★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

ルコウソウ

2006-09-30 07:38:18 | 季節の花

 

 

ヒルガオ科のマルバルコウソウは、熱帯アメリカ原産の植物で

観賞用に渡来したそうですが、

厳しい信州の冬の気候にも適応して原野に野生化しています。

垣根や背の高い植物・電柱等に巻きついて

思いがけないオブジェを見せてくれます。

蔓が左巻きなのでもじって「利口そう」等と言った友がいた事を思い出します。


リンゴ・サン津軽

2006-09-29 07:22:37 | 木の実

 

今市場に出回っているサン津軽の成長記録を春先から追いました 。

花はどの銘柄も一見大異なく、皆同じに見えてしまいます

蕾が膨らみかけた時、サン津軽は一寸赤い色をしていました。

今収穫の真っ只中です 。

リンゴ畑は、一際真っ赤なリンゴが鈴なりしている様子が見られますヨ。

サン津軽は清清しい歯ざわりと酸味が人気です 。

ただし日持ちは良くないので、新鮮なうちにほうばるのが一番です。


イタドリとメイゲツソウ

2006-09-28 07:44:07 | 季節の花




イタドリ(タデ科)


イタドリはご覧のように雌株と雄株があります。

どちらも山野で割合良く見かけますネ

芽が伸びたばかりの茎は太く柔らかいので、皮をむいて食べられますヨ

決して美味しくはありませんが・・・

苦いような酸っぱいような・・・

戦後、食料の無い頃はこの植物も活躍しました・・・遠い昔ですネ。 

最近は食べられることを知らない人が多いと思いますが

疼痛を取り除く優れた働きを持っているので「イタドリ」と名が付いたそうですヨ。





メイゲツソウ(タデ科)


白いイタドリと色違いのピンクの花はメイゲツソウと呼ばれています

メイゲツソウはやや高地に多く見られます

マクロで写しましたら面白い花の形態です

八ヶ岳山麓には高度差でイタドリの色んな種類が見られます

プチトマト

2006-09-27 08:45:17 | 思いつくまま



今日は朝から雨模様です。

一雨毎に秋が進む気配ですネ。

先日サラダ街道の畑で、元気いっぱいのプチトマトが

鈴なりしているのを見かけました。

家庭菜園等をされている方はご存知でしょうが

私はこんな鈴なりのトマトを目にしたのは初めての事でした。

小さなトマトが秋の陽に輝いて美しく見えましたヨ。

写真を写した後、一粒頂いて味わってみましたら、

果物のように甘く、太陽の恵みが口いっぱい広がりました


金木犀の香り

2006-09-26 08:41:39 | 思いつくまま



信州は朝晩めっきり涼しさをまして肌寒い位になりました。

朝、庭に下りて深呼吸しますと

そこはかとない懐かしい香りが庭一面に漂っています。

もしかして・・・

一昨年、駐車場の片隅に、鉢植えの金木犀の苗木を放したのですが

背丈1.5m位の小さな木の枝に細かい2~3mm位の花がびっしりついています!

開花したばかりの様な花から芳しい香りが漂っているではありませんか!

我家の庭の「小さな秋第一号」を見付けた気がしました。

マクロで見ると金木犀の雄しべの変わった形態が見れますネ

金木犀は雌雄異株だそうですが日本には雄株しか見られないそうですヨ

香しいフレッシュティー

2006-09-25 08:20:12 | ばら


薔薇が食用になるのをご存知ですか?

