★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

庭の紫陽花

2021-06-29 18:16:41 | 我が家の庭
大した怪我でもありませんのに、お見舞いのお言葉をお寄せ頂き
誠にありがとうございました。
少し傷が在った場所が化膿・浮腫して靴が履けない日が続いていました。
治療に通っておりますのでそう遠く無い日に治癒するものと思われます。
ご心配頂き感謝しております。



この処の梅雨の雨で、庭のアジサイが急に発色を始めました。
何時庭に植えたのか?
記憶が確かでは無いのですが、たった一株なのに、年月を重ねて
大人2人で一抱え程もの大きさに育っています。
花の彩もそれぞれ花の咲き場所によって違って居て、
昔ながらの名無し(?)の紫陽花です。
地質や含有物によって発色が違うと言われて居ますが・・・
同株なのに色が混ざり合って梅雨らしい風情です。





葉が斑入りのガクアジサイも咲き始めています。

ピンクのガクアジサイ(母の日のプレゼント)

周囲の花弁に見える部分は装飾花で、花の中央部分は両性花と真花。



(回顧)スタンダードの薔薇

2021-06-27 13:01:40 | ばら
不用意にも足を怪我して歩行が少々困難になりました。
(庭や家の中は大丈夫です)
しばらくの間、blog友さんの処をスイングさせて頂く事と致します。
今丁度、四季咲きの夏バラが少し開花していますが・・・
何の手入れもして居ないので披露する程形良く咲いて居ません。
かなり以前ですが蔓バラを育てて居た時期が在ります。

ホワイトクリスマス

フェンス仕立ての薔薇は季節を通して大輪で200輪位は裕に咲きました。
蔓バラは誘引の仕方で周囲の雰囲気ががらりと変わり
殺風景な場所を薔薇天国に変える威力が在り魅力的でした。

アブラハムダービー


ニュードーン

一番魅力的だったのは丈夫に育っている薔薇の木の部分に
他の美しい薔薇の挿し木をする、スタンダード仕立ての薔薇でした。
目の位置でまるでブーケの様に咲くバラの美しさは比類でしたが・・・
振り返れば環境の維持や剪定に苦労しました。


ベビーブーケ(スタンダードの薔薇)

現在も過去にも薔薇の花をモチーフに
絵画を描いている画家は多いと思いますが
私はフランスの画家カシニョールの「薔薇と夫人」の絵に
特に魅力を感じます。
薔薇の庭を始めた頃入手した、スタンダードの真赤な薔薇
ザ・リンカーンを描いた絵画は
丁度庭で咲いて居ましたので好きな絵の一枚です。



偶然ですが、カシニョルは赤いバラだけでは無く
我が家で咲いていたスタンダード仕立てのベビーブーケに似た
ピンクの薔薇も描いています。
バラのブーケもですが、バラの木にも大いに興味が在ったのでしょう。

    

★絵画はネットからお借りしています。



一重のクチナシ

2021-06-21 19:14:14 | 季節の花


今朝、窓を開けるとクチナシの香りが漂って居ます!
一重のクチナシの花が何輪か開花していました。
このクチナシの花は実が欲しくて植えたのですが・・・
(実は一重のクチナシしか出来ない)
昨年も沢山の花(30輪以上)が咲いた割には
実は1個しか出来ませんでした。



かつては八重咲きの薔薇の様な咲き方をする八重咲きのクチナシの花も
咲いていたのですが・・・
オオスカシバの幼虫に葉をすっかり食べられてしまい
気が付けば木が丸坊主になって枯れてしまいました。



それからは春に消毒して居ます。
クチナシの花は虫媒花だそうですので、昆虫が寄り付かなくなって
実もならなくなってしまったのでしょうか? 
痛し痒しです。



クレマチスは2番花がちらほら咲いています。
種類に寄るかも知れませんが、一番花より少し色が薄目です。
トレリスでは一番花の終わり花と、開花しようとする花が混在しています。


開花途中


花芯部分



花弁が散って残った花芯。



私は2回目のコロナワクチンの接種が終わりました。
接種1回目は、翌日多少筋肉痛はあったのですが
日常生活に障る程ではありませんでしたが
2回目は熱は出なかったものの、筋肉痛がかなり強くあり、
痛み止めを2度飲みました。
TVでコロナワクチン接種の後遺症について
専門家が解説して居りましたが、軽い発熱や倦怠感、筋肉痛は
身体に抗体が出来た証拠だそうですヨ。




