ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

箱根駅伝(往路)観戦記

2020-01-02 18:44:35 | スポーツ
いやー、すごい駅伝でした。全部見るつもりはなかったのに、つい見てしまいました。

1区からハイペースで創価大学、国学院大学が1,2位。青山学院、東海大の優勝候補2校も好位置でタスキをつなぐ中、1区2年連続区間賞の東洋大の西山選手が下位に沈むまさかの展開。それだけ予想外のハイペースだったってことか。
2区も引き続きハイペース、その中で青学の1年生・岸本選手が他校のエース級の有力選手を振り切ってトップでタスキをつなぐびっくりの展開。でもさらに驚いたのが東洋大のエース相澤選手、あのモグス選手の区間記録を破る1時間5分台の快記録で1区西山のブレーキを帳消しにした。いや。この記録は日本人には絶対やぶられへん記録と思っていたので、、、
さらに、さらに驚いたのは3区の東京国際大学のヴィンセント、区間記録を2分短縮してみせた。
レースは4区で青学が逆転しトップで5区につなぐと、5区に区間記録男、浦野を擁する国学院を振り切り、みごと往路優勝。

いやいや、1位から4位までが往路新記録、1区以外の4区間が区間新記録という、すごいスピードレースでした。そんな中で区間記録こそ4区のみでしたが、2区で流れを作った青山学院が、それぞれの選手が実力を出しきり良いレースをしたということ。今期は、出雲、全日本と優勝を逃していたけど、全員が結果をだす、4連覇の頃の強い青学を見るようなレースでした。
新興の東京国際大学は、2区、3区の快走で奪ったトップを4、5区の選手が大崩れなく繋ぎ、往路3位と大健闘。対照的に2区の相澤、5区の浦野が区間賞を取りながら、ブレーキ選手がでて全く波に乗れなかった東洋大が11位と、このままではシード落ちする順位に沈んだ。

それにしても、大学生のレベル、すごいですね。上位の記録もさることながら、昔のようにふらふらになったり、棄権したりする選手もいない。

明日は、、、2位の国学院が青学と1分半ほどの差ですが、主力を往路につぎ込んでしまっているので、積極的に追うほどの力は残っていない。追うとすれば4位の東海大、5位の明治大あたりでしょうが、ちょっと差がつきすぎている。
青学も、昨年までほどには選手層は厚くありませんが、良い流れできているし、よほどのミスがない限り総合優勝は固いのではないでしょうか。

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