今日は冬至ですネ。
これから、昼間の時間が少しずつ長くなると思うと嬉しくなります。
冬至近くなるとスーパーの店頭に並ぶのは
手のコブシほど大きい、本柚子です。
嬉しい事に、今年も友人宅の庭で育った花柚子を沢山頂きました。
本柚子は主に表皮を料理に使いますが、果汁はそう多くありません。
花柚子は本柚子に比べると香りが少なく
果汁が多いので、主に柚子酢として利用される場合が多いです。
私も頂いた花柚子の半分は果汁として保存し、鍋物や酢の物に利用します。
千切りした皮も冷凍保存して必要に応じて漬物や料理に利用しています。
私は柚子茶が好きなので、
今年も柚子茶用のジャムを作りました。
100%花柚子の果汁で作りますので酸味が強いですが
疲れた時や、風邪気味の時には大いに効力を発揮します。
花柚子は2つ割りして果汁をしぼり
中身の薄皮 はスプーンでくり抜きます。
薄皮は集めてフードプロセッサーにかけます。
種はペクチンが多いのでジャムの凝固に利用するので
お茶パックに入れて砂糖と共に煮詰めます。
(柚子茶にしたいので少し緩めのジャムに仕上げました。)
100%花柚子だけのジャムの出来上がりです。
柚子ジャムは、勿論トーストやヨーグルトにも合うのですが、
熱湯を加えてスプーンで回しながら頂く柚子茶が最高です。
紅茶にスプーン少々の柚子ジャムを加えると
酸味の効いたロシアンティーにもなります。
柚子なますは一般的ですが、信州特有の野沢菜漬けにも
隠し味で柚子を加えています。
柚子酢を絞りきって薄皮もジャムに利用した残りの柚子の皮は
1年中、風邪をひかない様に・・・
柚子風呂に使って締めくくりです。