ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

ノエイン-もうひとりの君へ-

2006-11-07 23:08:57 | 漫画・アニメ
オタクネタです。

ノエイン-もうひとりの君へ-、全24話、DVDで見ました。
キャッチコピーは「僕の大切な人を奪いに来たのは、僕だった。」

15年後の世界、そこでは高度な科学力で人類の世界を保とうとする“ラクリマ時空界”と、全時空の消滅を図る“シャングリラ時空界”の激しい戦いが繰り広げられていた。
圧倒的な力を誇るシャングリラの攻撃にラクリマが耐えきれなくなるのは時間の問題だった。
シャングリラの侵攻を止める“鍵”=「龍のトルク」の存在を探りあてたラクリマ司令部は、それを捕獲すべく15年前の世界にカラスたち竜騎兵を送り込むのだった。
「龍のトルク」の正体は函館に住む小六のハルカという少女、そしてその幼馴染の男の子、ユウこそ、15年前のカラスその人だった。

アニメなのに、ストーリー上いきなし量子力学の難解な話になります。
要するに、「人間は量子力学的不確定の中から、希望する結果を選び出す能力を持っている、たくさんある未来の中から、自分の未来を選べるんだ。」というようなことになるのでしょうか。
って、そんな面倒くさい理屈もありながら、十分楽しめました。

ユウという男の子の成長物語なんだ、と思ってしまえばよい。
15年後の悪いユウである「ノエイン」を、強くなった今のユウと15年後の良いユウ「カラス」が力を合わせてやっつけるんだ、って、そこまで詳細を無視して単純化すると、デフォなファンにはしばかれますか。

映像の美しさ、特に第1話のオープニングは圧巻!
脇役のキャラも立ってる。
特にアトリ最高!


エヴァに匹敵しますよ。
こんなレベルの高い作品が、なぜ深夜枠なの?

ヒロインの上乃木ハルカ役の工藤晴香さん、89年生まれ、ということはまだ17歳!

セブンティーンのモデルという異色の出身ながら、この「ノエイン」のハルカ、「はちみつとクローバー」のはぐみ、「DEATH NOTE」のキラの妹・夜神粧裕と話題作総なめ。
声優というジャンルに捕らわれず、大ブレイクの可能性のありです!
個人的には、「ハチクロ」のはぐみは、映画も工藤晴香にやってもらいたかった。蒼井優さんも素敵だけど(「フラガール」、泣きました。)、小さくて天然のはぐは、やっぱり工藤晴香です。
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