★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

シモバシラ出現!

2021-11-30 09:32:12 | 我が家の庭


ここ数日、零下の朝が続いています。
気が付けば、今年初めて庭のシモバシラ(シソ科)の花の根元に
見事なシモバシラが立ち上がって居ます。
茎の根元に立ち上がる氷の花はシモバシラの根から吸い上げられた水分が
枯れた茎からしみだし、冷たい外気に触れて
凍って出現する仕組みです。



気温が氷点下でなければ出現しませんし
気温が低く過ぎても、また雪が降っていたり
風が強い日も氷の花は出来ません。

      

何度か氷柱が立ち上がって水分が蒸発して行くので
氷柱は水分の多い、出来始めが一番スケールが大きく見事です。
1ケ月位は見られますが徐々に茎の水分が減少するので
氷柱は痩せて行きます。







シモバシラの花 (シソ科) 2021.9.16写




カイツブリと諏訪湖の留鳥

2021-11-28 15:57:18 | 水鳥

渡り鳥を写していると、目前にカイツブリがひょっこり現れました。
カイツブリは神出鬼没で、カメラで狙って居ても
必ず写せるとは限りません。


潜水が得意で、あっという間に水中へ・・・






長時間潜水していて、とんでもない方向に姿を現しました。
2020.7.02 諏訪湖に流入する河川で
カイツブリが子育てをしている様子を観察した事があります。
幼鳥は、親鳥からは想像もつかない縞模様が在ります。




親鳥が餌を運んで来てくれるのをひたすら待っている幼鳥が
何とも愛らしかったです。
今年はタイミングが悪くて出会う事が出来ませんでした。


湖岸に出れば、水辺が好きなハクセキレイも良くみかけます。


カワウは羽に油分が無いので、終始羽を広げて乾燥させています。




今年、菱が繁茂している沖合で孵化したダイサギ。


幼鳥の頃。



公園の大銀杏の天辺で孵化したアオサギの幼鳥。
オオバンカルガモはどこでも見られます。






紅葉の終盤

2021-11-25 18:54:00 | 思いつくまま

公園の紅葉もいよいよ終盤になって来ました。
刈り込んだ垣根の所々に枯れ葉や赤い実が落ちています。
一際赤い実が目を引きます。
近付いてみるとサンシュユの実です。

サンシュユの実


見上げれば沢山のサンシュユの実がなっています。
紅葉で赤い実は見えにくいですが
サンシュウュユは待ちわびていた春に
いち早く花を咲かせていた樹木です。


春に沢山咲いていたサンシュユの花

                                                   
                                                                                                2020.4.1


紅枝垂れの紅葉も赤色を落としてきました。





ここ数日の冷え込みで、メタセコイヤもすっかり紅葉しました。


我が家のウメモドキも葉を落とし実が目立って来ました。


除草せずに残しておいたヒヨドリジョウゴ。


未だ、青い実も残っています。(ヒヨドリジョウゴの花)





ツルウメモドキの花は小さく目立たないので
今年も写せず、実がなってから気付きました。
来年は花を写したいと願って居ます。
ツルウメモドキの花(ネットから借用しています)

           









マルメロはすっかり収穫されたのですが、
カリンは枯れ枝にイッパイ実をつたまま放置されています。





ブレザーブスタイルのジャム

2021-11-22 17:59:37 | 食品


三ヶ日の大きくて立派なミカンを箱で頂きました。
私独りでは消費しきれないので、
友人におすそ分けしようと思ったのですが・・・
この時期、何処のお宅にもリンゴやミカンはあるので
貰った方は有難迷惑と思い、クックパットを参考にして
ミカンやリンゴのブレザーブスタイルのジャムを作ってみました。
ブレザーブスタイルとはジャムの素材の原形が残っているジャムの事です。


まずは、ミカンを綺麗に洗って、ヘタの部分をくり抜いて除去する。


8個のミカンの半分は4つ割りにして
フードプロセッサーにかけ、みじん切りにしました。
残りの4個は皮を剥いて実だけをみじん切り。


剥いた皮の内側の白い部分をこそげ落とす。




フードプロセッサーで砕いたミカンにグラニュー糖(砂糖)を
加えて煮詰めて水分を飛ばし
マーマレード風に刻んだ皮を加えて、さらに煮詰めました。
ミカンの皮は柔らかいので煮詰めている間に半分は煮溶けてしまいましたが
かろうじてブリザーブ風のミカンのジャムに仕上がりました。


