★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

八ヶ岳自然文化園のキノコ観察会

2014-09-30 07:20:36 | フォトチャンネル

キノコ観察会

        

 

久しぶりに好天の日に 八ヶ岳自然文化園で林のキノコの観察会が開催されました

白樺林・赤松林・雑木林に三々五々入って集めたキノコを採集して持ち寄り

この季節に出るキノコについて講師の解説で観察する定期講座です

主人が元気な頃はキノコ狩りを楽しみにして 毎年八ヶ岳の森に出掛けていましたので

私も多少の知識はありましたが 集められたキノコは初めて見るキノコが多く

食用にはならなくても腐木や落ち葉を分解する大切な役割を担って居るキノコたちでした

園内の野草園にはノコンギクや秋のキリンソウ・リンドウなどが咲いていました

休日を自然の中でスポーツする家族連れやドックランフィールドで愛犬と遊ぶ人

木陰でピクニックをする家族など 思い思いに秋の日を楽しむ姿が見られ

八ヶ岳自然文化園は何時行っても自然と親しめる素敵な施設です

 

 

 


いちめんの赤そば畑

2014-09-28 07:05:06 | 高原

 

 

 

 

 

伊那箕輪町の赤蕎麦畑が一面にピンクの絨毯を敷き詰めたようになりました

この場所は少し以前までは赤蕎麦の栽培実験場でしたが

現在は全国から多くの方々が大型バスで訪れる名所になりました

久しぶりの好天で大勢の方々がそば畑を訪れて賑わって居ました

駐車場では地元農家の農作物なども販売されています

その中に玄蕎麦が売られていました

収穫されたままの実を玄蕎麦と言い 外側の黒い皮の部分を取り除いた実をぬき実と呼びます

このぬき実(そばの実)を茹でこぼして 鰹出汁でコトコト煮て蕎麦雑炊を作りました

その昔 お米の収穫できない山間の地等では代用食として食べられていましたが

今では普段食することのない貴重なメニューになりました

サラサラしたお茶漬けのような食感で おなかにもたれることは無く

蕎麦とは一味違った美味しさがあります

秋茄子の浅漬けと良く合いますヨ

 

 

                       

 

 

 

 

 ★ 余談になりますが昨日噴火した木曽・御嶽山の裾野(ロープウエー乗り場付近)でも

   数年前に赤蕎麦が一面に植えられているのを見ました

    おそらく 現在は噴煙で覆われてしまったと思われますが

    大きな災害にならない事を心から願って居ます

 

 

 

 


勝沼でブドウ狩り

2014-09-26 07:57:48 | 思いつくまま

 

 

  

夏休み後半で帰省していた孫をキャンパス迄送って行く途中

中央道を途中下車して勝沼のブドウ園に立ち寄りました

勝沼はいたるところにぶどうが栽培されており 種類の多さは全国比類です

勝沼I。Cを降りてすぐに入ったブドウ園ですが

何と23種類ものブドウを栽培しているとのことでした

孫が切り取った「信濃スマイル」と言う品種のブドウは1房が1.5kgもある見事なものでした!

現在の旬の種類を数種類購入しましたが糖度が高く最高のお味でした


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


豊作のマツタケ

2014-09-24 08:28:33 | 思いつくまま

 

 

 

 

今年はマツタケが豊作で JAなどでも例年よりは安価で入手できますが

そう言っても炭火焼で頂くのは少々気が引けます

諏訪市の後山はマツタケの生産で知られています

この後山は マツタケ山のオーナー制度が昔からあります

何人かでお金を出し合って山の管理を専門家に依頼して

その年の生産に見合うマツタケの配分を各オーナーが受取るシステムです

今年は例年にない配分が在ったとかで・・・・・

山のオーナーから おすそわけして頂ました

香りの高いうちに一部ホイル焼きにして秋の味覚を早速頂きました

後は定番のマツタケご飯や茶わん蒸し・土瓶蒸しで楽しませて頂きます

 

 


お彼岸

2014-09-22 08:44:22 | 季節の花

 

 

           

 

 

彼岸花とは言ったものですネ

お墓参りの途中で彼岸花が咲いているのを見かけました

帰宅してから孫の愛ちゃんと沢山の枝豆の甘皮を外してミキサーにかけて

ずんだおはぎと胡麻のおはぎを作りました

今はミキサーがありますから簡単にずんだおはぎが出来ますネ

 

 

 

 

 

おはぎは小豆の粒が萩の花の咲き乱れるさまに似 ていることから

「萩の餅」と呼ばれるようになり やがて「おはぎ」となったそうですが

菩提寺の境内には萩が咲き乱れていました


 

        

 

 

 

 

 ヤブマメ

 

 

 

 

 

 

 

 


ひっそりと返り咲き

2014-09-20 08:01:29 | 季節の花

     長 寿 桜(ジンチョウゲ科)

 

 信州は朝晩めっきり気温が下がって 肌寒く感ずる朝もあります

我が家の庭の花が返り咲きしています

長寿桜(ジンチョウゲ科)の返り咲きは初めて目にしますので新鮮に感じます

数は多くはありませんが クチナシの花は初夏の花と同じに

端正な姿で返り咲きをしています

梅雨の時期には一重のクチナシから咲きますが 

返り咲きは毎年 八重のクチナシから咲きます

初夏の蒸し暑い夜に開花して 暑さの到来を告知して居るように感じますが

この時期の花は 夏が終焉のサインです

 

 

 

 

 

 

 

クチナシの花咲く庭側の壁に オオスカシバ(チョウ目スズメガ科)がとまって居ました

以前 クチナシの綺麗な葉が短時間に丸坊主になって仕舞ったことが在ります 

よく枝を観察すると 大人の小指丈もあるような大きなオオスカシバの幼虫がいました

それからは消毒して葉を食べられない様注意しています

返り咲きのクチナシが数輪咲いていますので吸蜜に訪れたのか?

