娘と、映画「どろろ」を見に行ってきました。
原作はもちろん手塚治虫、少年サンデーに連載してたので読んでいましたが、すごく好きな作品でした。
原作は室町時代の末期という設定だったと思いますが、映画は、日本とは断定できず、時代設定も賢帝歴○○年と詳細不明、何か宮崎駿の世界みたいな設定。
アクションも、アクション監督が『少林サッカー』のチウ・シントンだけあってカンフーっぽい。
好きだった割には原作の最後がどうだったか良く覚えていないのですが、どろろの背中に財宝のありかを彫った刺青が浮き出てきたりとか、映画とは随分と違ってたような。
映画の方は、最後は「憎しみとは」「家族の絆とは」みたいな、ヒューマンドラマっぽい展開になってます。これはこれで悪くないけど。
アニメキャラを演じるのってすごく難しいと思うけど、どろろ役の柴崎コウさん、なかなか好演でした。
映画を見た後はラーメン専門店「ザボン」で昼食。
娘もラーメンが好きです。小学生の癖に、蒙古タンメン中本が好きという変わり者です。
なかなかおいしいラーメンでした。
娘ももうすぐ中学生、いつまで父と付き合ってくれるんでしょうかね。
原作はもちろん手塚治虫、少年サンデーに連載してたので読んでいましたが、すごく好きな作品でした。
原作は室町時代の末期という設定だったと思いますが、映画は、日本とは断定できず、時代設定も賢帝歴○○年と詳細不明、何か宮崎駿の世界みたいな設定。
アクションも、アクション監督が『少林サッカー』のチウ・シントンだけあってカンフーっぽい。
好きだった割には原作の最後がどうだったか良く覚えていないのですが、どろろの背中に財宝のありかを彫った刺青が浮き出てきたりとか、映画とは随分と違ってたような。
映画の方は、最後は「憎しみとは」「家族の絆とは」みたいな、ヒューマンドラマっぽい展開になってます。これはこれで悪くないけど。
アニメキャラを演じるのってすごく難しいと思うけど、どろろ役の柴崎コウさん、なかなか好演でした。
映画を見た後はラーメン専門店「ザボン」で昼食。
娘もラーメンが好きです。小学生の癖に、蒙古タンメン中本が好きという変わり者です。
なかなかおいしいラーメンでした。
娘ももうすぐ中学生、いつまで父と付き合ってくれるんでしょうかね。
私も父親と映画見に行ったのはいつまでかなあ・・・
でも、面白い本、感激した本の話はずいぶん長く続いてましたね。
また、遠距離で住んでたときは、文通してまして、これが結構よかったですね。
今でも大事にとってあります。
どろろは先日娘が見に行きましたが「あれを手塚作品として世界に配信するのは喜べない。」と複雑な顔をしてました。原作のイメージとかなり違うみたいですね。
家族サービスというよりも、私が娘に遊んでもらっているんだと思います。
娘は上の息子と8学年離れているので、我が家は子供がいる期間が長かった。でもそれもとうとう終わりです。
ちょっと寂しいですねー。
ジツは、原作全3巻を大人買いして一気に読みました。1968年の作品ですので、記憶がかなりおぼろげだったのですが、改めて秀作だと思いました。
原作は、時代設定が室町時代末期、すごく日本的な妖怪漫画です。
映画は、宮崎駿のような世界観にしようとしたのでしょうが、「ラストサムライ」になっちゃいましたね。
それともアジアに輸出することを考えて、わざとこうしたのでしょうか。
原作のテーマは、異端者、差別と思います。
実の父のために身体を妖怪に取られ、全身48箇所が欠けたかたわ者の百鬼丸と、夜盗の親玉の父を仲間の裏切りによって殺された浮浪児のどろろ。
どろろが泥棒になったのは、自ら嫌われ者を演じなければ自分が惨めすぎるから。
二人は、妖怪を倒し村人を助けても、気味悪がられて仲間にはしてもらえず、石を投げられて追われます。
そんなどろろにやっと仲間と居場所が出来た時、相変わらずかたわ者の百鬼丸はひとりで妖怪退治に旅立ち、行方知れずになります。
映画とは正反対の結末。(あまり書くとネタばれになっちゃうか。)
日本人にしかわからない虚無感。
原作のまま映画にしちゃったら、海外では全く受けないでしょうね。
それ以前に、ウルトラセブンの12話みたいにどこぞの団体から抗議が来て、上映自体が出来ないかも。
映画は映画で悪くないですよ。私はこっちの話も好きです。
でしょ!
あの終わり方はないよね。
ぱんくろうさんはあれでいいって言うんだよ。
今度叱ってやってください。