「灼眼のシャナ」ファイナル

ついに、、、
10月10日、「灼眼のシャナ」第22巻（最終巻）発売。早速購入し、読み始めました。
表紙は、制服姿で満面の笑みのシャナ。


そしてアニメの3期もスタートです。
2期が終わって丸3年も経っているのに、あつかましくも2期の最終話の全くの続きの場面から始まりました。
おいおい、私のようなコアなファンはいいけど、普通の人はこれじゃ分からんだろう。

でも、アニメとしては、なかなか良い出来でした。
悠二、もう完全に別人28号です。


1年前から、1期、2期の再放送（24話×2）をやって、10月に3期スタート、同時に原作小説の最終巻の発売、見事なメディア・ミックス戦略です。
いよいよ「大団円に向けて」ってことですね。

小説（21巻）も、TVアニメも、ＯＶＡも、全部見ました。
長きに渡りお付き合いさせてもらったファンとして、最後までじっくり楽しまさせていただこうと思っています。

若干の心配は、アニメが2クール、24話あるってこと。
2期は、一部をオリジナル・ストーリーにしたのはいいんだけど、近衛史菜のようなイラつくキャラを登場させたり、池くんのラブコメ展開や悠二の父親の登場など、本筋に全く関係のない、尺を伸ばすためだけの蛇足の話があって、思いっきり中だるみしました。
2期の再放送でも、この部分はまるっきり見る気がしませんでした。

「シャナ」の本質は、痛快・娯楽・活劇アニメです。
異形の存在である紅世の徒（ぐぜのともがら）達と、それを倒滅するためシャナ達フレイムヘイズ、全く相容れないもの同士の宿命づけられた戦いの歴史であり、ウリは息もつかせぬ急展開と圧倒的な迫力のバトルです。
普通の人間は、一美とケーサクだけで十分、他は出る幕なんてありません。
人間の感情とか、内面を掘り下げる必要なんてない。余計な話は一切挟んで欲しくないです。
3期も、24話もやることあるんかな？　むしろ12話でびしっとまとめてくれた方がって、気がしないでもありません。

小説は、1/3くらいまで読みましたが、さすがに、今のところ期待通りの展開。
個人的には、復活を果たした「蹂躙の爪牙」マルコシアスと「弔詞の読み手」マ－ジョリーさんの活躍を期待しています。