初夏に咲いたダマスクローズ・セルシアナは一期咲きですから

残念ながら秋の花は見られませんが、

観賞用のバラであると同時に「バラオイル」を抽出したり

食用出来る優れた種類のバラです。

花びらは、フレッシュティーやジャム・サラダのトッピングに加工したり

砂糖漬けにしてお菓子に使ったりしますヨ。

また酢に浸して香りを移して、ドレッシングに利用したり

飲み物や料理にも使えますし

ローズウォータにして化粧水にも活用出来るすぐれものです。

薔薇の化粧水は血液の循環を良くして

浄化作用もあり、乾燥肌や炎症のある肌に効くそうですが、

驚いた事に、このローズウォーターで結膜炎等の

目の炎症の消毒をした記録が残っていて、

その薬効の優れている事は立証済みだというのです。

美しく香りの良いバラと言うだけではなく、

こんな優れものの薔薇が庭に一本あると楽しいですヨ。






12~13輪の薔薇を摘んで花びらをはずして水洗いし、

よく水切りした後、ポットに移し熱湯を注ぐと

綺麗な若草色の薔薇のフレッシュティーが出来ます。

芳香しいフレッシュティーには緊張を和らげると共に

強壮作用があるそうですヨ。

このフレッシュティーに好きな紅茶をブレンドして

「薔薇ティー」が私のお気に入りです。

昼下がりに薔薇ティーでお茶いかがですか?














水彩画・トリカブト

2006-09-24 08:34:44 | 水彩画



先日ご紹介しました、あの神秘的なトリカブトの蕾の姿を

お馴染みのミスター靖氏がパソコンの水彩画にして送ってくださいました。

優しく秋の風情が漂って実物よりも雰囲気がトテモ素敵ですネ。

絵心のある方のこと、本当に羨ましく感じてしまいます。




                  
                     

お彼岸

2006-09-23 09:03:10 | 思いつくまま



今日はお彼岸の中日ですネ。

昔から暑さ寒さも彼岸迄と言われていますネ。

今日を境に、日が段々短くなって、涼しさが増して来ると思うと

夏の暑さが恋しく感じられますネ。

我家は家族で朝のうちにお墓参りを済ませたいと思っています。

今日は昨日に続きましてキッス・オブ・ファイアーと同時に打ち上げられます

カラフルに色変わりする打ち上げ花火とスターマインを

少しテンポを遅めにしてご紹介して見ます。

肉眼では直ぐ消えてしまう残像ですが、

こうして見ますと花火師さんが作り出す

光と色の芸術って素晴らしいですネ!

この瞬間のために日夜努力を重ねていらっしゃる花火師さんにとっては

花火大会は自分の作品を披露する晴れの発表の舞台でもありますネ。




諏訪湖の花火

2006-09-22 07:49:18 | 諏訪湖の四季




諏訪湖上で開催されますお盆の花火大会・新作花火大会の最後を飾ります

キッスオブファイアー(火の接吻)は

両側から花火が接近して来てぶつかり合う諏訪湖の環境ならではの豪快この上ない花火です

尺玉といわれています打ち上げ花火が半円に湖上で広がるように設定されて

炸裂する花火の音と色、湖に写る花火と三つ巴になってそれは見事です!

尺玉花火は円形に開きますので残りの半円は水中で開いているそうですヨ

新作花火で写しました花火をテンポを上げたスライドショウにしてみました

湖上で近付いてくる様子がお解かりいただけますか?

火の接吻がなされました瞬間にスターマインと打ち上げ花火が一挙に上がって

花火大会はクライマックスを迎えて終わります

大勢の観客からは大歓声と拍手が惜しみなく送られましたヨ




赤蕎麦畑

2006-09-21 07:31:41 | 季節の花



遠く南アルプスを望み、伊那谷を見下ろす山の斜面を利用して

何年か前から赤蕎麦が栽培されています。

赤蕎麦はヒマラヤの高地ネパール原産の種を持ち帰り、

信大の名誉教授である氏原暉男氏によって、試行錯誤の結果育成されたそうですが

山あい一面にピンクの絨緞を敷き詰めたような光景は見事!

としか言いようが無い程、実に素晴らしい光景です。

この赤蕎麦には「高嶺ルビー」の名が付いています。

一般の蕎麦より背丈が低く痩せた土地でも栽培が可能だそうですが、

収穫高は普通の蕎麦の1/3程度で、効率は悪いのだそうです。

ここでは観賞用の意味も含めて。かなり広範囲に栽培されています。

ネパール地方では、この赤蕎麦を粉に引いて、薄い蕎麦クレープを焼き

香草やチーズ等を巻いて主食にしているそうですヨ。