見かけるのですが・・・


小鳥は頭から尾にかけて背面は褐色がかっていて、腹は白く斑点があり、
喉元から縦縞模様が走っています。
見た事のない小鳥なので
早速googleレンズで検索してみる『ビンズイ』と出ました。
しかし、耳羽のあたりに小さな白斑がないので
タヒバリに訂正します。



タヒバリは夏は高地や山地の林・草原で過ごし
冬は平地の松林等でよく見られるそうです。
繁殖期の春から初夏は木のてっぺんや山地の岩場など
比較的高い処で囀って、目立つそうですが・・・
私は初めて見る小鳥です。


2足歩行をしている様子も珍しく感じました。
ビンズイに在るはずの目の後ろに白斑が見られません。



仕草がハクセキレイに似ていて・・・
飛び方だけを見ていると間違えそうです。
それもそのはず、ビンズイ(タヒバリ)はスズメ目セキレイ科に
分類される小鳥なのです。




後姿はスズメにソックリ。



ハクセキレイは何度も登場していて、お馴染みです。


メタセコイヤの落ち葉とハクセキレイ。