庭のウメモドキ

2021-06-20 14:46:52 | 我が家の庭


2階のベランダから見ると、ウメモドキの花がイッパイ咲いています。
花は5㎜位の極小で樹高が3m位あり、花の様子が良く判りません。
枝を引っ張って小さな花を写してみました。
ウメモドキは雌雄異株で実をつけるのは雌株だけだそうですネ。
幸、我が家は沢山実をつける雌株であって良かった!
晩秋に沢山の実をつけます。


雌蕊の周りには雄蕊が立ち上がっているのが見えます。
丁度色が出始めた紫陽花の葉にオバナを付けたまま
小さなウメモドキの花弁が散って居ます。







メモドキの根元に散っている小さな花弁を集めてみました。








梅雨入り宣言

2021-06-15 18:25:05 | 思いつくまま

6月14日、例年より7日遅く、昨年より3日遅れて
関東甲信地方の梅雨入り宣言が在りました。
梅雨独特の弱い雨が降って
庭で咲き始めたばかりのビオウヤナギに雨が降り注ぎ
長いまつ毛に溜った雨粒が涙の様に見えます。


インテグリアホーリア系のクレマチスが気持ち良さそうです。








ヤマアジサイは中心部分に小さな花を咲かせています。
周囲の花びらのような部分はガク片です。




紫蘭


ノイバラは、地面近くで開花して居ましたので
泥が跳ねて、この雨で全部散ってしまいました。
例年、梅雨に咲く超ミニバラのザ・ファイアーやピンクスプレーは
雨を得て元気そのものです。


超ミニバラ・ピンクスプレー(蕾は小豆大・花の大きさ1.5㎝位)

超ミニバラ・ザ・ファイアー(花の大きさ2㎝位)

トレリスで雨宿りしているオツネントンボ(?)
擬態して居る様に見えます。(春から夏にかけて色変わりする)



ヤグルマギク

2021-06-14 14:17:26 | 季節の花

この時期、ヤグルマギクの花が、あちらこちらで
大群生しているのを見かけます。
この花を見ると、日本のエジプト文明研究第一人者であった
考古学者の吉村作治先生の話を思い浮かべます。
史術が事実と異なるのが残念ですが・・・
ロマンいっぱいに語られて世を賑わせた当時が懐かしいです。
3300年もの時を経て,現在も普通に見られる花、親しまれる花が
他に在るでしょうか?




ムラサキツユクサ(ツユクサ科)は,とても日本的なイメージですが
北アメリカ原産で明治の初め頃に観賞用として輸入された花なのですネ。
この花を見ると梅雨入りを連想します。
この処、少しぐずついたお天気が続いていますので
そろそろ梅雨入りかも知れません。
蕾を沢山付けているムラサキツユクサの花が群生しているのを見ると
「梅雨入り宣言は」間もなくの気がします。








ムラサキツユクサの周囲には小さな野の花々が咲いています。
花壇から飛び出してきた花もあります。

ツルマンネングサ(ベンケイソウ科・マンネングサ属)

リンドウ咲き・カンパニューラ(ヤツシロソウ)キキョウ科.ホタルブクロ属

ノコギリソウ(キク科)


虫取りナデシコ(ナデシコ科)


野ブドウ・野葡萄の花

カラスのエンドウ(マメ科)
変わり映えのしない花々ですが急ぎアップしないと季節が終わりそうです。



オモトの花

2021-06-11 19:34:05 | 季節の花

今年も庭のオモトにトウモロコシの様な,人差し指大の花穂が
何本か立ち上がって居ます。
最初は若草色で蕾状態ですが、1週間くらいしてベージュに色変わりします。

   

数日経って受粉した様です。
花粉が浮き上がって見えます。



受粉するには諸説ありますが、我が家は放置状態で
例年何株も大きな実を付けています。
この時期、厚い葉をかき分けて花穂の様子を見るのが楽しみです。




オモトの周囲にはドクダミが繁茂しています
私は目の敵に除草して居ましたが、
先日blog友さんの処で、ドクダミを投げ入れにして
飾っておいでになるのを拝見して衝撃を受けました。
私はドクダミを生花にする発想が今迄皆無だったからです。



