★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

キササゲとオオヨシキリ

2022-06-21 20:32:26 | 樹木
         
                       


キササゲ・木大角豆(ノウゼンカズラ科)が河川敷で大木になって居ます。
キササゲは葉がすっかり落葉する晩秋から、葉が成長する半年間は
枯れ木にカンザシをぶら下げた様な・・・とても目を引く樹木です。




現在は、殆ど爆ぜている蒴果と、巫女さんの持つ鈴の様な
円錐花序で、桐の花に良く似た花とが混在して居ます。






天竜川の源・水門近くの湖岸には漂着したキササゲの種が成長し
小さな藪を作って居ます。


公園に近付くとオオヨシキリのせわしい鳴き声がしており、
目を凝らすとキササゲの小枝の間をオオヨシキリが飛び交って居ます。


オオヨシキリは葦の茂みの中や葉の茂みで鳴いる事が多く、
声は騒々しく聞こえるのですが、中々姿を見るのが難しい小鳥です。
今回、幸運にもオオヨシキリはキササゲの茂みで鳴いています。
キササゲは葉が大きく、葉と葉の間隔も広いので
オオヨシキリの囀る姿が丸見えです。


オオヨシキリは何度もキササゲの天辺で囀ってくれました。














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メタセコイヤのトンネルとベニバナトチノキの木立

2022-05-24 08:18:24 | 樹木


湖岸のメタセコイヤが新緑を芽吹き、爽やかな緑のトンネルが出来ています。
この時期、凪ぎた諏訪湖の風景と相まって、憩の場所になって居ます。
メタセコイヤの大樹の三角形の頭をそぎ落として強剪定される事に
賛否両論あると思いますが、新緑が深緑に変わり、
晩秋まで緑のトンネルが存続する風景は
私的には湖岸に似合っていると、思って居ます。


メタセコイヤは強剪定される分、勢いが余ってか
繊細な葉をあちらこちらで胴吹して居る様子が見られます。



対岸にお住いのblog友さんから水門近くの公園で、ベニバナトチノキが
開花の最盛期を迎えて居るとの情報を頂きました。
ベニバナトチノキはヨーロッパ産のセイヨウトチノキ(マロニエ)と
北アメリカ産のアカバナアメリカトチノキを交雑した園芸品種だそうですネ。
トチノキに似た葉にピンクの花がいっぱい咲いて、見るからに華やか!!



私には、トチノキの花と共に興味ある花型なのですが・・・
高所で咲いており、おまけに強風に煽られるので、なかなかうまく写せません。

     



花の構造がどうなっているのか??
花弁は4枚に見えます。
上の写真は精一杯の撮影です。


追記
午後、公園に行って花柄を1本頂いて拡大写真を写してみました。
花弁は薄い赤。ピンク。中心部分が黄色い花と3輪がセットの集合体で
花芯部分がそれぞれに微妙に差があります。







咲き終わった花にはケシの様なトゲトゲを持つ実が出来ていました。
もしかして、トゲトゲの中から栃の実に似た種が出て来るでしょうか??
楽しみに観察してみます。
公園の一角はベニバナトチノキが満開して居るおかげで
異国情緒が立ち込めている気がします。


以前トチノキの花を写したことが在ります。
花の構造は同じでしょうネ。


                      2010.5.27写す

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木の花

2022-05-18 17:14:49 | 樹木


★桐の花
陽当たりの良い小高い場所で、久しぶりに桐の花を見ました。
巫女さんの持って居るスズの様に大きな三角形の花をつけています。
桐はゴマノハグサ科の落葉樹で成長が早く
15年ほどで樹高が約10mも大きく伸びるそうです。



桐の木は木材として使うと湿気に強く、狂いが殆ど無いので、 
高級タンスや、お琴・琵琶の楽器の素材として現在も利用されています。
私も嫁いできた時に持参した桐の和ダンスを現在も使って居ます。



花は高い場所に咲いているので望遠で写してみました。



その昔、女の子が生まれたら記念樹に桐の苗木を植える習慣があった・・・と
お年寄りから聞いていました。
(今は自分が年寄りですが、風説になって居る気がします。)
でも私は、軽くて履きやすかった桐の下駄の感触を覚えている年代です。
現在は下駄を知って居る人も少ないでしょうネ。