現在、近郊のリンゴ園では小ぶりのリンゴが鈴なりしています。
生食が一番美味しいですが
少し傷が在ったり、色付きが悪い小ぶりのリンゴは格安で
コンポート(シロップ煮)に利用していますが
今回、ブリザーブスタイルのリンゴジャムに挑戦してみました。
先ず、皮を剥いたリンゴの実を1㎝角位に刻んで塩水に晒し
良く水気を切って、グラニュー糖で煮詰めるだけで、
簡単にブリザーブスタイルのリンゴジャムが出来上がります。
(固形部分を残したいので、煮すぎない様にする注意が必要)
リンゴの皮も捨てずに、ジャムにしてみました。

   



完成したブレザーブスタイルのリンゴジャム。
トーストにもヨーグルトにも良く合います。


リンゴの皮だけのジャムはフードプロセッサーで細かく刻み
くり抜いたリンゴの種や芯を茶こし袋に入れ
ペクチンを抽出させながら煮詰めました。
これはこれで、トーストやクラッカ―等に合います。
ジャムに加工しておくと、寒天流しやゼリー等のデザートにも
直ぐに活用出来て便利です。



青天を衝く

2021-11-20 12:23:57 | 諏訪湖の四季

この処放射冷却で朝の気温が低かった分
日中は暖かで小春日和の日が続いています。
太陽の陽が燦燦と降り注ぐ公園の芝生で
大の字になって天に向かって腕を上げている人が居ます。
長いコロナ感染予防の自粛生活から解放され
伸び伸びとした心境なのでしょう・・・
まるで晴天を衝いてるようです。
凄く清々しく微笑ましい光景に見えます!


人々が活動的で元気が戻って来た公園。


公園の噴水が久しぶりに噴出しています。




羊飼いは大小のハンテンボク(ユリノキ)に向かって
何時も笛を吹いています。

ユリノキの落ち葉は半纏の形をしています。
別名ハンテンボクの名はこの葉の形から付けられている名です。


湖岸は、数日前からニシキギの紅葉がさらに進んで
冬木立になって居る木々が目立って来ました。




紅葉の最終は例年メタセコイヤです。
南の陽が強く当たる場所から鮮やかな紅葉を始めています。




メタセコイヤの並木全体が紅葉するのはもう少し先になります。
この並木がすっかり葉を落とすと本格的な冬到来です。








googleレンズ

2021-11-16 19:25:46 | 季節の花
長い事、ガラケーを使って居ました。
基本的には電話をかけたり受けたりする以外
日常的に携帯の必要性が無かったので、
スマホに切り替える時期が遅れて居ました。
しかし、近々、電波が届かなくなり使えなくなるとの事。
そうなると、1秒でも1分でも早く買い替えた方が
頭脳の適応力が在る気がして・・・急ぎ入手しました。


駅の西口はバスの発着所がありますが、比較的ヒッソリした場所です。
小さな花壇にはボランティアの方々の尽力で
花の種類は少ないですが、環境に強い花が植えられています。
新しいスマホを持参してgoogleレンズ機能を確かめてみました。

ビオラ・スミレ科

ガザニア(キク科)







アリッサム(アブラナ科)

カッコウアザミ・アゲランタム(キク科)

キャットミント(シソ科)

キャットミント(シソ科)

サルビアグレッキー・パープルブルー(チエリーセージの仲間)

100%正確な回答が得られない時も在りますが、
葉と花を的確にとらえているとヒントになり
更に詳しい検索が出来たりします。
私にとって、googleレンズはスマホに変えて一番楽しい機能です。
レンズが間違った回答をしていたら教えて下さい。







諏訪湖のトンビと渡り鳥

2021-11-14 17:44:01 | 水鳥


諏訪湖は波静かで凪た日と、強風で荒れた波の日が在ります。
荒れた日は、トンビ(トビ)が上昇気流に乗って
輪を描きながら上空を舞っている様子が見られます。
「ピーヒョロヒヨロロッ…」という鳴き声は良く知られています。









