ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

世界バレー、火の鳥NIPPON終戦

2014-10-06 00:05:38 | スポーツ
世界バレーの二次予選敗退、非常に残念なのですが、銅メダルだったロンドン五輪と比べてパフォーマンスが落ちたというわけではない。
客観的見て、あの時も、今も、日本は実力的には世界のベスト8くらいなのだと思います。

オリンピックは大陸別に出場枠があって、今回日本が負けたアゼルバイジャン、クロアチアは出場してなかったわけだし、オリンピックで勝ったドミニカには今回も勝ったわけだし。
オリンピックは各組4チーム、全部で8チームでの決勝トーナメント、その準々決勝で中国に3-2で薄氷の勝利、銅メダルの道を開いた。今回の2-3での敗戦とは紙一重の差。
オリンピックのチームは完成形、むしろ今回のチームの方に伸びしろを感じます。
眞鍋監督には、ブレずにこのままやってもらえればと思います。

日本にとっての脅威は、やはり各国の絶対エースの存在でしょう。
アゼルバイジャンのラヒモア、ものすごかったです。正に大砲。
他にも、予選の1次、2次ラウンドで対戦したチームだけでも、ドミニカのデラクルス、中国のシュ・テイ、ベルギーのファンヘッケ、苦しい時もこの人にボールをあずければ理屈抜きに何とかしてくれる、そう思える絶対エースがいました。

最高到達点で320cm以上、ネットの上に1m手が出る。バスケットボールのリングを軽く掴んでしまう、そういう高さをもったスパイカーの存在。
次世代を担う若い選手の中にも、ドミニカのマルティネス、イタリアのディウフ、キューバのバルガス、ケタ外れの身体と可能性を持った選手がいました。
中国のシュ・テイもまだ19歳、東京オリンピックまで、全日本とは長い付き合いになりそうです。
日本と対戦していないチームは見ていませんが、きっとまだいるんでしょうね、世界には、すごいのが。

日本にはそういう選手はいない。一切いない。
データを集め、試合毎、セット毎にメンバーを変え、フォーメーションを変え、絶対エースのいるチームに対応しているわけですが、いかにも苦しい。
でも、これも宿命なのかな。
ハイブリッド6の可能性を感じさせながらも、現状を再認識させられた、苦い世界バレーでありました。
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