★ニセアカシアの花(マメ科)
諏訪湖岸の砂地にニセアカシアの木が大きく育っています。
ニセアカシアは種が流れてきた場所で着床して、
たちまち大きな木に育ち、砂防・土留の役割を果たします。


甘い良い香りがして、蕾のうちは天婦羅で食されたりします。
ニセアカシアの花は、一見、白い藤の様で美しいのですが・・・
一方では繁殖力が強くて要注意外来生物リストに登録されています。



カリンの花バラ科カリン属)は以前ご紹介していますが、
現在赤い愛らしい実をつけています。
結実したばかりの実の様子が愛らしいので、掲載して見ます。
実は上を向いています。

                        
やがて、黄色い実になります。

                            2021.11.29 写




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キササゲ

2021-07-12 13:18:28 | 樹木
     

一見、桐の花(2014.5.23写に似た
巫女鈴の様な黄色い花が咲くキササゲ(ノウゼンカズラ科)の大木に、
今年も花がいっぱい咲いて、人目を引いています。
キササゲは中国原産の植物で、木の高さは3mを裕に越えており、
咲いている花の下にマメ科のササゲに似た鞘が
新(今年の実)旧(昨年の実)集合して付いていて
一度見たら忘れられない不思議な木です。
(別名・カバノキ科ミズメ)


 




今年の実(鞘)が出来始めています。



今年の鞘(実)がいっぱいなって居る様子


昨年の鞘(実)も、今年の実と一緒に付いています。


遠くから見ると昨年の枯れた様な鞘が目立ちます。
長~い鞘(実)は漢方薬として効能が在るとのネットの解説です。


傍らに落ちている花や、鞘・種を集めてみました。


細長い鞘には種がギッシリ並んで入って居ます。
周辺には明らかに、飛散した種から育ったと思われる
キササゲの幼木(?)が数本見られます。
この木が全部成育したら、キササゲの林が出来そうですヨ。

  

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蓼科湖の紅葉

2020-10-28 16:18:07 | 樹木
とても久しぶりに、孫に誘われて紅葉の美しい蓼科湖に行きました。

ドウダンや楓が真っ赤に紅葉して秋真っ只中です。

Go-Toキャンペーンの追い風を受けてなのか

何処も大勢の人々で賑わって居ます。

殆どが県外車で、皆さん、用心しながら、

上手にコロナ感染予防と向き合って自然を楽しんでいる様子です。

その分、自動車の渋滞が通常よりすごく・・・

地元の強みで多少道路は走り心地は悪いのですが・・・

近道をして短時間で、秋を満喫することが出来ました。



風のステージ(蓼科湖の散歩道)





残念ながら蓼科山は雲の中




真赤なドウダンツツジ







蓼科湖



さりげなく飾られているジャックオーランタン




★ パソコンの状態があまり良くありません。
  blogの掲載は間が開くかもしれませんがお許しのほどを・・・・



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キササゲ

2020-06-30 19:28:31 | 樹木

 

5mはあるかと思われる桐の様な樹木に、桐のムラサキ色では無い黄色い穂状の花と

長~いササゲの様な実を付けて居る植物を見ました。

樹木に特徴が在るので検索すると直ぐに名が判明しました。

ノウゼンカズラ科のキササゲ属・キササゲとの事。

 

長~くぶら下がっているのはキササゲの蒴果(実)の様です。

蒴果の長さは20㎝~30㎝位あります。

 

穂状の花と花の拡大

 

 

緑色の蒴果は見当たりません・・・

目に入る蒴果は殆どが茶色で既に裂開しているように見えます。

気になって一枝持ち帰りました。

 

 

持ち帰った蒴果は

殆どが真ん中から2つに爆ぜており、

種らしきは既に飛散してしまって居る様子です。

ほんの一部、残って居た種はひっつき虫の様に

洋服に引っ付きます。

 

長~い蒴果の中に入って居た種。(衣服に付いて来た種)

 

★fukulou様から鞘に綿毛が見られなかったかとのお尋ねで

昨日貰って来た種をもう一度写してみました。

 

 

