人面瘡

突然変なタイトル、変な写真ですみません。

映画「受難」で、ヒロインの岩佐真悠子さんが、アソコに人面瘡ができちゃう役をやるんですってね。
人面瘡、昔、楳図かずおの漫画とか、手塚治虫の「ブラックジャック」「どろろ」でも出てきたと思う。
人の身体に、顔みたいなできものができるやつで、基本的には妖怪なのかな。

実は、自分の、手術をする左足首の関節のＭＲＩ画像を見て、「げっ、人面瘡みたい」と思ったところでした。
形状としては、すごく醜いです。外からは見えないけど、俺って、こんなものを足に持ってたんだって。
来週の月曜日に手術で削除しちゃうんだけど、それが人面瘡と思うと、岩佐真悠子さんみたいに、話しかけたくなります。
「なんでそこにいるんだよ」「今まで何してくれちゃったわけ」と。

きっと、私の場合、人面瘡にも言い分があることでしょう。
「お前が足を酷使しすぎるからじゃねえか」とか、「これ以上はやばいから、俺が痛みで知らせてやってたんだよ」とか。
もうすぐお別れだけど、そう思うとちょっとだけ愛しいやつです。