お盆の諏訪湖の花火大会に引き継き、第37回の新作花火競技大会が行われました。
この花火大会は全国の有望な花火師さんの斬新なアイディア・独創的な技術で
自分の作品に合った音楽をバックに、花火の技術を競う花火大会で、文字通り光と音の饗宴です。
競技大会の後には専門家からなる審査委員から評価の高かった花火師さんが表彰されます。
ちなみに評価の基準は
1、花火が上がって行くときの状況が良い。
2、玉の炸裂する状況が良い。
3、色彩が優れ、綺麗である事。
4、独創性、芸術性に優れている事。
5、花火の題名と花火師さんが選んだ音楽との調和が良い事。
6、安全性が確保されている事。
の6項目を満たしている事が最低条件だそうです。
今回、私は大勢の団体席の後ろの席でしたので、諏訪湖から打ち上げられる瞬間は写せませんでしたが
上空に広がった花火を何点かアニメでご紹介してみます。
新作花火競技大会は諏訪湖の花火大会に打ち上げられる4万発の花火と比すれば
1万8千発と規模は小さく、豪華絢爛には欠けますが
花火師さんたちの祈りが込められた貴重な花火です。
夏の納涼花火大会とは一味違い「芸術の秋の花火大会」と言った感じです。
我が家の庭はすっかり花が終わって小さな草花たちがはびこるばかりです。
いずれは雑草として草取りしてしまう小さな花たちですが
良く見ると可愛いく美しい姿です。
ヘクソカズラ・別名サオトメカズラ(アカネ科)
ヘクソカズラ (アカネ科) イヌタデ
ヘクソカズラ(サオトメカズラ)はおびただしい種子をつけます。
種子が弾けないうちに除去しなければ来年は大変なことになります。
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
やがて赤い実をつけます。
ヒヨドリジョウゴも繁殖力が強く、他の植物に絡みつくのでその都度除去しています。
シモバシラ(シソ科)
一応、花穂状になって居るのですが…今年の開花は期待できません。
シモバシラの名前の由来は極寒の頃、茎の根元に吸い上げた水分が氷付き
シモバシラに見えることからこの名が付きました。
我が家のシモバシラはシモバシラと言うよりは氷柱の様に見えます。
茎が枯れる頃、数本の茎を束ねて放置し、冬季のシモバシラを観察してみたいと思って居ます。
第71回諏訪湖祭りの花火大会が台風10号が長野県に接近した真っ只中
凄い強風の中でも中止することなく実行されました。
幸、雨は降らなかったのですが、北東の強風に煽られて、
肉眼では真ん丸に開いた花火は写真に写すと北東に流されている様子が判ります。
こんな経験は初めてですが、普通に機能する私の三脚も煽られて揺れるので
今年は写真撮影は断念して迫力ある素晴らしい花火を楽しむ事にしました。
令和最初の花火大会のテーマは
新時代の扉を開く轟と煌めきの華です。
この日は4万発もの大がかりな花火が打ち上げられ 観客は50万人と発表されました。
諏訪湖は周囲が山々に囲まれた盆地ですので花火の轟音がこだまして湖上に轟き渡り
美しさはもちろんですが迫力満点です!
諏訪湖の花火大会が終わると多少残暑があるでしょうが、秋が急ぎ足でやってきます。
信州の短い夏の名残の花火大会でもあり一抹の寂しさも感じます。
この後、9月7日に全国の花火師さんの競技を競う新作花火大会が開催されます。
恒例の諏訪湖・サマーナイトフェスティバルが7月21日から開幕しました。
オープン当初は梅雨独特の小雨が降り、撮影が難しかったのですが、
やっと晴れ間が見え、撮影ができました。
これから8月21日迄(除く8月15日の諏訪湖花火大会)毎夜8時30分から15分間ですが
『天空のエナジー』がポップス系の音楽に合わせて夜空を彩ります。
エナジーとはエネルギー・活動・力強さの事だそうですが
轟音と共に真夏の大空に輝く花火はエネルギーの爆発そのものです!