「マジすか学園２」最終回

「マジすか学園２」、AKB48総出演と言っても、主力の大島優子、サド（篠田麻里子）、ブラック（柏木由紀）、トリゴヤ（小島陽菜）、シブヤ（板野友美）、ゲキカラ（松井玲奈）、チョーコク（秋本才加）は1期で馬路須加女学園（マジ女）を卒業、大島優子、高橋みなみに至っては死んじゃってるし、このドラマに2期があるとは、制作側も予想できなかったんでしょうね。
卒業、就職したはずのシブヤ（板野）が、ライバルのヤンキー校、矢場久根（ヤバクネ）女子商業高校に再入学、アタマとなってマジ女に抗争を仕掛けてくるという、これまた１期に勝るとも劣らぬ適当なストーリー。
マジ女側も、ゲキカラは「留年した」とのことで再登場、卒業式にいたような気がしましたが、、、、

マジ女最強女子・前田敦子は、下級生のセンター（松井樹里菜）の挑戦も相手にせず、ほとんど学校にも来ないで町のチンピラを叩きのめして歩いている。
そんな時にシブヤ率いるヤバ女のマジ女狩りが始まるわけですが、主力が卒業、学内もまとまらず、頼みの前田も不在のマジ女は次第に窮地に立たされていきます。
四天王が単独でヤバ女に殴りこみをかけるも、数に勝るヤバ女に返り討ちにされたり、ゲキカラに至っては刺されて入院してしまったり、、、

前田敦子は学校に来ていないと言う設定なので出演機会が少ない。
数だけはたくさん出ているけど、板野以外で目立つレギュラー出演者と言えば、ネズミ（渡辺麻友）、尺（峯岸みなみ）、学ラン（宮澤佐江）、ゲキカラ（松井玲奈）、センター（松井樹里菜）、おたべ（横山由依）くらい？
まゆゆや松井樹里菜のファンであれば大満足の展開なのでしょうが、なんとなくAKB48一軍半のドラマかな、人気出ちゃったから仕方ないかなと思って見てました。

でも、最終回だけは、スカッと全員総出演でした。
マジ女とヤバ女の全面戦争、数に勝るヤバ女に押されるマジ女、そこへOGが乱入。
病死した前部長、大島優子が実は三つ子だったと言う設定、「それでもマジ女か！」とカツを入れると皆が元気を取り戻す。
でも、三つ子だったなら、このふたりはマジ女のOGじゃないじゃん。
サド、ブラック、トリゴヤ、チョーコクも加勢、ここでほぼ形勢逆転。

高橋みなみは1期と何の脈絡もなく刑事役、チンピラを病院送りにした前田を逮捕すべく、この大乱闘を止めずに前田を待ち伏せ。
来れば逮捕されると分かっているこの場に、しかもあらかた勝負がついた後で、前田敦子が現れる。それを見てシブヤは涙を流し、前田はおとなしく逮捕されてパトカーに乗せられる。
いやー、これを大団円と言っていいのでしょうか。
私には、なぜシブヤ（板野友美）があれほど望んでいた前田敦子とのタイマンをせずに負けを認めてしまったのか、さっぱりわかりません。

そんなこんなで相変わらず突っ込みどころ満載でしたが、でもまあ、最初っからストーリーなんぞは気にしてなかったので、いいんですけどね。
大体、番組の冒頭に「このドラマは学芸会の延長です。」ってテロップが流れていたし。

ちゃんとサドさんが登場してくれたし、自分的にはここで話が終わってもいいくらい、満足の最終回でした。