それとも産卵に?

しばらくしてもう一度見に行きましたら姿が見えず・・・ほっとしました

先日ご紹介した鉢植えのサギソウが一斉に咲いていましたので

細い距に溜まっている蜜を ホバリングしながら吸蜜に来たのかもしれません・・・・・

 

 

   美 央 柳


 

  

 

 

 

 

 

 


サギソウ

2014-09-18 07:35:23 | 季節の花

 

 

 

 

以前にもご紹介していますが 先代から球根を受け継ぎ50年もの長きにわたり

サギソウを丹精込めて育てていらっしゃる方が居ます

サギソウは湿地を好む植物ですから 花が終ると球根の一球一球を消毒して

水ゴケでくるんで保護し A3大の植木鉢に等間隔に100球程度を植えて

毎年何鉢か用意して 沢山の花を咲かせておいでです

暑い夏は紗のカテンで保護し 直射日光が当たらない工夫もされています

涼風が立ち始めて ポツリポツリ花が咲き始めているとのお知らせを頂きましたので

早速伺ってみますと鷺が飛んでいるような姿で花が開花しています

サギソウはラン科のミズトンボ科で独特の花形をしています

花の組織の名称はこちらをご覧ください

 

 

 

 

今にも開きそうな蕾を観察していますと 数分で片側の羽のような部分が開き

やがてもう片方の羽が開いて揃い 尾のような部分(唇弁)が伸びて全開します

開花のコマ写真をアニメにしてみました








 


奥蓼科・静寂の御射鹿池

2014-09-14 07:34:40 | 思いつくまま

 

 

 

 

東山魁夷が『緑響く』を描いた奥蓼科の「湯みち街道」沿いに在る御射鹿池(みしゃかいけ)は

小さな灌漑用水用の溜池でしたが 東山魁夷の作品のおかげで全国的に有名になりました

秋の紅葉の時期には観光バスがひっきりなしに訪れて人であふれますが

夏が終わりに近付き 紅葉には少し早いこの時期は 

ひっそりと静まり返って本来の姿を見せています

パソコンで揺れる画面を作成できるソフトが在るのですが

静寂の御射鹿池を少し波立たせてみました

 

 

 

 

☆ このソフトは無料ダウンロードできます

  ソフトは英文で表示されますが「日本語に翻訳」をクリックすれば日本語に翻訳表示されます

  [Reflet2.6(english)] を選択・ダウンロードすれば

  色んな画像が加工出来て面白いです

  興味ある方はお試しになってみてください


 

   諏訪湖の薄暮



 水上スターマイン


 


 

 

 


夕顔の花

2014-09-12 08:03:41 | 思いつくまま

 

 

 

ウォーキングの道すがら 畑に一抱えもある大きな夕顔(ウリ科)の実がなっています

近くのスーパーなどでも販売されていますが

1本購入しても 少人数ではなかなか食べ尽くせないので買うのを躊躇してしまいます

実を薄く剥いて お寿司などに使う干瓢に加工されるそうですが(主には丸型の夕顔)

地元では 一般的には味噌汁の具や  夏は薄味の炊き合わせにして冷蔵庫で冷やして頂いたり

カニ肉やひき肉をあんかけにして調理しています

源氏物語に登場する薄幸の「夕顔」が登場する場面で

光源氏が乳母を見舞った際 垣根に夕顔の花が咲いているのを見つけて手折ろうとすると

垣根の内側から香を焚き染めた扇に和歌を乗せて渡してくれた女主人

それこそが夕顔と命名された女性です

「夕刻に垣根に白い夕顔が咲いていた」とあるのは

干瓢になるウリ科の夕顔ではなく「ヨルガオ(ヒルガオ科)」であると私は以前から想像しています

ぼってりした夕顔の花は源氏物語を彷彿とするにはあまりにもかけ離れた風体の花ですから・・・

同じ印象を持つかたのヨルガオのサイトを見つけましたヨ

 

 

 

 

 

 

 


蝶のようなヒョウモンエダシャク

2014-09-10 06:24:07 | 高原

 

 

 


霧ヶ峰高原の蓮華ショウマが咲く森の近くにオカトラノオが群生している場所がありますが

ひらひらとモンシロチョウのような飛び方をする小型の蝶を見つけました

しばらく追ってみますと触角が糸状で蝶に見えます

蝶の図鑑には出ていないので 専門家にお尋ねしましたら

「ヒョウモンエダシャク」と言うシャクガ科の 蛾の仲間でした

触角が糸状なのは♂の触角は櫛歯状だそうです

幼虫は蓮華ツツジや馬酔木などを食草としているので体内に毒が在り

鳥に捕食されにくいそうですヨ

 


 お腹の部分に斑点模様が見られます

 

 羽根は蝶の様に閉じたり 開いたりしており 触角は糸状


 

同じオカトラノオの花にヒョウモンチョウが吸蜜しています

 

右側の羽根が擦り切れていますネ

 

 

 

丘虎の尾が群生している場所で ヒョウモンチョウも数匹集まって吸蜜しています

鱗粉も剥げ落ち すっかり羽根が擦り切れています

夏の間 高原で大活躍したのでしょうネ・・・・




先日 八ヶ岳の森で沢山見かけた茶ヒョウモンエダシャク(蛾の仲間)