「秘密」最終回

「秘密」、原作は言うまでもなく東野圭吾さんの小説。
10年位前に広末涼子、小林薫、岸本加代子で映画化されて評判になったけど、今回は志田未来と佐々木蔵之助と石田ひかりでＴＶドラマ化です。


映画の方は、ヒロスエの演技が評価されていろんな賞を取ったけど、ドラマの方も、やや地味だけどなかなかでした。
死んだ妻の魂が娘に宿っちゃう話ですから、当然娘役の子は、姿は高校生でも中身は母親の演技をしなければならないわけですが、志田未来ちゃん、やっぱり上手いです。
彼女、随分と大人っぽくはなったけど、でも、残念なことに女優としては小さいですよね。背が。
公称149cmというと、元モー娘。の矢口くらいか？
まだ中学生役ができるんじゃないかな。
やっぱりねー、この作品、ある程度のエロさは必要と思うのですが、その点だけは当時19歳だったヒロスエの映画版の方が上かな。

橋本先生役の本仮屋ユイカさん、私の好きな女優さんです。

映画では、この役石田ゆり子さんがやってましたが、今回は妹の石田ひかりさんが妻の直子役、10年の時を感じます。

オチというか、真実は、小説でも結局はっきりとは種明かしされなかったので、想像するしかないのですが、「藻奈美は、藻奈美じゃなくて、最初っから最後までずっと直子だった。藻奈美は、藻奈美の姿をした直子が藻奈美の演技をしていた。」ということなんでしょうね。
そうじゃないと、「秘密」にならない。
そう思ってみると、改めて、すごい話だなって思います。