上段の網上に載せた中央部分あたりの鞘の中には、

綿毛の付いた種も見られますのでもう一枚写真を追加しました。

 

種は漢方薬として利用されるそうですが

キササゲは「カミナリササゲ(雷電木)」、「雷除けの木」、「雷の木」の別名を持ち、

キササゲを植えておくと雷除けになると考えられたことに由来するそうです。

また、キササゲが川岸など水気の多い場所を好むことから「カワラササゲ」とも

呼ばれているそうです。

 

★資料は一部ネットからお借りしています

 

 

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新芽が真っ赤なモミジ

2020-05-11 09:14:27 | 樹木

 

以前、永和様がblogアップしておられましたが

諏訪湖畔の公園でも、新緑の季節に、真っ赤な新芽を吹いているモミジがあります。

冬の間、枯れ木だった枝に、

気が付けば燃え立つような赤い新芽が吹いています。

 

 

 

 

 

真赤な新芽を見ると、生命の息吹を感じて感動します!

春の躍動感が満ち溢れているこの真赤なモミジは

デショウジョウ(出猩々)と言う名のモミジで

盆栽に仕立てられたりするそうです。

 

昨日は母の日でした。

外食は気が引けるのでそ~っとお寿司の差し入れがありました。

感謝して、スティホームで美味しく頂きましたヨ。

 

 

 

 

 

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アーモンドと木の花

2020-04-26 09:19:09 | 樹木







桜より大ぶりで桜に似た花を咲かせているアーモンドの花(バラ科・サクラ属)

桜の様に花柄が無く、いきなり木から大きな花を咲かせている印象を受けます。

秋には実もなるそうですから観察してみたいです。

この場所は線路際です。

誰かが植えたのだと思いますが、ピンクのモモの花の様な花も咲いています

 

      

 

 

良く観察すると八重咲きの様な花・バラ科モモ属の「キクモモ」

別名「源氏車」だとネットで・・・

 

白いライラックの花(ハシドイ科)

 

 

 

ボケ(サクラ科・ボケ属)

 

 

シジミ花(バラ科)

 

以上は、目立たない線路わきの空き地で写した写真ですが、

この頃、自治体の広報車が外出自粛の呼びかけをして巡回しています。

人目が在る場所での写真撮影が出来なくなってきました。

タイミング良く、写真を写せた時だけblog続けます。

 

 

 

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リンゴの花ほころび~♪

2020-04-24 18:23:04 | 樹木

 

近くのリンゴ園ではリンゴの花が開花し始めています。

咲いたばかりのリンゴの花は、たとえようもないほど愛らしいです

 

現在、リンゴの木は殆どの花が開花し始めたばかりです。

 

 

リンゴ畑近くに咲く、リンゴの花の倍くらい大きな赤い花を咲かせているのは

「メイボール」です。

メイボールは、蜂寄せの役割が在り、リンゴ畑の縁に植えられており

リンゴの花の受粉に役立つ花です。

 

                   

リンゴの花に先立ち、綺麗な花をいっぱい咲かせているメイボール。

 

 

★追記・メイボールもゴルフ大のりんごの実がなります。(2011.8.19写す)

実は渋く、食用には適していないそうですが

東北地方ではジャムに加工する処も在る様です。

 

 

切断した実の様子

 

 

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湖岸の桜並木

2020-04-22 19:57:24 | 樹木

 

諏訪湖岸には足湯付近から下諏訪に向かうジョギングロードに

かなり長い距離、桜が植えられており丁度今が満開です。

 

 

先にご紹介した足湯に並ぶ間欠泉センターも休館しており

駐車場がガラ~ンとしています。

諏訪地方は北風が強く、冬に逆戻りしたような日が続いています。

 

 

普段は穏やかな湖面ですが、今日は波打っています。

 

 

土手の吹き溜まりには、桜の花ムシロが出来ています。

多分、雀やヒヨドリが吸蜜した桜の花の残骸だと思います。

超満開ですが、道路には花吹雪が未だ舞って居ません・・・

湖岸近くでキジバトのツガイが餌を啄んでいました。

北に帰らないツグミも未だいます。

寒いので居心地が良いのかも知れません・・・

 

 

 

 

咲いたばかりの里桜(nobara様から教えて頂きました。)

 

 

 

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