NAHAマラソン完走記

結果から言いますと。。。4時間4分2秒、ネット4時間1分42秒、昨年１月の勝田以来、６レース振りに４時間切れませんでした。
フルマラソンでこんなに歩いたのも久しぶり、あらためて「フルって辛いものだったんだな。」と思いました。

ファンランとか、サブファイブのペースランナーとか言ってましたが、やっぱりちゃんと走ることにしました。
大田原のスタートラインにもつけず、来年の東京で再起を期す自分が、せっかくのフルを走る機会を、ここで無駄にしてはいけない、何とか次に繋がるレースをしようと思い直しました。
足の具合と練習不足から自己新を狙える状態でないことは明らか、シューズも勝負用ではなく、練習兼ウルトラ用しか持ってきてません。
サブフォー狙いで5km27分くらいのペースで行くことにしました。

出場者数2万3千人、すごい人です。それも圧倒的に地元の人が多いと言いますから、自然とレベルも分かろうものです。
スタートロスは2分20秒ほど、申告タイム順だったのですが、横入りしてくる人が多く、とにかく序盤は遅い人をかわしながら走ります。
結構邪魔だったけど、まあこの辺もNAHAマラソン流なのかなと思い直しました。
微妙なアップダウンが続く前半、15km過ぎからやや足が痛み始めましたが、それ程ひどくはなりません。
18kmくらいからの上りも、上りは割と得意なので気持ちよく上ります。
20kmを過ぎると一転下り、この辺は田園風景で広がりきれいです。
30kmを2時間45分、コースは街中に戻ってきました。
すごく暑くて、ペースはちょっと落ちてきましたが、まだ足は余裕があるし、サブフォーはまあ固いかなと思ってました。この辺までは。。。
32km、2時間56分、あと10kmです。ゴールが近づいてきました。「よしっ」と気合を入れます。

ところが、突然、本当に突然、34kmを過ぎたところでいきなりバッタリ足が止まりました。1kmのラップが6分を越え始めます。
それでも37km、あと4km地点まで粘りましたが、高架道路の影から日向にでたところでもう走れなくなりました。
そこからは歩いたり、ちょっと走ったり、もうサブフォーどころではなく、ゴールゲートが見えてもスパートも出来ず、いいように抜かれまくって、夢遊病者のようにゴール。
オリオンビールのブースで、ナマを２杯一気飲みした後は、しばらく動けずに、ボランティアの方に心配される始末でした。

とまあ、こんなレースだったのですが、今回のNAHAマラソンでうれしかったのは、初マラソンの7名を含む10人全員が完走したこと。完走率60%台のこのレースで全員完走は快挙と思います。
初マラソン組は、サブフォーが2人、4時間台が2人、5時間台が１人、6時間半の制限時間ギリギリに2人、みんな良い思い出をつくれたと思います。

最後に、沿道の応援、エイドは最高でした。
これは、クラブの恒例行事になりそうです。