いよいよ解散総選挙ですねー。
私は、昨今の政治混迷の根源的な責任は、耳触りの良い言葉に乗って現政権を選択した有権者と、政治家の足を引っ張ることしか考えないマスコミにあると思っています。
税収は、消費増税したところで40兆円台、一方で総歳出額は80兆円以上、国債費(借金の返済)を除くと最大の支出は社会保障費、これだけで25兆円あり、今後も増え続けるでしょう。
この危機的な状況下、「国民の生活が一番」「増税反対」では話にならないと思うのですが、目先のことだけ考えてそういう人たちを選んじゃう今の民主主義って、どうなんでしょうか。
現状の日本を考えれば、デモクラシーの訳語としてふさわしいのは、民主主義ではなくて、世論主義、大衆主義のように思えます。
今年に入って昭和史の本を何冊か読んだのですが、今の状態って、昭和初期の日本の状況によく似ています。
当時も、大日本帝国憲法があって、男性のみではありますが普通選挙が実施され、政友会と民政党という二大政党による本格的な政党政治が行われていた、民主主義の世の中でした。
これが、頻繁な政権交代により機能不全に陥り、「国民の生活が一番」といった軍部を、大衆も、世論も支持して、日本は、日本人の総意としてあの戦争に突入していった。
話は変わりますが、06年の小泉元首相の「米百俵」はけだし名言でした。
戊辰戦争で敗れた長岡藩は減知により実収の6割を失って財政が窮乏、この窮状を見かねた長岡藩の支藩三根山藩から百俵の米が贈られることとなった。藩士たちはこれで生活が少しでも楽になると喜んだが、藩の大参事小林虎三郎は、贈られた米を藩士に分け与えず、「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と、売却の上で学校設立の費用とすることを決定する、という話。
私は、12月16日は、国民に対し、正直に、一番厳しいことを言う人に投票しようと思います。
私は、昨今の政治混迷の根源的な責任は、耳触りの良い言葉に乗って現政権を選択した有権者と、政治家の足を引っ張ることしか考えないマスコミにあると思っています。
税収は、消費増税したところで40兆円台、一方で総歳出額は80兆円以上、国債費(借金の返済)を除くと最大の支出は社会保障費、これだけで25兆円あり、今後も増え続けるでしょう。
この危機的な状況下、「国民の生活が一番」「増税反対」では話にならないと思うのですが、目先のことだけ考えてそういう人たちを選んじゃう今の民主主義って、どうなんでしょうか。
現状の日本を考えれば、デモクラシーの訳語としてふさわしいのは、民主主義ではなくて、世論主義、大衆主義のように思えます。
今年に入って昭和史の本を何冊か読んだのですが、今の状態って、昭和初期の日本の状況によく似ています。
当時も、大日本帝国憲法があって、男性のみではありますが普通選挙が実施され、政友会と民政党という二大政党による本格的な政党政治が行われていた、民主主義の世の中でした。
これが、頻繁な政権交代により機能不全に陥り、「国民の生活が一番」といった軍部を、大衆も、世論も支持して、日本は、日本人の総意としてあの戦争に突入していった。
話は変わりますが、06年の小泉元首相の「米百俵」はけだし名言でした。
戊辰戦争で敗れた長岡藩は減知により実収の6割を失って財政が窮乏、この窮状を見かねた長岡藩の支藩三根山藩から百俵の米が贈られることとなった。藩士たちはこれで生活が少しでも楽になると喜んだが、藩の大参事小林虎三郎は、贈られた米を藩士に分け与えず、「百俵の米も、食えばたちまちなくなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」と、売却の上で学校設立の費用とすることを決定する、という話。
私は、12月16日は、国民に対し、正直に、一番厳しいことを言う人に投票しようと思います。
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