初マラソンの思い出

いよいよ荒川まであと1週間ですね。私は、これが５回目の荒川になります。今日は、右のハムストリングにちょっと違和感があったので、練習は10kmジョグにしました。レース前に無理は禁物、ですよね。

01年の荒川が初マラソンでした。
当時の私は、月に70～80kmくらいしか走ってなくて、でもそれで走っている気になっていました。ハーフマラソンを何度か経験し、タイムも1時間50分くらいにはなっていました。
ハーフより長い距離を走ったことも無いくせに、根拠無く、「ハーフを２回やれば良いんだから、ちょっと抑えて走っても４時間は切れるだろうな。」とか思ってました。今思うと甘かった！大甘です。
予定通り、ハーフを約２時間で通過、しかし未知の距離に入ったその直後から、体が段々重くなってきました。25kmでふくらはぎが痛み出し、それでも、とにかく30kmまでは絶対に歩かない！と心に決めて、必死に走りました。
その反動で、30kmに到達した途端に気持ちが切れ、もう一歩も走りたくなくなりました。あとは、もう100m歩いては100mよたよた走るの繰り返し、結局ネットタイムで4時間39分かかってゴールしました。
初マラソン完走の感動などなにもなく、ただただ悔しいだけのゴールでした。
走っているときは、「こんな苦しい事二度とやるか！」と思っていましたが、翌日にはもう気持ちは「このまま終わってたまるか！」に変っていました。

後悔した割には、その後も練習量はなかなか増えず、似たような失敗レースを繰り返しましたが、現在の走友会に入ったのがきっかけで徐々に距離も伸び、昨年の渡良瀬遊水地でやっとサブフォーを達成、初めて嬉しい気持ちでフルマラソンのゴールをする事が出来ました。

さて、今年の荒川はどうなることやら。
いろいろあって、はっきり言って、練習不足、多くを望める状況ではありません。
でも、初マラソンの頃とはっきり違うのは、今は、走る友人が沢山いる事。とにかく、レースでは今出来るベストを尽くして、あとは皆と楽しく宴会、ですね。