★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

裏庭の芍薬

2006-05-31 19:25:24 | 季節の花








今朝開花したばかりの芍薬です

そこはかとない香りが庭一面にして・・・

花の香りとしては最も好きなものです
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八ヶ岳の山麓はいま

2006-05-31 08:28:17 | 高原








八ヶ岳の山麓はいま春真っ只中!

コナシの花が満開しています

コナシは別名コリンゴ・ズミとも呼ばれています

葉が見えない位に細かい林檎に似た花が隙間なく咲いて

まるで木全体が雪に包まれた様に真っ白でご覧の通り見事です

秋には赤い実が沢山なります

昨年の秋に赤い実がなっている様子をご紹介していますのでご覧下さい











萌黄色をした柔らかな葉のミヤマ桜はサクラに良く似た花をまばらにつけています

雄しべが長く沢山付いています

まつげが長く伸びているよう印象の花ですからコナシとは直ぐに区別が付きます

夏の終わりに赤から熟すと赤黒く色が変わる1cm位の丸い実がなります












ウワミズザクラはブラシのような花を高い木に一杯咲かせています

そばに近寄りますと甘い香りが漂っています

カラマツの新緑の中で見上げるウワミズザクラの白色の花は一段と白く美しく見えます

一寸ズームしてみましたらミヤマザクラと同じまつげの長い花でした

ズミもミヤマザクラもウワミズザクラもみんなバラ科の植物です
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山野の夏蘭

2006-05-30 08:44:05 | 季節の花
ヒノキオ植物園で見かけた亜高山帯の植物を数日に渡って特集してきました

今日の夏蘭で先日出かけて写してきた植物の写真は全部ご紹介しました

ヒノキオ植物園の植物特集は今日で終了して

明日からはまた身近な植物をご紹介して行きたいと思います

植物園では新緑の中で又新たに色々な花々が開花していることでしょう

機会があったら又ご紹介したいと思っています







ハクサンチドリ

林のふちや草地で見られます

石川県の白山で発見されたのでこの名が付きました 










ノビネチドリ・白色の花もあります

花穂が成長していく過程が見られて面白いですネ

ハクサンチドリ同様に林のふちや草地で見られます





サル面エビネ

最近は園芸店で色んな種類のエビネ蘭が見られますが

サル面エビネは野生のエビネ蘭です 

花が開花した姿がサルの顔に似ているのでこの名が付いているようです






ササバ銀蘭

葉が笹に似ている事と花が白なのでこの名が付いています

葉がエビネのようで黄色の花が咲くキンランもありますヨ
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羅生門かずら

2006-05-29 07:20:01 | 季節の花




ラショウモンカズラはシソ科の植物です

この名は芥川龍之介の名作「羅生門」に由来して付けられた名だといわれています

平安時代の武将で源氏の一族で四天王と言われた渡辺綱が

羅生門の楼門に住み着いている盗賊(鬼)を退治した物語を読んだ方もおありと思いますが

切り取った鬼の腕を花の名に付けたと言うのですから・・・

この話を聞くと一寸不気味な気がして一度聞いたら忘れられない花の名前だと思いませんか

ご覧のように花には細かい毛が密生しています

この美しく咲く花から鬼の腕が連想されますか?







同じしそ科の植物ですが道端で見かけるキランソウ、別名を「地獄の釜のふた」と呼んでいます

その理由は又の名を「医者殺し」と聞けば察しが付くでしょうか?

キランソウの葉を乾かして煎じて飲むとたちどころに効用があって

地獄のカマに蓋をして病人を追い返すほどの効果があると言う事から来ている様です

道端で見かけるキランソウはうすい紫色の花ですが

ヒノキオ植物園には絶滅を懸念されている紫色の濃い「タチキランソウ」が繁茂しています



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ヒノキオ植物園・黒百合他

2006-05-28 08:40:14 | 季節の花



クロユリは恋の花~♪

中高年の方ならこの歌詞が反射的に浮かぶと思います ユリ科の植物です







イワセントウソウ(セリ科)

繊細な長い茎の先に小さな2mm位の花を一花咲かせています

線香花火のようなイメージの植物ですが

葉もきわめて繊細で周囲の緑に同化して気をつけて見ないと

まばゆい新緑に飲み込まれて見失いそうです








誰が袖草(ナデシコ科)

花は半透明のような印象でそこはかとない香気があるために

古今集の歌に由来したものだそうです







クルマバツクバネソウ(ユリ科)

山中の林の中などでよく見られます

車輪状に葉が6枚から8枚付き、頂上に花を付けるのですが、実は花弁が無く

葉のようなガク4枚に雄しべが花の様に見えているのです

ツクバネの玉の様に見えるている黒い部分が雌しべです

ご覧の通り花の姿がツクバネに似ている所から命名されました
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ヒノキオの野草園・小さな花の集合体の花

2006-05-27 08:31:11 | 季節の花



ユキザサはユリ科の植物です

葉の大きさや広さによって細分化されています

花が雪のように白く葉が笹の葉に似ているのでこの名が付いたそうです

秋には赤い実がなります








ヒューケラ・ブリジットブルーム(ユキノシタ科)

