朝から、ドンドコ太鼓の音がしていたが、秋のお祭りがはじまったようだ。
山車の上では、小学生の子ども達だけで、笛と太鼓を演奏している。
笛は、全員女の子。太鼓は、全て男の子。
女の子達の笛は、どことなくやる気のなさそうな感じが、とても秋のお祭りにマッチしていて
おかしかった。
東京に居た時に良く聞いた祭囃子の笛は、同じ土地でも、吹く人によって即興で小技を
イロイロ使ったりしていたが、御宿の子ども達の笛は、数人でユニゾンで演奏していた。
アドリブはなし。
太鼓もそうだったが、漁師町なのに、非常にゆったりとした、どちらかと言えばもの悲しい
カンジの曲調である。
とても、好きなタイプの演奏であった。