ワールドカップバレー、横浜ラウンド終了

結局、2勝3敗。
成長著しいカメルーンに3-0で快勝、なんて見出しが躍っていたけど、全敗のチームに勝っただけのこと。メダルを狙うと言っているからには、ストレートで勝って当たり前の話。
世界ランク２位、リオオリンピック金メダルの中国には０－３で完敗。過去にはロンドンオリンピックで勝ったことがあるし、10試合すれば、1回か2回は勝てそうな、そんなチーム力の差だったのが、今回の試合を見る限りでは、かなり実力差がある、何回やっても勝てないな、こりゃ。

第一セットだけでブロックが8本。これだけ止められたら試合にならない。中国は、センターとライトは１枚にしてもいいから、必ずレフトに2枚付く、そんなブロックをしてきた。レフト以外は１枚で十分、そう思われたわけで、おかげでライトの新鍋のクロススパイクの決定率は高かったけど、レフトは高いブロックに対応できなくて、とんでもなく決まらなかったですね。
中国はサーブも良かった。第2セットなんて、エースを5，6本とられていたのでは。
第3セットは、ミドルにやられた。エン・シンゲツ、片足ジャンプのブロードの打点が３ｍなんて、男子並み、信じられない高さ。
さらに世界のエース、シュ・テイが要所で決めてくる、24歳にしてあの存在感！！！

確かに中国は強い。でかくて、うまい。でも、メダルということばを口にする限りにおいては、何とかする方法を考えなければならない。
まだ、オランダ、セルビア、アメリカ、ブラジル、上位の大型チームとの対戦を残しての2勝3敗はいかにも厳しいけど、来年のオリンピックに向けて、何かをつかんでほしい。

頑張れ！日本！