★10月のバラ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しているブログです。

水彩画・風景画2点

2010-07-28 12:47:21 | 水彩画
         




         





全国的に連日猛暑の日が続いていますネ

信州は上空にあるという寒気流に助けられてか朝晩は多少涼風が感じられます

こんな暑い日は見た目にも涼しいミスター靖さんの描かれました水彩画をご紹介してみます

上の絵は私の住んでいる諏訪市の高台から諏訪湖が見える風景です

下の絵は棚田より望んだ初夏の白馬連峰だそうです

白馬村地方では田植えは他所より遅く 5月はじめから中旬にかけて行われますが

田に流れる雪解けの水は冷たくて景観の美しさに反比例して現実は大変な苦労だそうです

盛夏の今頃は青々とした目にも涼しい景観が広がっていることでしょうネ






霧ケ峰高原には初秋の花が・・・

2010-07-26 06:27:13 | 高原
         




信州も連日猛暑が続いています

昨日の昼下がり 霧ケ峰高原のニッコウキスゲは如何に・・・? 

気になって車で登ってみました

夏休みに入って この時間は下山してくる車が数珠つなぎで切れ目がありません

果たして車山は・・・先日よりは多少咲いてはいますが

残念ながら例年の稜線をオレンジに染める程には咲いていませんでした

車山肩で五十余年ヒュッテ・コロボックルを営んでおられます

エッセイストでも知られている手塚宗求さんが先日NHKニュースのインタビューで

『 ヒュッテ開設以来こんな年は初めて・・・』と答えておられました

上空に冷たい空気が入ってきているとかで雷が鳴って急に大粒の雨が降ってきました

山岳の天候は変わりやすく強い風の中

車山の肩付近の山道で急いで写した写真は初秋を思わせる花が多く見られました

サムネイルにマウスオンして拡大してご覧ください





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ミネウスユキソウ


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☆ non_nonさんのソースをお借りしています



猛暑の朝 (霧ケ峰高原)

2010-07-22 05:33:20 | 高原


(雲海の上に八ヶ岳連峰が望める)




(遠く富士山が望めた)





(朝陽がさし始めた車山肩に通ずる山道)



連日猛暑が続いている早朝 霧ケ峰高原に車を飛ばしてみました

例年ですと梅雨明け宣言される今頃がニッコウキスゲがいっせいに開花して

文字通り稜線をオレンジに染めるのですが・・・・

今年は残念ながら未だ(?)ニッコウキスゲが見られません

車山肩の山道付近でさえこの程度です

写真撮影を諦めて下山しました

後日 再度訪れてみたいと思いますが

鹿の食害もさることながら春の低温と長雨が災いしたようです 

昨年は見事でしたヨ!

