★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

雨後の茗荷

2019-08-31 12:24:12 | 思いつくまま

ここ数日間、雨の日が続きました。

一雨ごとに間違いなく秋がやって来ています。

今朝は久しぶりに朝から青空が見えますので庭の草取りをしました。

とても気になって居る茗荷の竹藪(?)を覗くと、沢山の茗荷が出ています。

花を咲かせているものや萎れかかっているものもあるので手が届くところから採取しました。

土の中から芽を出しかかっているものは放置して、しばらく成長を待つ事にしました。

収穫しながら体験した事ですが、茗荷の可食部分は蕾ですから、

やはり花を咲かせない方が可食部分がしっかりと充実しています。

花が咲いた後の茗荷はフカフカした手触りです。

今回、収穫した茗荷はクックパットで検索して即席のみそ漬けにしてみたいと思います。

 

 

 

 

  

 

お味噌で一夜漬けしただけですが、味噌と茗荷がベストマッチ!

とても美味しい味噌漬けが出来ました。

今迄は、薬味に少しずつ収穫していたのですが、旬が過ぎないうちに収穫して

また作ってみたいと思います。

 

  

 

 

 

 

 

 


諏訪湖まつり

2019-08-16 07:56:31 | 花火

 

 

第71回諏訪湖祭りの花火大会が台風10号が長野県に接近した真っ只中

凄い強風の中でも中止することなく実行されました。

幸、雨は降らなかったのですが、北東の強風に煽られて、

肉眼では真ん丸に開いた花火は写真に写すと北東に流されている様子が判ります。

こんな経験は初めてですが、普通に機能する私の三脚も煽られて揺れるので

今年は写真撮影は断念して迫力ある素晴らしい花火を楽しむ事にしました。

令和最初の花火大会のテーマは

新時代の扉を開く轟と煌めきの華です。


    


この日は4万発もの大がかりな花火が打ち上げられ 観客は50万人と発表されました。

諏訪湖は周囲が山々に囲まれた盆地ですので花火の轟音がこだまして湖上に轟き渡り

美しさはもちろんですが迫力満点です!

諏訪湖の花火大会が終わると多少残暑があるでしょうが、秋が急ぎ足でやってきます。 

信州の短い夏の名残の花火大会でもあり一抹の寂しさも感じます。

 

        

  

この後、9月7日に全国の花火師さんの競技を競う新作花火大会が開催されます。

 

 

  

 

 

 


残暑お見舞い申し上げます

2019-08-13 08:46:56 | 思いつくまま

 

 

 

毎日暑い日が続いて居ますネ。

信州に在住している私ですが、先日ご紹介した通り諏訪湖畔は「菱」に覆われ

お世辞にも涼感がありません・・・

現在は車を運転しなくなって行かれませんが、数年前に写した写真で

Photo Filtreを利用して涼感を演出してみました。

邪道だと思われた方には申し訳ありませんが・・・

 

奥蓼科・湯みち街道沿いにひっそりと御射鹿池が在ります。

このあたり一帯は諏訪大社・上社の神に捧げる牡鹿を射る神事が

執り行なわれた地である事から御射鹿と命名されているそうです。

この地に在る御射鹿池は単なる灌漑用水の溜池であった訳ですが

東山魁夷の「緑響く」の白い馬が池畔をゆっくり歩む絵の

モチーフとなり、神秘の池として全国的に有名になりました。

普段、水面は鏡の様に静かで波打つことはありません。

「緑響く」は現在信濃美術館内の東山館に展示されています。

以下の文章は東山魁夷所蔵作品集の中からの抜粋です

 

        ☆          ☆          

 一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、

画面を右から左へと歩いて消え去った.

そんな空想が私の心の中に浮かびました.

私はその時、なんとなくモーツアルトのピアノ協奏曲の第二楽章の旋律が

響いているのを感じました.

穏やかで、控え目がちな主題がまず、ピアノの独奏で奏でられ、

深い底から立ち昇る嘆きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが

慰めるかのようにそれに答えます

白い馬はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです

        『東山魁夷館所蔵作品集』1991年より抜粋

        ☆          ☆          

 

「緑響く」は詩的で高い精神性と豊かな感性を基盤に描かれている事を実感させられますネ。

モーツァルトのピアノ協奏曲・第2楽章

演奏者は河村文雄さん・オーケストラは夢十番です。

画面中央の▶印をクリックして演奏と共に絵画をお楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


露 草

2019-08-08 19:07:32 | 季節の花

花弁は青色と下側に白い花弁が在り、合計3弁

 

 

露草は早朝に開花し、午後にはしぼんでしまう花であることは知られた居ます。

開花している青い花びらはミッキーマウスの耳に見えて愛嬌が在りますね!

つい先日、しぼむ寸前の露草を捕えることが出来ました。

翌朝早く、同じ場所に行ってみますと開花したばかりの露草を発見!