今回、発想の転換をして
私もblog友さんを真似てガラス器にトワダアシと共に活けて見ました。
涼し気でちょっと驚きでした。
心なしか匂いが気になりません。




遅咲きのバラ

2021-06-05 17:32:31 | ばら
以前、沢山のバラを   育てて、バラ園を仕立てて居た事が在ります。
現在は駐車場にかわり、僅かな薔薇しか咲きません。
手入れが行き届いていないので、可愛そうですが
強健な薔薇が駐車場の周辺に少しずつ復活して咲き始めました。

     
人気の在るピエール・ド・ロンサール。

ホワイトクリスマス(蔓性)下はクレマチス白雪姫。

ホワイトクリスマス

ペニーレイン

春霞(蔓性は強健です。)


色変わりが美しい春霞。

オールドローズのアブラハムダ―ビー

ニュードーン(蔓性)相変わらず暴れて好きな場所で咲いています。

超ミニバラ・ピンクスプレー・蕾がイッパイでこれから沢山咲きます。

白いモッコウバラ(眞子様の御印は黄色)


どうかお幸せになられます様に・・・
            

    

細工ジャスミン茶

2021-06-04 13:10:05 | 食品
先日、友人から「茉莉百合花」マツリユリカなる
珍しい細工ジャスミン茶を頂きました。
茉莉とは中国ではジャスミンの花を意味しているそうです。
この「茉莉百合花」のジャスミン茶は
白毫 銀針の茶葉で百合の花を包み込み、
丁寧に束ねて作ったジャスミン茶だそうです。
上段に花が包まれているので、小さなキノコ型の茶玉になって居ます。



茶玉をグラスに入れて熱湯を注ぎ
グラスの中でゆらゆらゆれる茶葉を楽しみ乍らお飲み下さいとの説明書ですが
小さなグラスでは様子が見にくいので
耐熱ポットにマツリユリカを入れて熱湯を注ぐと
ジャスミンの良い香りがして2~3分後に茶葉が開いて
中心部分から百合の花が現れました。



ポットを傾けるとその都度、茶葉がゆらゆら揺れて甘い良い香りがします。
花と茶葉の2段重ねになって居ますので、ポットの中で開いた茶葉は
まるでウニの様です。(不謹慎ですが・・・)
味はジャスミン茶をまろやかにした様な・・・優しい味がします。
説明書きには3杯位は味が変わらず楽しめるとの事です。

開いた茶玉を取り出した様子。(中央部分が百合の花の様です。)



こちらは茉莉千日香・2個

茉莉千日香は緑茶(白毫銀針 )と千日紅ジャスミンの花が原料で
ポットに湯を注ぐと乾燥したジャスミンの花が浮びあがり、
ジャスミンの良い香りが漂います。
熱湯を注いで、茶葉から浮かび上がった花は
良く近隣で見かける千日紅です。
千日紅には強五臓(内臓を健康にする事)・散悪血(汚い血を出す事)の
調経効果が在り 、不老長寿の縁起の良い花だそうです。







第1回目のコロナワクチンの予防接種は無事終わりました。
2回目は3週間後で予約がとれています。
しかし用心は必須ですから・・・
友の計らいで目にも楽しいティータイムの時を自宅ですごせた事に
感謝しました。







我と来て・・・

2021-06-02 17:34:42 | 水鳥


私の住んでいる場所は信州ですが
コンクリート街なので、すっかり雀を見なくなってしまいました。
近くの公園では何時も決まったベンチに腰掛けて
餌撒きをしておいでの老夫妻が居られます。



沢山の雀の群れが餌に群がって居ますが、1羽だけ群れに入れず
離れた場所で、プックリした姿で座り込んでいる雀が居ます。
もしかしたら巣立ったばかりの子雀かもしれません・・・



とっさに
小林一茶の句「我と来て遊べや親の無い雀」が脳裏をよぎり
カメラを向けました。
その瞬間、親雀がやって来ました。
親子鳥の光景は微笑ましく心が和みました。





この場所は雀の縄張りになって居る様で
他の鳥に邪魔されることなく、砂浴びをして居る雀も見られます。