私は、従軍慰安婦発言に対する米国の反発は、安倍さんの憲法改正発言に対する米国のけん制と同じ根っこだと思っています。
一神教的な絶対的価値観、みたいなもの。
中学校の時の社会科の先生がそっち系で、日本国憲法の前文を暗唱させられました。
その反動か、私は今でも日本国憲法、とりわけその前文が好きではありません。
中学生が暗唱できるくらいですから、そんなに長い文章ではない。以下、引用します。
『日本国 . . . 本文を読む
橋下さんの慰安所に関する一連の発言、米国がキリスト教国家で、彼らの基本的人権が宗教心を基軸にしているがゆえに強烈な建前を伴うということを理解していない、不穏当、不適当な発言でした。
ただし、超党派の女性議員のように「女性に対する人権侵害」「男性に対しても失礼」みたいな反応は、それはそれで的外れで、自分と異質なものを理解しようとしない、正義の味方にありがちな視野狭窄と思います。
種族保存の本能って . . . 本文を読む
桜の季節になると、自分は、桜のきれいなところを求めて、文字通り走り回ります。
その時いつも思うこと、それは「自分はいつまで、こうして走って桜を見られるのかな」ということ。
急に重い話になりますが、、、
私の祖父は、7年前に102歳で亡くなりました。最後の6年間は、要介護5の認知症で施設に入っていました。
町会長を何期も務めた、私の自慢の祖父でした。
私は初孫で、ずいぶんと可愛がってもらい、よく二 . . . 本文を読む
今回の選挙で一番負けたのは、比率で言えば、62あった議席がわずか8議席になった「未来の党」です。
落選した候補の大半は、民主党を離党した小沢一郎さん一派。
小沢さんが民主党を袂を分かったことが、政局の混乱を招き、解散総選挙、自公大勝利とつながった大きな要因であることは間違いありません。
小沢さん自身は、自らの政治信条に従ったということなのでしょう。
でも、ついて行った人はどうなのかな。
このまま . . . 本文を読む
昨晩は2時ごろまで選挙特番を見てしまって、若干寝不足気味です。
大勢が決してなお番組を見ていたのは、私の地元選挙区である東京1区の決着がつかなかったからです。
最終的には、自民党新人の山田美樹さんが、民主党で当選6回、元経産大臣の海江田万里さんを僅差で破って当選しました。
知名度抜群の海江田さんに対し、山田さんは公募候補、選挙区とは関係ない品川区出身で知名度0でした。
まだ38歳、若いです。
キ . . . 本文を読む
予想通りではありましたが、民主大敗、野田総理は党代表辞任となりました。
私は、昔から終始一貫して自民党支持者なのですが、野田さんの総理総裁ぶりは高く評価していました。
民主党は、最初の首相2人と連立を組んだ相手がどうにもダメでした。
鳩山さんは論外として、管さんも、国民新党も、社民党も、政権を担当しているくせに、野党根性が抜けませんでした。
人材も足りず、足元がゆるゆるの中、野田さんは、玉砕覚 . . . 本文を読む
日本国憲法は、終戦から1年3ヶ月後の昭和21年11月に公布され、翌年5月に施行されました。
これほど短期間に新憲法が出来たのは、米軍が持っていた憲法のテンプレートを、天皇の条項を除き、ほぼそのまま使ったからです。
それゆえ、普遍的な民主主義の精神を体現した、理想的な、しかしながら一元的で、一神教的で、原理主義的で、都会的で、人工的で、脳内的な憲法となっています。
理想的な故に、社民党とか、進歩的知 . . . 本文を読む
いよいよ解散総選挙ですねー。
私は、昨今の政治混迷の根源的な責任は、耳触りの良い言葉に乗って現政権を選択した有権者と、政治家の足を引っ張ることしか考えないマスコミにあると思っています。
税収は、消費増税したところで40兆円台、一方で総歳出額は80兆円以上、国債費(借金の返済)を除くと最大の支出は社会保障費、これだけで25兆円あり、今後も増え続けるでしょう。
この危機的な状況下、「国民の生活が一番 . . . 本文を読む
以前中国のとあるネットで流布された、日本に関するジョークだそうで、日経ビジネスのWeb版に載っていたものなので、嘘ではないと思います。
六カ国協議中、日本代表がトイレに席を立った時、みんなが我慢強い日本をどうしたら怒らせることができるか、という話で盛り上がった。
北朝鮮代表「国民が拉致されても怒らない国だからな」
韓国代表「独島(竹島)を不法占拠されてもにこにこしているし」
ロシア代表「北方領 . . . 本文を読む
最近読んだ「中国人エリートは日本をこう見る」という本に、中国では、小泉元首相は意外と人気があると書かれていて、へーって思いました。日本の首相にしては珍しく、意見がハッキリしていて行動力もあるからということのようです。
小泉さんといえば、靖国神社を公式参拝して、日中関係を致命的に悪化させた張本人ですが、中国の一般大衆や政治家の反応、マスコミ報道と、エリート、知識人と呼ばれる人の思いは全然違うというこ . . . 本文を読む