露草のオシベは長~く伸びた先端に靴の様な形に花粉を付けており

花の根元に在る黄色い花びらのような形3・人型のような形1は

仮オシベだそうです。(花粉が付いていない)

露草のオシベは計6本ある事になります

真ん中の長~く伸びているのはメシベです。

午後には花苞に花弁やシベが巻き込まれる様にして

終焉していく姿をまのあたりで見たのは初めての事でした。

自然の営みは、たかが雑草でもマクロを通してみると実に興味深いです。

 

 

  

午後にはこんな姿に・・・

 

 

咲き終わり

 

咲き終わった花の真上には、翌朝咲く次の花がスタンバイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


真夏の諏訪湖

2019-08-06 08:42:54 | 諏訪湖の四季

 

 

 

 

諏訪湖は今年も猛烈に増えた菱で水面が覆い尽されて景観を損ねています。

除去して肥料に加工している光景を見たことはあるのですが・・・

此処まで繁殖してしまうと手におえない印象です。

観光船が行きかう場所だけは水面が見えていますが

水の動かない上諏訪側と下諏訪側の水面は繁殖が著しいです。

山々に囲まれた美しい自然を求めて避暑に訪れた人々には残念な光景でしょうが

諏訪湖は天竜川の源で、出水する河川は水量を調節する水門だけですから

水が動かない場所は沼状態なので菱の繁殖に適しているのでしょう。

以前、菱の処理風景blogアップしていますが

その頃よりさらに大量発生して居ることが一目瞭然です。

 

 

 

湖岸際の菱

 

下水道が完備する以前は真夏にはアオコ(青粉)が水面を覆い、悪臭を放っていました。

アオコは浮遊性の藻類で、まるで諏訪湖が抹茶で覆われているようでした。

何より不快な悪臭に、夏場は湖畔に出掛けて行く気がしなかった位です。

水質が改善されてからはアオコの代わりに菱の大発生が見られるようになりました。

菱は悪臭は無いのでアオコより我慢が出来ます。

湖岸に立つと、なかなか大自然の形態には人間の力は及ばず・・・

如何に微力であるかを思い知らされます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カサブランカ

2019-08-02 19:09:56 | 季節の花

 

 

梅雨明け宣言と同時に大輪のカサブランカが咲き始めました。

 カサブランカは1970年オランダ生まれだと言われていますが

山百合鹿の子ユリを原種に持つオリエンタルハイブリッドリリーです。

欧米で品種改良が盛んになったのは、江戸時代で

シーボルトによって日本のユリが紹介され、改良が重ねられたそうですが

八ヶ岳植物園にも沢山のヤマユリが華やかに咲き誇ります。

大輪で周囲を圧倒して咲いていますが、赤い斑点がなければカサブランカそのものです。

我が家には数年前にコンカドールという黄色いカサブランカが沢山咲いた年があります。

信州小諸で品種改良されたコンカドールですが寒さに弱く・・・

残念ながら厳冬の年明けに消えてしまいました。

いづれの花も母の日のプレゼントを庭に放したのですが

白いカサブランカは寒さにも強く、何年も咲き続けています。

我が家の狭い庭は母の日のプレゼントの花々が次々咲いて

季節が巡ると目を楽しませてくれ、年月の流れの記録にもなって居ます。

 

 

 

 


電算アート展

2019-08-02 08:42:26 | 水彩画

毎年横浜のそごうで開かれている「電彩アート」主催の作品展が

下記の予定で開かれます。今年で12回目になりますが、

全国規模の大会はこれが最後となり、今後は各支部で開かれます。

横浜迄行く機会がありましたら是非ご高覧ください。

今回、ミスター靖氏は3点出品しておられます。

          記

開催場所  横浜そごう9階・ギャラリーダダ

開催期間  令和元年8月14日(水)~8月20日(火)迄

開催時間  午前10:00~午後7:00迄(最終日は午後3時迄)


 

 

案内状には会員の優秀作品が6点掲載されており

その中にはミスター靖氏も選ばれて

横浜の街をバックに帆船の浮かぶ風景が描かれています。

上記の画題は「帆船日本丸と夜の横浜高層ビル」です。


 

 横浜港夜景


 臨港パークより、みなとみらい高層ビル群を望む

 

 

 

 

 

 

 

 


奈良井宿で見かけた花

2019-08-01 09:09:18 | 季節の花

 

 

 

奈良井宿は水が豊富な街道で、いたるところに水溜井戸があり

冷たいきれいな水が勢いよく溢れて流れており、

飲用にもなるので柄杓が添えてあります。

水が豊富な場所には色鮮やかな花々があちらこちらに咲いており

レトロな街並みにマッチして花の色も特別綺麗に見えました。

 

 

野カンゾウ(ユリ科)

 

 

ユッカ・君が代蘭(リュウゼツラン科)

 

桔梗(キキョウ科)

 

フシグロ仙翁(フシグロセンノウ)(ナデシコ科)

 

キクイモ(キク科)

 

酔仙翁(スイセンノウ)・フランネル草(ナデシコ科)

株全体に白い柔毛が密生しており、ビロード状に見えることからビロード草とも呼ばれている