☆ 昨年の様子






星三筋

2010-07-21 09:47:09 | 思いつくまま












星三筋は主に山地の林縁などに生息しているそうですが

我が家の庭に時々飛遊して来ます

幼虫はシモツケやユキヤナギを食草としいるそうですが

星三筋は普通の蝶のように庭を巡って花の蜜を吸っている様子は全く見られません

現在 庭には返り咲きのバラやクチナシ・カサブランカ等が咲いていますが

花には見むきもせず薔薇のシュート(若芽)に止まっている姿ばかりを見かけます




梅雨明け

2010-07-20 07:29:19 | 思いつくまま






梅雨明け宣言がされた途端に信州でも猛暑の日が続いています

例年梅雨末期に開花するコンカドールが梅雨明け宣言の日に咲きました

子供の顔ほどもある大輪の黄色いカサブランカです

お世辞にも良い香りとは言えませんが

見事な花姿はヒマワリと並んで盛夏の花ですネ

背丈が2m近く伸びた4本の苗に30輪近いつぼみが付いて次々咲きます











デジブック 『縄文遺跡の古代ハス』

2010-07-17 09:21:59 | ばら






今年も八ヶ岳南西麓の縄文時代の井戸尻遺跡に大輪の古代ハスが咲く時期になりました

このハスの花は大賀ハスと言って約3000年前の遺跡から出土した実を

試行錯誤した結果発芽させるのに成功して今日に至っているそうです

気の遠くなる様な月日を経て開花しているハスの花を見ていると

古代人はこの美しい花を見て何を想い何を考えていたのか・・・

遥か遠い縄文時代へロマンを馳せてしまいます

是非フルスクリーンで大賀ハスの様子をデジブックでご覧ください




デジブック 『縄文遺跡の古代ハス』








究極の献上・寒晒蕎麦

2010-07-16 07:10:43 | 思いつくまま





今年も江戸時代から伝承し続けている技法で夏の土用蕎麦が食べられる時期が来ました

昨年もご紹介していますが江戸時代に諏訪の高島藩から将軍家に献上されていた

「寒晒しそば」を復元した八ヶ岳周辺の蕎麦切り会加盟店だけが扱う期間限定の蕎麦です

秋に収穫した蕎麦の実を大寒の最も気温の下がる時期に清流に10日間ほど晒し

引き揚げた後 八ヶ岳の寒風が吹き下ろす雪原に30日間晒し

ゆっくり水分を飛ばして乾燥させ その後 夏まで土蔵で保管する事で熟成させて

土用に完成した蕎麦の実で蕎麦打ちをするという

実に気の遠くなる様な手間のかかった蕎麦です

蕎麦の実を寒晒しする事でアクが抜け甘みを増して風味が熟成された蕎麦になります

待つこと数分 供された蕎麦の色はまるで新蕎麦の様に薄い緑色を帯びて透き通って見えます

食感はモチモチして滑らかで10割そばとは思えない舌ざわりです

蓼科高原に通ずる人気蕎麦店では この蕎麦を賞味しようとする遠来の人々で

土日は長~い行列が出来ています

私は地元ですから夜の部で そう待つこと無く賞味出来ました

写真のメニューは「寒晒し蕎麦セット」で蕎麦のシホンケーキのデザートや

夏野菜のてんぷら・蕎麦豆腐 漬物(ズッキーニの粕漬け)が付いていました

この寒晒し蕎麦は7月末日頃まで(寒晒し蕎麦の実が無くなる迄)賞味出来ます

寒晒蕎麦の工程を判り易く表にしてみました






寒晒し

寒晒し蕎麦


蕎麦の実を袋に詰めて

清流に吊るす準備を行っている




大寒から立春までの間


寒中の清流に10日間程浸し寒晒し



寒晒し
寒晒し

川から引き上げ雪原で天日干しする


約1ヶ月天日干して水分を蒸発した後


夏まで蔵の中で保存し熟成させる









水彩画・課題作

2010-07-14 09:38:44 | 水彩画
















パソコンで水彩画を描かれます お馴染みのミスター靖さんから

真夏の炎天下に咲く百日草と薔薇の水彩画を送って頂きましたのでご紹介します

百日草の水彩画は課題作でテーマーになっている絵を模写されたそうです

ミスター靖さんは独学で研鑽を積まれて 毎年電算アート展に出展されています

今年も横浜そごうで第3回電算アート展が開催されますが

開催案内のポスターにミスター靖さんの絵が採用されました

詳しくは後日掲載させていただきますネ






八重咲きのクチナシの花

2010-07-11 17:21:47 | 季節の花





一重のクチナシの花 から約半月遅れで八重咲きのクチナシの花が咲きました

八重咲きのクチナシの花は薔薇に似た優雅な美しい花姿です

昨年 背丈があまり大きく育ってきたので半分ぐらいに剪定しましたところ

今年はビックリするくらい沢山のつぼみを付けました

時には剪定の必要な植物である事を育てながら知りましたヨ

花の咲き始めは一重のクチナシによく似た咲き方ですが

花心部分が開花していくと薔薇に似ていますネ

クチナシの花は夜が最も香るそうですから蒸し暑い夏の夜長など

窓を開け放って休めば心地よい睡眠に誘ってくれます事でしょう






咲き始めのクチナシの花







コリンキー

2010-07-09 07:42:49 | 思いつくまま











昨年もご紹介していますが生食用のかぼちゃ「コリンキー」が地元のJAの店頭に並んでいます

種をくり貫いて1cm位の厚さに切って浅漬けが一番ポピュラーな調理法の様です

歯触りがサクサクしていて食感はウリ類の特徴を顕著に感じます

薄くスライスして野菜炒めなどにも一緒に加えて調理すると色彩良く美味しそうですが

私は今出回っている新生姜のハリセンボンやシソの葉と一緒に冷蔵庫で浅漬けしてみました

少し甘みを感ずる浅漬けはお醤油をかけて頂くと美味しさが増して

暑くて食欲のない時期には嬉しい一品です