波が荒い日は沖に浮遊していた水鳥たちが、
湖岸近くで餌を食べる様子も見られます。

マガモとコガモ

コガモはマガモの半分位の大きさ。

手前の2羽はコガモ。

コガモはハト位の大きさで、目の部分が帯状に玉虫色なのが特徴です。


以前にも取り上げていますが、光の波長や微細構造による
発光現象を『構造色』と呼ぶそうですが
このマガモはまさに構造色のマガモのツガイです。

オナガガモ♂

オナガガモ♀

オナガガモつがい

ヒドリガモの集団。



カワアイサの♀


上下共にカワアイサの♀ですが、羽の色調が微妙に違って見えます。
(個体差が在る)


冠カイツブリ・つがい


冠カイツブリは潜水能力が高く、潜って小魚を捕らえます。 
何処に浮上するか・・・
見ていると、ついつい遊ばれてしまいます。


渦の手前はオオバン(額の部分が白い)

カメラで狙って居ると、水中から、ひょっこり現れた冠カイツブリ。

ホシハジロ♂も潜水上手です。




高島城の紅葉

2021-11-11 08:04:36 | 高島城址公園

高原の紅葉が里に下りて来て居る筈と・・・
高島城公園に出かけてみました。
残念ながらタッチの差で紅葉の時期を逸してしまいました。




角倉付近の枝垂れ桜の紅葉が多少見られました。




冬木立が目立つ公園内。


折からの強風にあおられて枯れ葉が空に舞い上がっています。


スッカリ落ち葉したカツラの古木。


公園の片隅に在る銀杏の木から,降る様に銀杏の実が落ちて来ます。
高い木から落下するので、地面に叩きつけられて実が弾けています。
清掃係の方が、使い捨てのビニール手袋と袋を用意して居て
良かったら実ごと拾って下さいとの事・・・
実は悪臭がひどいので、放置すると環境上良くないからです。
お言葉に甘えて、小さな袋イッパイの銀杏の実を拾いました。


不思議なもので、時間が経つにつれて
鼻が麻痺して、悪臭を感じなくなって来ます。
高い木の上ではヒヨドリの鳴き声が終始聞こえます。
果実はヒヨドリの好物なのでしょう。
時々、果実の枝先が降って来ます。




果肉の除去は使い捨てのビニール袋で種を押し出して
後は只管水洗い。
匂いは強烈ですが、難なく種だけになりました。


教えて頂いた通り、後は天日干し。
金槌で表皮に割れ目を付けて
塩入りの熱湯で一茹ですると多少気になる匂いも消え
ヒスイ色の実を取り出し、もちもちした食感の銀杏を味わいました。


不要になった茶封筒等に表皮に傷を入れた銀杏を入れて
電子レンジで数分チンしても可。




長閑な立冬

2021-11-08 13:58:10 | 思いつくまま




昨日の快晴の日曜日、この処の自粛ムードから解放された人々が
お天気に誘われて、湖岸で憩って居る様子が見られました。
修学旅行の生徒さんも大勢!
久しぶりに湖上や湖岸公園が賑わって居ます。




水陸両用バス・後方の山並みは穂高連峰。


短艇大会が行われています。
今日は鏡のような水面ですから漕ぎ手もスムーズ。
まるですべる様に渡り鳥たちの間を通り抜けて行きました。





短艇競技の反対側の湖上ではヨット大会も開催されて居る様です。


私の目の前をダイサギが飛行して行きました!



沢山の渡り鳥の群れの上を、スレスレに飛んでいます。



この処、例年、諏訪湖に飛来している冬鳥たちが
多く見られる様になりました。
次回、編集してblogしてみたいと思って居ます。





秋色

2021-11-03 14:16:13 | 諏訪湖の四季

諏訪湖岸は銀杏並木や桜並木がすっかり色変わりして
風景が秋色になりました。





湖岸の銀杏並木。


春には桜吹雪して居た桜並木の遊歩道。


一際目立つ公園のポプラ。



葉の形が半纏に似ているハンテンボクの紅葉。



秋色の小高い山なみにかかる鱗雲。