ユキノシタとツボサンゴの配合種で残念ながら純粋の野草ではないようです

葉がズダヤクシュで花は開花すると5弁の星型になります

植物のお尋ねサイトで教えていただきヒューケラと判明しました











ズダヤクシュ(ユキノシタ科)喘息に効く薬草として役立っているようです








紫銀カラマツ(キンポウゲ科)

葉の形によって細分化されています

花の咲く姿がカラマツに似ているのでこの名が付きました

紫色のガク片が花弁のように見えるカラマツソウを紫錦カラマツと呼んでいます
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鈴虫草

2006-05-26 09:04:24 | 季節の花













ラン科の鈴虫草は一目見ると忘れられない不思議な花です。

ヒノキオ植物園には小高い起伏を作って山苔をはり

日当り良い場所に移植してあります。

そばに近寄って名前の由来になっている姿を大きく写してみました。

鈴虫草は日本各地の日当たりの良い林のヘリ等に散生するそうですが

私は山野で野生する姿は未だ見たことがありません。

唇弁はご覧のとうり鈴虫の羽に似て見えませんか?

花弁は5弁ですが、まるで触角のように唇弁の下に向かって

糸状の部分が二本(?)ありますネ。

これが普通見かけるのランの側面の花弁にあたります。

他の3弁の花弁は緑色で唇弁の上と、

唇弁を受けるように下に2弁付いているのがわかりますか?

見れば見るほど神様の戯れといった印象を受ける

不思議な花だと思いませんか?

後ろに咲いている白い細かい花はズダヤクシュです。

星型のピンクの花はヒューケラ(つぼさんごとズダユクシュの配合種)

明日拡大してご紹介したいと思っています。

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ヒノキオの湿原の植物

2006-05-25 22:45:39 | 季節の花








ヒノキオ植物園にはアルプスを水源とする小川が流れています

豊富なアルプスの伏流水が貯水されている近辺には沢山の湿原の植物が自生しています

大きな矢車状の葉の真ん中に花を一輪咲かせるキヌガサソウ








亜高山の湿った草地や水脈のそばを好んで群生するクリンソウ(サクラソウ科)








八重咲きリュウキンカ(キンポウゲ科)は水芭蕉と一緒に良く見かけられる花です

水芭蕉の花はもう終わってサトイモ科独特の大きな葉が茂っていましたが

そばにはちゃんとリュウキンカが咲いていました







サンカヨウ(メギ科)

モミジの大型の様な形をした葉に白い花が12~16輪くす玉状に咲くので

早春にはトテモ華やかな感じですが、最盛期は終わり残花が一輪だけ咲いていました

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ヒノキオ野草植物園

2006-05-24 08:51:46 | 季節の花








八ヶ岳の裾野近くにお住まいのパーセント77さんから中央アルプスに近いスキー場近くに

野草の植物園があることを教えていただきました

早速出かけて見ますと個人の方が趣味で集めた珍しい野草が段々増えて

山の斜面が貴重な植物で覆いつくされていました

主に亜高山帯の植物ですが絶滅が懸念されている種類が繁茂しているのには驚きました

シラネアオイの薄紫の花はもう終わりで葉が信じられなく元気に生い茂っていましたが

突然変異で生まれてた白花がトテモ上品に咲いていました

何よりも絶滅が懸念されているオサバグサがまるで雑草のように繁茂し

あちらこちらで見ることが出来たのには驚きでした

私も八ヶ岳で出会って以来自然の中で出会うのは久しぶりの事でした

他にも珍しい植物を沢山写真に収めましたので順次ご紹介したいと思っています







絶滅が懸念されているオサバグサ


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金 萱 茶 (キンセンチャ)

2006-05-23 08:35:58 | 思いつくまま



大きなお茶の葉




ちょっと一休みした喫茶室でおすすめメニューで金萱茶(キンセンチャ)がありました

注文してみますと茶器セットは熱々のお湯をはったお茶の入った急須が

温められた状態で運ばれてきました

金木犀のようなあま~い香りがほのかにします

茶器に移して一口味わいますと少し甘味があってなんとなく緑茶のような余韻を感ずる美味しさです

飲み終わった頃、二煎目のお茶を味わうために熱々のお湯が運ばれてきました

少し開きかけたお茶の葉にお湯を差して1~1.5分置いてガラス器にすっかり移します

同じ方法で四煎目ぐらいまで充分楽しめるそうですヨ

三煎目あたりから茶葉の本来の味わいが抽出されるそうです

このお茶は台湾で開発されたウーロン茶の一種で軽醗酵・軽火焙のお茶なので

お湯を入れた後大きく開いて金萱茶の葉の原型が解ります(下の写真)

金萱とは標高の高い杉林渓山で栽培されているウーロン茶の品種名の事だそうです

お茶うけはお茶の甘味を損なわないように配慮されて

かぼちゃの種を乾燥して薄い塩味をつけた上品なものでした

コヒー紅茶も良いですがたまにはこんなテイストのティータイムも良いですネ

★金萱茶について色んな情報満載ですからサイトの方もご覧になってくださいネ 楽しいですヨ
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